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五度目の体外受精#1 採卵前日

少し間があきました。

先月初旬に採卵・凍結した胚盤胞のPGT-A結果はまだ出ていません。
前回は三週間で出たので期待していたのですが、やはりあれはたまたまだったよう。

次の周期を移植にするか採卵にするか悩んでいましたが、タイトルの通りもう一度採卵することにしました。
卵巣刺激中に結果が出て正常だったら採卵中止にしてもいいかも、とも考えていましたが、音沙汰ないまま明日採卵日を迎えます。

そしてこの大事なタイミングで、夫の野郎が風邪を引きました。

このところ仕事が大変そうで休日返上で働いたりしていたので、ありがとうお疲れ様の気持ちはもちろんある。

あるのだけど、

体調管理くらいきっちりやれや。
夜寝ていて寒かったと朝になって言ってくるんじゃなくその場で対処しろや。
だいたいなんだ、そのクレーム口調は。

仕事に差し支えるレベルの体調不良とのことで、すぐに病院へ行って抗生剤を含む風邪薬をもらって…
普段なら褒めてやるところですが、このタイミング。

薬の精子への影響についてインターネットで調べると、「影響がないことがほとんどで、あったとしてもその精子は受精能力がなくなるだけだから問題なし」という見方が主流。

問題なしって…
自然妊娠ならそうかもしれないけど、こちとら体外受精。しかも顕微。
ただでさえ受精能力がない精子を選んでしまう危険を孕んでいるのに、その可能性が上がるってどうなのよ。

しかも、薬云々の前に体調不良自体が影響する可能性があると。

こっちはこの日のために服薬、サプリメント、運動、鍼灸、禁酒、度重なる通院、注射で準備をしているというのになにしてくれてるん。
体調管理なんて基本のキでしょうが。
それに私がもらっちゃったらどうするの、それこそこっちは薬なんて飲めないというのに!

なのに、当の本人は申し訳なさそうにするどころか、「気遣い給え、我病人也」という態度。

なんで?????

不妊治療を開始してからずっと、当たり前に体調不良を抱えている私への気遣いはないのに?

私のと違って、あなたのはあなたの落ち度でもあるといえるのに?

足を引っ張られたという怒りを抱えながらも、世話を焼かなくてはいけない苛立ち。
そしてNo靴下でテレビかゲームという、私の常識ではおおよそ真面目に治す気があるとは思えない過ごし方。

ホルモンのせいでイライラしているのもあるだろうと口に出すのは堪えてるものの、呪詛が止まりません。

…ああ、採卵のお話でした。

今回は一段と卵胞の成長が遅く、クロミッド内服は12日間、ゴナールF注射は4回打ちました。

結果、昨日の診察時点で採れそうな卵胞は7個。
他にも小さいものがいくつかあるので、当日までに育っていればもう少し増えるかもとのお見立て。

数が多いのは嬉しいけれど、痛みにびびってついに局所麻酔をお願いしました。(本当は静脈麻酔がいいけれど、自然派のこのクリニックは不対応。局所麻酔をする人すら稀らしい)

体験談を読むと、局所麻酔の注射自体が痛いとか、やっても結局痛みはあるとか、あまり良い声を聞かないけれど、料金はプラス500円ほどらしいので気やすめの悪あがきです。

あーあ、今夜は最後の坐薬が24:00の指示だから夜更かしだ。
早寝習慣の私には毎回これが地味につらい。

明日のクリニックはあの人どうするのかしら。

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