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画像生成AI、お絵描き練習に便利説提唱したい

前回の記事であんまりにもあんまりな結論を出してしまったので、試しに今回AIを使わずに絵を描いてみることにしました。
結果として、メンタルが死にました。私、かなりAIに下駄を履かされていたんだね……。
とにかく正解の線がわからなくて苦しい。ぜーはー言いながらAIを使った作画補助時の3、4倍くらいかけて描いた絵がこちら。
調子にのって無駄に高解像度にしてしまったのでファイルが重くてかないませんでした。

ハープはクリスタの素材、服の模様はAIを使用。

課題点としては
・表情とポーズが固い
・顔がうまく描きこめていない
・というか全体的に描きこみ不足
なのですが、ここでちょっと前の私の絵を見てみましょう

D&Dの持ちキャラです

成長しか感じねぇ!!!!!!
やったことと言えば、ひたすらAIに線画を描かせてトレスして、頭をぐりぐりひねりながら塗っただけなのですがそれを10回以上繰り返したら流石に成長しました。

成長の軌跡は以下のツイートのツリーからhttps://twitter.com/tori29umai/status/1649609046830481410

https://twitter.com/tori29umai/status/1649618292175409152

https://twitter.com/tori29umai/status/1649622139358830594

https://twitter.com/tori29umai/status/1649622828550082565

というわけでこんな風にAI使うと楽しいかもよ、な提案でしたー。

【追記】思いのほかバズってビビったので考えをつらつらと

『画像生成AIは面白いぞ!!』っていう所から始まったのでなんとか技術の力で楽をしよう楽をしようと試行錯誤したんですが、『やっぱり基礎だな』を一億回繰り返して気づきました。やっぱり基礎です。
現行AIは少なくとも私が最初に夢見た魔法の道具じゃないです。
一か月位久々にお絵描きと向き合って分かったことは自分は『描く力が足りない』のではなく圧倒的に『見る力』が足りないことです。

見る力というのはいわゆる、『絵のおかしいところに気付く力』です。
今後画像生成Aiが発展し、一切手を動かさずとも絵が描けるようになっても、出力した画像の良し悪しを判断するのは人間なので、我々人間は見る力を養い続ける必要があるのです。
そしてなんの訓練もしてない人間の『見る力』がいきなり上がるわけでもないので、結局人間は『見る力』を鍛える為に手を動かすような気がします。
いきなり『見える人』もいるかもだけど凡人は手を動かして体にしみこませた方が早い、と思われます(ここらへんニュータイプが生まれるかもしれませんが)。
結局、デッサンとかクロッキーとかは先人達が発明してきた『見る力』を鍛えるいわば洗練された上達法なのだと思います。
大昔から研究されてきた手法、そりゃ意味があります。モチベが続くかは置いといて(私は続かなかった!!!
見る力を鍛えるアプローチ手段として理にかなってるんですよ。デッサンとクロッキー。私はやりたくないですが!!!(心が辛くなるので

手を使って描くことは手も鍛えられるけど同時に目を鍛える手段なんですよね。
この一ヶ月、数十時間ひたすら線画トレスしたので思ったのですが。
見るだけじゃみれないので模写やトレスしてようやくギリギリちょっとだけ見れる、みたいなやつ。それでも不十分なんですが(模写やトレスが下手なので

私のやり方は正直『正統派にデッサンが続けられなかった人向け』の邪道なので、デッサンできるならデッサンした方が絶対身につくと思います。
こんな飛び道具に頼らずとも真面目にやった方が絶対身につきます。
あと多分、指導者がいないと絶対に変な手癖が付く。

AI使った練習法、真面目にデッサンができない人向けの脱法回り道練習法だと思います。効率はおそらく悪い。メリットはモチベが続くこと(これか私にはめちゃくちゃ大きい

『モチベが続く』の一点が強いと思うので、正攻法続けられなかったときに試してみる一手、位だしある程度突き詰めたら多分デッサンに返ってくると思います。
というか一番いいのはデッサンや解剖学と平行して試すことだと思われます。私は試してないですが誰かやってほしい。

という元も子もない総論でした。正直バズってビビり散らしたぜ・・・


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