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マジック:ザ・ギャザリング『ドクター・フー』コラボ事前知識⑫


はじめに

早いものでMTGドクター・フーコラボの発売から1週間が経ってしまいましたね。
どうも、鶏団子鍋と申します。

もう統率者デッキ組み終わったぜという皆さんも、まだまだデッキが固まっていない皆さんも、引き続きお付き合いください。

今回もMTGドクター・フーコラボのカードデザインについて魅力をお伝えして参ります!

前回と同じくエピソードに沿ってご紹介していきますね!

シーズン3第8話「ヒューマン・ネイチャー」第9話「ファミリー・オブ・ブラッド」

あるエイリアンに追われた10代目ドクターとマーサ、どうにも逃げ切れないため奇策に出ます。
それはタイムロードであるドクターが人間になって人間に紛れる作戦!
代償は記憶喪失と、細胞入れ替えの時にちょっと痛い(絶対つらそう)です。

【ファミリーの擬態(Hunted by The Family)】

擬態型か…ッ?

まずはこちら、「ファミリーの擬態」です。
このエピソードで登場した絶滅寸前のエイリアンである彼らは人に紛れてドクターからタイムロードの技術を奪おうとしています。

ドクターは彼らから逃げるため、一時的に体を人間の細胞に入れ替えてファミリーと同じく人に紛れることにしました。
そこで記憶まで一旦失うことになり、彼はジョン・スミスと名乗ります。

カードの効果は
「クリーチャー最大4体を対象とする。それのコントローラーは以下から選ぶ。
①対象のクリーチャーは1/1人間になる。
②対象のクリーチャーのコピーを出させる。」

①はドクターが人間に紛れないと逃げられなかった作中表現ですね、素晴らしい!
②はファミリーが周囲の人間に化けてドクターを狙う様子をよく描けていると思います。
これもエピソードを見るとなるほどね!ってなるカード。

ドクターは最終的に人間からタイムロードに戻る為、人間だったときのジョン・スミスを捨てなくてはいけませんでした。

「なんて酷い男だ、ジョンに死ねと!?」
ジョンの悲痛な想い。

ドクターの記憶は懐中時計に収められています。
記憶を取り戻すシーンは再録カードで登場!
「時計回し」です。

イラスト最高か

この懐中時計、作中で似たようなものを所持している人がシーズン3にもう一人います。

ヤナ教授という未来の天才科学者です。
こちらはカード化は無く、「思考の器」のフレーバーテキストにだけ登場しています。

???「You Are Not Alone.(君はひとりじゃない)」

あら?
聞き覚えのあるフレーバーテキストですね?
いったい誰が言ってたんだっけ…
気になった方は事前知識①をご覧ください。

これらの伏線がどう回収されるのか、コンパニオンのマーサは何故世界を巡礼したのか。

シーズン3を見届けるのはあなたです

シーズン3クリスマススペシャル「呪われた旅路」

シーズン3のクリスマススペシャルからは2枚のカードが登場!
単発回かつ見やすい回だと思うのでお時間のある際にはぜひご覧下さい。

【タイタニック号(RMS Titanic)】

タイタニックってことは・・・

船らしく搭乗3を持つタイタニック!
こんなデカい船を搭乗3で乗れるわけないだろって?

乗れちゃうんだなこれが
しかも作中通り10代目ドクターのパワーと同じ。

宇宙のタイタニック号に(呼ばれてないけど)乗り込んだドクター、そこは豪華客船でセレブが集って地球をツアー中でした。

赤いドリアンみたいなエイリアンや、ミリ知ら地球の知識を披露する人間たちが乗船しているなか、事態は急展開を迎えます。

流星群に船が襲われ、タイタニックは地球に墜落しそうになります。(ほら見たことか!)
なんだかんだ乗員全員の活躍もあり、タイタニックは落ちずに宇宙へと帰ります。
生存者はそれぞれの宝物を手に入れ、難を逃れたのでした。

堕ちないで(タフネス1を守って)タイタニックが生存すれば宝物を得られるフレーバーは素晴らしいですね。
チャンプブロックされようものならダメージだけで何も得られません。
作中とは違った結末を迎えるでしょう。

そんな乗員の中で一人だけ、カード化されました!

