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AIに小説執筆補助させて、一か月で短編6本書いた話

タイトル通りです。関係ありそうな記事はこちら↓

結論から言います。執筆補助用途だと2024/08/17時点だと
claude.ai>>>>(超えられない壁)>>>>Grok>chatCPT>>>RTX3090で快適に動くローカルLLMモデル(Mistral-Nemo-Instruct-2407-Q8_0.gguf)

って感じです。claude.aiがダントツに性能がずば抜けている。ではさっそく、私のLLMの小説執筆活用法を紹介したいと思います

プロット作成補助

①ひとまず妄想の原型をメモ帳に吐き出して、claude.aiにプロットにまとめ直させ、膨らませる。

昔はピアノをやってたけど、家庭の事情でやめざるを得なかったグレ気味の少年が主人公。
幽霊は思い出の連弾曲が弾けなくて成仏できない少年の幽霊。
二人の友情の物語。舞台は現代。
主人公は授業を旧校舎でサボる。
音楽室からピアノの音が聞こえて眠れんから文句言いに行ったら少年に出会う。
少年は幽霊で、理由は思い出せないけど、なんか成仏できんのよねみたいな事情を話される。
根はお人よしの少年は安眠の為、という名目で、十字架、お経のテープ、夜店で売ってた謎のブードゥー人形などを試すが効果なし
その様子に少年がウケて、二人は友人になる。
とりとめもない雑談をするうちに、不良少年が昔ピアノをやっていたけど、親に「ピアノなんて男らしくない」という理由で、少年野球を強制されてグレた背景が判明する。
幽霊は、だったら久々にピアノ弾いてみる?と提案、不良少年は久々にピアノに触り、なぜか涙する。
不良少年の涙を見なかったフリをした幽霊は、彼にピアノを教えることを提案する。
不良少年は、幽霊にピアノを教わりはじめる。
そんなある日、お前が最初に弾いてた曲だけどよ、アレって「この曲じゃねぇか?」と不良が祖父宅にあった、楽譜をみて幽霊の記憶が戻る
生前の彼にはピアノ好きの友人がいて、二人で連弾コンクールに出る予定だったが、コンクールの前日に些細な事で喧嘩する
そしてコンクール当日に車にはねられて、幽霊になる、といういきさつだった。
この楽譜はどこで手に入れた?と聞かれて、不良はピアノを習わせてくれた死んだじーちゃんの本棚から見つけたと答える。
つまり幽霊の元友人は既に亡くなっていたのだ。
その話を聞いて、涙する幽霊に不良が「じゃあ俺が代わりにお前と一緒にその曲を弾いてやる!」と提案し、二人の猛練習が始まる。
そして連弾がついに完成した日、幽霊の少年は不良に別れを告げる。

この話をプロットにまとめ、キャラクター設定や詳細設定を膨らませよ

↓AIによるプロット作成

『響きあう魂 - ピアノが繋ぐ二つの世界』

登場人物詳細設定

主人公:真中 翔太(まなか しょうた)年齢:16歳
外見:やや痩せ型、黒髪のショートヘア、鋭い目つき。制服をだらしなく着こなす
性格:素直だが反抗的、根は優しい、繊細な一面がある
背景:
5歳の時に祖父の影響でピアノを始め、才能を開花させる
10歳で祖父が他界。その後、父親の反対で野球を強制される
13歳で野球部を退部。以降、不良化し始める
心の奥底でピアノへの思いを捨てきれず、密かに音楽を聴いている


幽霊少年:藤堂 和也(とうどう かずや)年齢:永遠の15歳(事故当時)
外見:柔和な顔立ち、常に学生服姿、淡く光る半透明の姿。笑顔が特徴的
性格:明るく前向き、音楽を愛する、人を観察するのが得意。思い込みが激しい面もある
背景:
幼少期からピアノの天才として注目される
14歳で全国ピアノコンクール優勝。その後、国際大会出場を目指す
15歳の時、親友(翔太の祖父)と連弾コンクールに出場予定だった
コンクール前日、曲の解釈で親友と喧嘩。翌日の事故で死亡
思い出の連弾曲が完成できず成仏できない。記憶の一部を失っている


真中 剛(まなか つよし)- 翔太の父年齢:45歳
外見:がっしりとした体格、短髪、常にスーツ姿
職業:中小企業の社長
性格:厳格、保守的、息子に男らしさを求める。内面は優しいが表現下手
背景:
仕事人間だった自身の父親(翔太の祖父)との確執がある
息子には自分の望む道を歩んでほしいと考え、ピアノの才能を認めなかった
最近、仕事のストレスから健康を崩し始めている


