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着床前診断 - 結果#1
三度目の正直(採卵)でやっと凍結に至ったものの、その数二個。
そして胚盤胞グレードはいずれも“poor”と分類されるもの。(poorって!ひどい!けどなんだか笑ってしまい、夫とは「うちのプアちゃん」と呼んでいます)
いろいろと読みあさってみたところ、グレードと着床前診断(以下PGT-A)結果には相関性があるとの見方は一貫しているよう。
ある論文では、グレードが最高ランクの“excellent”の場合、PGT-Aで正常となる確率は52.7%だったのに対し、“poor”では17.1%だったとあった。
17.1%!
いや、“excellent”でもほぼ二分の一の確率だということを考慮すれば無理もないけれども…
では逆に、PGT-Aで正常とされた胚の着床率・妊娠継続率は、グレードに左右されるのか?
これについては、「グレードの影響を受ける」としているものもあれば、「同等」としているものも。
ちなみに、「影響を受ける」しているものでは84.2%〜35.8%の開きがあり、「同等」としているものではどちらも約50%という結果が載っていた。うーん。
こればっかりは「このときの研究においての結果」であって、細かい条件設定など違うかもしれないし、一貫性を求めるのは難しいのかな。
いずれにせよ17.1%の狭き門を突破しないことには…
ー 待つこと三週間 ー
なんと二つともA(最適)だったとの連絡が!!!!!
PGT-Aの結果は
A:最適
B:準適
C:不適
D:判定不能
の四段階で知らされ、A・Bのみ移植へ進むことができるのだけど、ここにきてまさかのいちばん!
夫と、「まさかそんなことある?」「ほんとにうちの子?」「あとから本気だすタイプ?」とさんざんに言い合いましたが、すごく驚いたし、すっごく嬉しい。
採卵三度目にして、やっと移植が見えてきた。
そして先日の診察時に、胚盤胞グレードとPGT-A結果を総合した着床・妊娠継続率について尋ねてみると、「うちではPGT-Aが通ったものは9割大丈夫ですけどね」との回答。
え、は?9割?
いやいやお嬢さん…(失礼。でも隣にベテランのお目付役がついたトレーニー風の若い女性医師だった)
あたしゃそんな突飛な数字は信じないよ。
だけど、気持ちが明るくなったぜ、ありがとよ。
とりあえず、すでに卵胞刺激を開始しているので、今周期は採卵。
移植は早くて来周期ということに。
どれを移植するかについては、今回の採卵(〜PGT-A)結果を待ってからでもいいけれど、その場合来周期には間に合わないだろうとのことで考え中。
…考え中なんて偉そうにいったって、どんな卵が採れるか、どれだけ凍結に至るか、検査に通るか、まったくわからないんだけどもね。
子宮内膜薄めと言われているから、移植できる状態に持っていくのにも手こずるかもしれないし。
関門多すぎ問題ですほんと。
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