タイトル通りです。関係ありそうな記事はこちら↓
結論から言います。執筆補助用途だと2024/08/17時点だと
claude.ai>>>>(超えられない壁)>>>>Grok>chatCPT>>>RTX3090で快適に動くローカルLLMモデル(Mistral-Nemo-Instruct-2407-Q8_0.gguf)
って感じです。claude.aiがダントツに性能がずば抜けている。ではさっそく、私のLLMの小説執筆活用法を紹介したいと思います
プロット作成補助
①ひとまず妄想の原型をメモ帳に吐き出して、claude.aiにプロットにまとめ直させ、膨らませる。
↓AIによるプロット作成
↓テーマがボヤけたり、つまんなくなるので手動修正
とにかく『少年二人の友情』に焦点を当てて、それ以外の要素は削るようにしました。
私は創作物に出てくる『体育教師のゴリ沢』概念が好きなので、もっと活躍させたかったのですが、それだと本筋がぶれるので泣く泣くカットしました。
本文執筆補助
自分の場合はまず、プロットをメモ調に張り付けて、流れに従って会話劇を作ります。
会話劇の次に、登場人物の感情の補完を書いて、次に情景を描写。
カスみたいな原文が出来上がるので、それを400~1000文字単位でclaude.aiにぶちこみ、推敲させます。
例:
↓AIによる推敲
↓上記をイメージにそぐわない所を削ったり、要素を加えたりして、手動修正(AIのより下手になっている自覚はあるんだけど脳内イメージと違うんだもん!)
これを全プロット分無限にやります。カタカタ&ガチャガチャと。
ひたすらくそ雑な原文を書いてはAIにぶち込んで、気に入らない所は手動で直し、音読しては以下略の無限ループを重ねます。
そんな感じで書きあがった小説たちが以下。上に行くほど新しいです。
上記のAI利用法は、ローカルLLMでもできるので、匣の底、カサネの檻まではローカルLLM(Mistral-Nemo-Instruct-2407-Q8_0.gguf)を使った執筆補助でしたが、蛍夜奇譚以降はclaude.aiを利用しました。
【追記】
鬼一夜物語、愛を育む二人の修行~花の妖精リアと治癒師オークの恋物語~は以下の自作フリーソフトで執筆しました。
https://note.com/tori29umai/n/na903f87cfd67?from=notice
↑new
↓old
(※なお『カサネの檻』と『蛍夜奇譚』はフォロワー達に第一稿を読んでもらった所、あまりにも読みにくいという評判だったのでケロリビドー様(@keroribido)に有償校正依頼をして、諸々修正しました。ありがとうございます!)
また、『4手のための幽奏幻想曲』は、#第七回こむら川小説大賞の為に一日で書き上げたものになります。(締め切りギリギリ駆け込み、非常に申し訳ございませんでした…)
AIによる執筆補助のメリット
短時間でとりあえず形にできる!これに尽きる。
私は今まで小説を書いても、描写がかっこ悪いな、なんか文字数すくないし、もういいか・・・という感じで投げだしてばかりで、未完の小説だらけだったのですが、LLMによってとりあえず体裁を整えやすくなったので、今月だけで27042文字分の完結短編小説を書いていました。
AIによる執筆補助のデメリット
お金がかかる。現状、一番有能だと思われるclaude.aiくんが、$20/月かかる。これが結構痛い。ローカルLLMが同じくらいのパフォーマンス出してくれるのは1年後くらいかなぁ
というワケで小説をエタらせがちな君!claude.aiを試してみようぜ!!!(ダイレクトマーケティング)