真中 美咲(まなか みさき)- 翔太の母年齢:42歳
外見:しっとりとした和風美人、長い黒髪
職業:専業主婦
性格:優しいが夫に逆らえない、息子の才能を密かに認めている。繊細で洞察力がある
背景:
若い頃は音楽教師を目指していたが、結婚を機に諦めた
夫と息子の板挟みに悩んでいる
最近、息子の変化に気づき始め、どう接すればいいか模索している


真中 幸一(まなか こういち)- 翔太の祖父であり、藤堂の親友(故人)享年:75歳
外見:温厚な笑顔、白髪交じりの長髪、眼鏡をかけている
元職業:ピアノ調律師
性格:温厚、芸術を愛する、孫の才能を認めていた。頑固な一面も
背景:
若い頃は和也とピアノデュオを組んでいた
和也の死後、その思い出を胸に生きた
孫には甘かったが、息子には厳しかった
翔太が5歳の時に死去。遺品として楽譜や日記を残す


詳細プロット

第一幕:出会いと葛藤

1. 運命の出会い(1-2日目)翔太が旧校舎の屋上でタバコを吸いながら授業をサボっている
音楽室から聞こえるピアノの音に苛立ち、文句を言いに行く
音楽室で半透明の少年・和也を発見。最初は幻覚かと疑う
和也との会話で、彼が幽霊であることを知る。翔太は恐れつつも興味を持つ
和也は自分が何故成仏できないのか理由がわからないと告白


2. 奇妙な友情の始まり(3-7日目)翔太が和也を成仏させようと様々な方法を試す
お経を読む→和也は退屈そうに聞いている
十字架を向ける→和也がふざけて「痛い痛い」と演じる
ブードゥー人形を使う→和也が「それ、俺じゃないよ」と笑う
失敗を重ねるうちに、二人の会話が増え、互いの性格を知っていく
和也が翔太の過去に興味を持ち、学校生活や家族のことを質問
翔太は最初渋々だが、次第に和也に心を開いていく


3. 秘密の告白(8-10日目)ある日、和也がピアノを弾き始める。その美しい音色に翔太が聞き入る
和也の「君もピアノ弾ける?」という問いに、翔太が過去を語り始める
翔太が幼少期のピアノの思い出、父との確執、挫折した経緯を告白
和也が翔太にピアノを教えたいと提案。翔太は最初は断るが、和也の熱意に押されて同意


第二幕:記憶と成長

4. ピアノレッスンの日々(11-30日目)和也の指導の下、翔太が久しぶりにピアノに向かう。最初は指が思うように動かない
徐々に感覚を取り戻し、翔太のピアノの腕前が上がっていく
レッスンを重ねるうちに、翔太の表情が明るくなり、学校でも態度に変化が
両親が翔太の変化に気づき始める。特に母・美咲が息子の様子を気にかける


5. 記憶の扉が開く(31-35日目)新しい楽譜を探すため、翔太が祖父の遺品の本棚を漁る
見つけた古い楽譜に和也が強く反応。徐々に記憶が蘇り始める
和也が自分の過去、連弾コンクール、事故の真相を思い出す
翔太の祖父が和也の親友だったことが判明。翔太は驚きと共に、祖父の思い出に浸る


6. 決意と試練(36-50日目)翔太が和也との連弾曲完成を目指すことを決意
二人で猛練習を重ねる日々。技術的な壁や感情の行き違いなど、様々な困難に直面
練習に没頭する翔太を見て、両親の態度も少しずつ変化
父・剛が息子の姿に自身の過去を重ね、複雑な思いを抱く
母・美咲が夫に息子の才能を認めるよう静かに働きかける


第三幕:クライマックスと選択

7. 連弾曲の完成(51-55日目)苦労の末、ついに連弾曲が完成。二人で感動の初演を行う
演奏後、和也の姿が一瞬輝き、成仏の時が近いことを示唆
翔太が別れの時が近づいていることを悟り、複雑な思いに襲われる


8. 究極の選択(56日目)和也が翔太に重大な告白をする
友情が深まりすぎて、このままでは翔太を死の世界に引きずり込んでしまう
「もうここに来るな」と、ホラー映画のような雰囲気で翔太を脅す
翔太は困惑し、苦悩する。和也との友情か、現実世界での生活か
一晩中考え抜いた末、翔太に二つの選択肢が提示される


