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五度目の体外受精#2 受精結果

昨日、五度目の、そして最後となる予定の採卵をしてきました。

五度目
 内服: クロミッド /D3より12日間
 注射: ゴナールF皮下注150 /D8,10,12,14
 点鼻: スプレキュア /D15
 坐薬: ボルタレンサポ /D16昼・夕・深夜、D17(採卵日)朝
 採卵: D17
 → 成熟卵5、未成熟卵MI期1(卵胞10、空胞4)

今回は卵胞の成長がいつにも増して遅く、これまでのスケジュールと比べると二日延ばしての採卵となり、その分クロミッドの内服期間と注射の回数が増えた。

そのおかげもあってか、採卵数は過去最多。
どうも空胞が混じりがちなのは悔しいけれど、よくがんばったと思う。

そして、今回初めてふりかけ受精をお願いした。

PGT-Aの臨床研究においては基本的に顕微授精と説明を受けていたし、従ってやってきたけれど、どうしても顕微授精ならではのリスクがずっと気にかかっていて。

培養士さんからは改めて「検査の精度が落ちる可能性がある」などの丁寧な説明を頂いたけれど、

◆顕微授精だと、見た目ではわからない不良精子を選んでしまう可能性があるというのが引っかかっていること

◆転院前のクリニックでPGT-A(臨床研究ではない)を提案された時はふりかけも可能と言われていたこと

◆これが最後の採卵のつもりでいること

などをお話し、最終的には「今回は数もあるし、半々なら」と承諾して頂けた。

なお、ふりかけ受精をする場合は顕微授精よりも精子の評価がシビア。
ふりかけをするのは、あくまでそこをクリアできたら。
クリアしてふりかけをしても、受精しなそうだったらレスキュー顕微。
未成熟卵子については成熟しても顕微授精。

以上を相談決定の上、クリニックを後にしました。

受精結果

卵1: 成熟卵 →  レスキュー → 正常受精
卵2: 成熟卵 →  ふりかけ →  受精なし
卵3: 成熟卵 → レスキュー → 正常受精
卵4: 成熟卵 → 顕微 → 正常受精
卵5: 成熟卵 → 顕微 → 正常受精
卵6: 未成熟卵 → 成熟 → 顕微 → 正常受精

5個が受精してくれた!
未成熟卵が採れたのは初めてのことで、あまり期待しない方がいいんだろうなと思っていたけれど、ちゃんと成熟・受精してくれて嬉しい。

精子の方も、ふりかけを試みる基準はクリアしていたようで偉かった。
結局レスキューされてるけど、それはそれで私たち(というか夫?)らしいかな。
(『ドアは開けておいてもらわないと。自分で開ける?無理むり!』という声が聞こえてくるようで笑ってしまった)

培養士さん、無理を言ってすみませんでした。
でもおかげで納得して先に進めます。

…さてここからいくつ凍結できるかな。
これまでの実績に当てはめると2個?
3個できたらすごーく嬉しい。
がんばれー!!!

局所麻酔

はじめてのことでドキドキだったけれど、私の場合、麻酔の注射はまったく傷みがなく、穿刺痛はいつもより少しマシ?かも?ぐらいでちゃんと痛く、吸い取る時の痛みは変化を感じなかった(痛い)。

総合すると、卵胞数が多かっただけに今までで一番痛い採卵となった。

ちなみに、毎回採卵が終わったことを別フロアにいる夫にLINEで知らせているのだけど、今回はこの画像をスタンプ代わりにして送っている。

こう書くと局所麻酔をする意味がないように聞こえるけれど、私はやって良かったと思っている。
やってなかったらもっと痛かったのかもしれないし、麻酔自体に苦痛がなかったのでデメリット無しという感想。

そしてなんといっても追加費用が驚きの340円!
これ薬剤料だけだと思う。
明細を見ても、手技量や管理料といった項目はなし。

転院前のクリニックは確か7,000円とか言ってたような…
すごい世界ですほんと。

OHSS?

採卵後の診察で、「今回はたくさん採れたので考慮しなければならない」と言われました。
いつもなら採卵日の夜から飲むピルも、血栓症の危険があるのでいったん無し。
同じ理由で水をたくさん飲むようにとの指導を受け、二日後に受診して状態を確認することに。

腹痛や出血など心配していたけれど、今のところこれまでの採卵後となんら変わりなく過ごせている。
発症するとちょっと大変そうなので、明日の診察で問題なしと確認できたらいいな。

風邪

前回の記事で、夫が風邪をひいたことを恨みがましく書き殴りましたが、まんまと菌が引っ越してきました。のど痛い。
鼻もつまるし、ボーッとするなと思ったら微熱だし。(高温期なので誤差の範囲だけど)

しかしまあ採卵まで持ち堪えて偉かった。
終わって気が緩んだのもあるのかな。

明日はまたクリニックに行かなきゃだから、今日いっぱいの付き合いだぞ。

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