【アストリッド・ペス(Astrid Peth)】

コンパニオンではない。

カイリー・ミノーグ演じる、「アストリッド・ペス」です!
給仕係として登場する彼女は、戦場に出るか攻撃するたびに食物トークンを生成してくれます。(やさしい)

アストリッドは地球ではない惑星で生まれた女性で、宇宙を旅するのが夢でした。
見たことのない地球へ降り立つことになる彼女。
怖がるアストリッドにドクターは言います。
Brand-new Sky!(冒険だ!)」 カードの日本語訳では「まっさらな空」と訳されていますね。

彼女がなぜコンパニオンではないのか、ぜひともこのエピソードをご覧ください。

おっと!ここが初登場となる準レギュラーキャラクターが1人居ました!
次項でご紹介しましょう。

シーズン4第1話「ドナとドクター」

【ウィルフレッド・モット(Wilfred Mott)】

彼はドナ・ノーブルのおじいちゃんです。

バーナード・クリビンス演じる「ウィルフレッド・モット」です!
彼は夜な夜な望遠鏡で星を見るのが趣味でした。

カード能力は
「アップキープの開始時に時間カウンターを1個置き、ライブラリートップからX枚のカードを見る。Xはこれの上にある時間カウンターに等しい。見た中からマナ総量3以下の土地でないパーマネントを戦場に出してよい。」

何度も何度も星をみた彼は、望遠鏡を覗いてついに宇宙人を見つけることになります!
それはターディスに乗った10代目ドクター…と孫のドナ!

ウィルフレッドのフレーバーを良く再現した良い能力だと思います!

おっと、このエピソードでは外せない敵サイドのカードをご紹介して参りましょう。

【アディポーズの子(Adipose Offspring)】

他種族の脂肪から生まれるエイリアン

アディポーズの子はダイエット番組で紹介された薬を飲んだ人物の脂肪から生まれるエイリアンです。(かわいい)
ちなみにドクターの活躍が無ければ人間が次々エイリアンになってしまう、というヤバい事態になっていた回でもあります。

「現出」をこれで表現するとはやりますねウィザーズ!

これが出た時、現出していれば現出元のクリーチャータフネスを参照してアディポーズの子が沢山出てきます。
太っている人ほど、アディポーズの子を沢山産みだすことができます。

キャリクスで現出すれば2/2が18体!?

この騒動をきっかけに、10代目ドクターとドナは共に旅をすることになります。

シーズン4第2話「ポンペイ最後の日」

ドナと一緒に古代ローマ、ポンペイにきたドクター!
今は平和な古代ローマだが、そこは「ヴェスヴィオ噴火」の直前だった。

滅びの預言を聴いていた怪しげな集団にストーキングされるドクターでしたが、そんな預言者がカード化されています!

【神秘的な預言者(Sibylline Soothsayer)】

目を瞑り、心の目で預言を見る彼女たち

災厄を予知していた彼女たち、カード効果もまさに預言者といったところ!

「戦場に出た時、ライブラリーの上からマナコスト3以上のカードが捲れるまで公開する、それを時間カウンターが3個置かれた状態で待機させる。」

小さい預言ではなく、マナコスト3以上というのが素晴らしいですね。
統率者戦では、ぜひとも巨大な預言をしてほしいものです。

作中通り燎原の火だったりね…

このエピソードで外せない人物が一人

ピーター・カパルディの初登場です!

後の12代目ドクターとなる、ピーター・カパルディが初登場したのがこの「ポンペイ最後の日」!

ポンペイは次元カードにもなっているので、海外ファン界隈でも相当印象的なエピソードなのでしょう。

プレーンシフトの敷居が高いという点に目を瞑ればよぉ~~~!

大事件の真っ只中に居るドクターとドナ、後の12代目ドクターの顔となるピーター演じるカエキリアスは一体どうなってしまうんだ…!

続きは配信サイトで!

一旦ここまで!

ちょっと更新が遅れちゃいましたが今回はここまで!
シーズン3のエピソードは「まばたき」だったり既に紹介したものもあったため、今回の紹介は少なかったですね。

少しでもお楽しみ頂けたら良かったです。
それではまた今度。

※本記事は以下より画像引用しています。
「ウィザーズ・オブ・ザ・コースト」
https://mtg-jp.com/ カードイメージギャラリー
「BBC:TV DOCTOR WHO」
https://www.doctorwho.tv/ 配信ドラマより

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