9. エンディング

a) 選択肢1:「それでも行く」翔太が和也のもとへ行き、最後の連弾を試みる
演奏中、翔太の意識が徐々に遠のいていく
翔太が和也と共に消えていくエンド
エピローグ:
数年後、旧校舎から二人の連弾する幽かなピアノの音が聞こえるという噂が広まる
真中家の悲しみと後悔、学校の生徒たちの恐怖と好奇心が描かれる


b) 選択肢2:「行かない」翔太が涙ながらに和也との別れを決意
和也に感謝と別れの言葉を伝え、二人で最後の演奏を行う
演奏終了と共に、和也が光に包まれて消えていく
エピローグ:
10年後、ピアノ講師となった翔太の姿
両親との和解、自身の音楽教室の様子が描かれる
生徒たちに、かつての友人との思い出を語る翔太
最後に、ふと聞こえる懐かしいメロディに微笑む翔太の姿


テーマ友情の力と代償
音楽を通じての自己発見と成長
過去との和解と未来への希望
人生の選択と覚悟
家族間の理解と和解


サブプロット翔太の家族関係の変化:父との確執、母の葛藤、家族の絆の再生
学校生活での翔太の変化:不良からの更生、クラスメイトとの関係改善
音楽を通じた祖父との繋がり:遺品の楽譜が持つ意味、世代を超えた絆
和也の成仏と翔太の成長の並行関係:互いに影響し合い、成長していく姿
現実と幽霊世界の狭間で揺れる翔太の心:理性と感情の葛藤、成長の過程

↓テーマがボヤけたり、つまんなくなるので手動修正

タイトル『幻影連弾曲(仮題)』

主人公:真中 翔太(まなか しょうた)

年齢:16歳
外見:やや痩せ型、黒髪のショートヘア、鋭い目つき。制服をだらしなく着こなす
性格:素直だが反抗的、根は優しい、繊細な一面がある。なんやかんや根は育ちがいい。
背景:

5歳の時に祖父の影律でピアノを始め、才能を開花させる
10歳で祖父が他界。その後、父親の反対で野球を強制される
13歳で野球クラブを退会。以降、不良化し始める
心の奥底でピアノへの思いを捨てきれず、密かに音楽を聴いている


幽霊少年:藤堂 律(とうどう りつ)

年齢:永遠の15歳(事故当時)
外見:柔和な顔立ち、常に学生服姿、淡く光る半透明の姿。笑顔が特徴的
性格:明るく前向き、音楽を愛する、人を観察するのが得意。思い込みが激しい面もある
背景:

幼少期からピアノの天才として注目される
14歳で全国ピアノコンクール優勝。その後、国際大会出場を目指す
15歳の時、親友(翔太の祖父)と連弾コンクールに出場予定だった
コンクール前日、曲の解釈で親友と喧嘩。翌日の事故で死亡
思い出の連弾曲が完成できず成仏できない。物語の開始時点では記憶の一部を失っている


真中 幸一(まなか こういち)- 翔太の祖父であり、藤堂の親友(故人)

享年:75歳
外見:温厚な笑顔、白髪交じりの長髪、眼鏡をかけている
元職業:ピアノ調律師
性格:温厚、芸術を愛する、孫の才能を認めていた。頑固な一面も
背景:

若い頃は律とピアノデュオを組んでいた
律の死後、その思い出を胸に生きた
孫には甘かったが、息子には厳しかった
翔太が10歳の時に死去。遺品として楽譜や日記を残す


渋沢 大介(しぶさわ だいすけ)- 体育教師・通称ゴリ沢

年齢:38歳
外見:がっしりとした体格、短髪、常にジャージ姿。笑顔が温かい
性格:厳しいが公平、生徒の可能性を信じる。直観力が鋭い
背景:

元プロボクサー。怪我で引退後、教師に転身
問題児の更生に定評がある
音楽には詳しくないが、芸術の価値は理解している
翔太の才能を感じ取り、密かに応援している


プロローグ・出会い
幽霊の少年・律と主人公の翔太との出会い

回想・最悪の夏休み
夏休み前、翔太がタバコを吸っている所をみつかり、渋沢教師に捕まる
渋沢教師が罰として、夏休み中の校舎清掃と草むしりを命じる
渋沢教師が毎日、翔太の作業を監督することを告げる

第一章・音楽室の幽霊
清掃中、翔太が掲示板の地域音楽イベントのチラシを発見
チラシから、ブラスバンド部が地域のホールや公園で練習していることを知る
音楽室から漏れるピアノの音に気づいた翔太が、苛立ちながら文句を言いに行く
音楽室で半透明の少年・律を目撃し、最初は幻覚かと疑う
翔太は恐れつつも、なんやかんや文句つける

第二章・芽生え
翔太は日々の清掃タスクをこなした後、律を成仏させようと様々な方法を試みる
十字架を向けるたり、ブードゥー人形をつかったり、交通安全のお守りを貼り付けようとしたり。
失敗を重ねるうちに、二人の会話が増え、互いの性格を理解し始める
律が翔太の過去に興味を示し、学校生活や家族のことを尋ねる
当初は渋々だった翔太も、次第に律に心を開いていく

第三章・告白
ある日、律の「君もピアノ弾ける?」という問いかけに、翔太が過去を語り始める
翔太は幼少期のピアノの思い出、父との確執、挫折した経緯を打ち明ける
律が翔太にピアノを教えたいと提案し、翔太は最初躊躇するも、律の熱意に押されて同意する
律の指導の下、翔太が久しぶりにピアノに向かうが、最初は指が思うように動かない
徐々に感覚を取り戻し、翔太のピアノの腕前が上達していく

第四章・過去
新しい楽譜を探すため、翔太が祖父の遺品が詰まった本棚を探る
発見した古い楽譜に律が強く反応し、徐々に記憶が蘇り始める
律が自身の過去、連弾コンクール、そして事故の真相を思い出す
翔太の祖父が律の親友だったことが判明し、律との連弾曲完成を目指すことを決意する
二人で猛練習を重ねる日々が始まり、技術的な壁や感情の行き違いなど、様々な困難に直面する
渋沢教師は翔太の態度に微妙な変化が現れていることに気づき始める←結局没にした

第五章・選択
苦労の末、ついに連弾曲が完成し、二人で初めての完全な演奏を行う
演奏後、律の姿が一瞬輝き、成仏の時が近いことを示唆する
翔太は別れの時が近づいていることを悟り、複雑な思いに襲われる
律が翔太に重大な告白をする
友情が深まりすぎたため、このままでは翔太を死の世界に引きずり込んでしまうと警告
「もうここに来るな」と、ホラー映画のような雰囲気で翔太を脅す
翔太は困惑し、苦悩する。律との友情を選ぶか、現実世界での生活を選ぶか
渋沢教師が翔太に「お前には才能がある。自分の道を選べ」と激励する
地域の音楽イベントが迫っており、翔太の参加を期待する声も上がっている
一晩中考え抜いた末、翔太に二つの選択肢が提示される


エンディング
a) 選択肢1:「それでも行く」
翔太が律のもとへ行き、最後の連弾を試みる
演奏中、翔太の意識が徐々に遠のいていく
翔太が律と共に消えていくエンド
エピローグ:
数年後、旧校舎から二人の連弾する幽かなピアノの音が聞こえるという噂が広まる

b) 選択肢2:「行かない」
音楽室のドア越しに、翔太が涙ながらに律との別れを決意する
律に感謝と別れの言葉を伝え、二人で夏の思い出をぽつぽつと語り合う
語りつくした後、目が覚めると校内は夜。見回りのゴリ沢に起こされる。
翔太の目は泣きはらしていた。

エピローグ:
15年後、ピアノ講師となった翔太の姿
両親との和解、自身の音楽教室の様子が描かれる
最後に、ふと聞こえる懐かしいメロディに微笑む翔太の姿

とにかく『少年二人の友情』に焦点を当てて、それ以外の要素は削るようにしました。
私は創作物に出てくる『体育教師のゴリ沢』概念が好きなので、もっと活躍させたかったのですが、それだと本筋がぶれるので泣く泣くカットしました。

本文執筆補助

自分の場合はまず、プロットをメモ調に張り付けて、流れに従って会話劇を作ります。
会話劇の次に、登場人物の感情の補完を書いて、次に情景を描写。
カスみたいな原文が出来上がるので、それを400~1000文字単位でclaude.aiにぶちこみ、推敲させます。
例:

上記のプロットを前提に以下のテキストの地の文を増やして、描写を膨らませるように推敲せよ。なるべく元の文の意味や流れは残すこと。
---
夏休み目前、ギラギラとした太陽が照り付ける中、俺は校舎裏でたばこを吸っていた。
「おい、真中!」
体育のゴリ沢、こと渋沢に後ろから声をかけられた。
(以下ゴリ沢の最低限の情報を描写)
俺は振り返りゴリ沢に、悪態をつく。
「チッ…また来やがった」
たばこの吸い殻を靴底で踏みつぶす。
「このままじゃ退学処分になるぞ。そもそも未成年の喫煙は……」
給料が上がる訳でもないのに、奇特なものだ。俺が聞き流していると、ゴリ沢がとんでもないことを言い出した。
「よし決めた!せめて心を入れ替える為に、夏休み中、毎日学校に来て校舎の掃除と草むしりをしろ。俺が監督する」
バイト、ツレとの約束、だらだらする毎日、俺の夏休みの計画が崩れてしまう。
(冗談じゃない。何の権利があってそんなこと――!)
 俺が反論しようとした矢先、問題児更生の使命に萌える熱血教師ゴリ沢は言った。
「真剣な話、普段のお前の素行だと退学もあり得る。俺だって庇いきれん」
誰が庇ってくれと言ったか。しかし流石に退学処分はまずい。
「クソッ…横暴教師が。わかったよ」
「親御さんには俺から連絡しておく。サボるなよ?サボったら退学だぞ!」   こうして俺の夏休みは、最悪の形で幕を切った。

↓AIによる推敲

夏休み目前、鉄筋コンクリートの校舎に容赦なくギラギラとした太陽が照り付ける真昼時。蝉の喧しい鳴き声が響き渡る中、俺は校舎裏の日陰に身を潜めていた。ポケットからくしゃくしゃになったたばこの箱を取り出し、一本を咥える。ライターの火が揺らめき、煙が立ち昇る。

周囲を警戒しながら煙を吐き出した瞬間、背後から声が響いた。

「おい、真中!」

その声に、俺の体は一瞬固まった。振り返ると、そこには体育教師のゴリ沢、本名・渋沢がいた。日に焼けた逞しい体格に、短く刈り上げた髪。厳しい表情の中に微かな優しさを感じさせる、いわゆる熱血教師タイプだ。生徒間では「ゴリ沢」というあだ名で呼ばれているが、本人の耳には入っていないようだった。

俺は苛立ちを隠せず、舌打ちしながら悪態をつく。

「チッ…また来やがった」

慌てて靴底でたばこの吸い殻を踏みつぶす。灰色の煙が立ち上り、夏の熱気に溶けていく。

ゴリ沢は眉をひそめ、諭すように話し始めた。

「このままじゃ退学処分になるぞ。そもそも未成年の喫煙は法律で禁止されているんだ。お前の将来のことを考えろ」

給料が上がる訳でもないのに、なんて奇特なやつだ。俺が聞き流していると、ゴリ沢がとんでもないことを言い出した。その真剣な眼差しに、俺は思わず息を呑んだ。

「よし決めた!せめて心を入れ替える為に、夏休み中、毎日学校に来て校舎の掃除と草むしりをしろ。俺が監督する」

その言葉に、俺の頭の中で警報が鳴り響いた。バイト、ツレとの約束、だらだらする毎日。俺の夏休みの計画が目の前で音を立てて崩れていくのが見えた気がした。

(冗談じゃない。何の権利があってそんなこと――!)

 俺が反論しようと口を開いた矢先、問題児更生の使命に萌える熱血教師ゴリ沢は、さらに追い打ちをかけるように言った。その表情には、珍しく深刻さが浮かんでいた。

「真剣な話、普段のお前の素行だと退学もあり得る。俺だって庇いきれん」

誰が庇ってくれと言ったか。そう思いつつも、流石に退学処分という二文字が頭をよぎり、背筋が寒くなる。将来への漠然とした不安が胸に広がった。

長い沈黙の後、俺は歯を食いしばりながら答えた。

「クソッ…横暴教師が。わかったよ」

その言葉に、ゴリ沢の表情が少し緩んだ。

「親御さんには俺から連絡しておく。サボるなよ?サボったら退学だぞ!」

ゴリ沢の声が校舎に響き渡る。その声に、夏の蝉も負けじと鳴き続けていた。

こうして俺の夏休みは、想像もしていなかった最悪の形で幕を切った。校舎の影が伸び始める中、俺は重い足取りで家路についた。長い夏の始まりを予感させる風が、俺の汗ばんだ首筋をかすかに撫でていった。

↓上記をイメージにそぐわない所を削ったり、要素を加えたりして、手動修正(AIのより下手になっている自覚はあるんだけど脳内イメージと違うんだもん!

 その日、俺は校舎裏でタバコを吸っていた。夏休み目前、ギラギラと太陽が容赦なく照りつける中、煙を吐き出した瞬間、後ろから声がかかった。汗でべたついた制服の襟を軽く引っ張り、少しでも涼しくなろうとしてた時のことだ。

「おい、真中!」

 振り返ると、そこには体育教師ゴリ沢こと、渋沢が立ってた。がっしりした体つきに短髪、いつもジャージ姿の彼は、元ボクサーの雰囲気を醸し出してた。その鋭い目つきに、俺は思わず舌打ちした。タバコを地面に投げ捨てながら、俺は挑発的な目つきでゴリ沢を見上げる。

「チッ…また来やがった」
「このままじゃ退学処分になるぞ。そもそも未成年の喫煙は……」

 はじまった。この教師はいつもこうだ。給料が上がるワケでもないのに、俺のような問題児を更生させることに執念を燃やしている。奇特なことだ。と、俺がいつものように聞き流していると――。

「よし決めた!せめて心を入れ替える為に、夏休み中、毎日学校に来て校舎の掃除と草むしりをしろ。俺が監督する」

 ゴリ沢の言葉に、俺の頭の中で警報が鳴り響いた。夏休みの予定が頭をよぎる。バイト、ツレとの約束、何もしない自由な時間。それらが目の前で崩れ落ちていくのを感じた。

(冗談じゃねぇ!何の権利があってそんなことを――)

 俺が反論しようとした矢先、ゴリ沢は容赦なく言い放った。その声には、今まで多くの問題児を更生させてきた自信が滲んでいた。

「真剣な話、普段のお前の素行だと退学もあり得る。俺だって庇いきれん」

 庇ってくれなんて頼んだ覚えはないが、さすがに退学は避けたかった。ゴリ沢の言葉に逃げ道はない。俺は歯を食いしばった。口の中に唾液が溜まり、苦みが広がる。

「クソッ…横暴教師が。わかったよ」
「親御さんには俺から連絡しておく。サボるなよ?サボったら退学だぞ!」

 ゴリ沢の最後の警告が、夏の空気を切り裂いた。俺は拳を握りしめ、爪が手のひらに食い込むのを感じた。

 こうして俺の夏休みは、最悪の形で幕を切った。

これを全プロット分無限にやります。カタカタ&ガチャガチャと。
ひたすらくそ雑な原文を書いてはAIにぶち込んで、気に入らない所は手動で直し、音読しては以下略の無限ループを重ねます。

そんな感じで書きあがった小説たちが以下。上に行くほど新しいです。
上記のAI利用法は、ローカルLLMでもできるので、匣の底、カサネの檻まではローカルLLM(Mistral-Nemo-Instruct-2407-Q8_0.gguf)を使った執筆補助でしたが、蛍夜奇譚以降はclaude.aiを利用しました。

【追記】
鬼一夜物語、愛を育む二人の修行~花の妖精リアと治癒師オークの恋物語~は以下の自作フリーソフトで執筆しました。

https://note.com/tori29umai/n/na903f87cfd67?from=notice

↑new

↓old

(※なお『カサネの檻』と『蛍夜奇譚』はフォロワー達に第一稿を読んでもらった所、あまりにも読みにくいという評判だったのでケロリビドー様(@keroribido)に有償校正依頼をして、諸々修正しました。ありがとうございます!)

また、『4手のための幽奏幻想曲』は、#第七回こむら川小説大賞の為に一日で書き上げたものになります。(締め切りギリギリ駆け込み、非常に申し訳ございませんでした…)

AIによる執筆補助のメリット

短時間でとりあえず形にできる!これに尽きる。
私は今まで小説を書いても、描写がかっこ悪いな、なんか文字数すくないし、もういいか・・・という感じで投げだしてばかりで、未完の小説だらけだったのですが、LLMによってとりあえず体裁を整えやすくなったので、今月だけで27042文字分の完結短編小説を書いていました。

AIによる執筆補助のデメリット

お金がかかる。現状、一番有能だと思われるclaude.aiくんが、$20/月かかる。これが結構痛い。ローカルLLMが同じくらいのパフォーマンス出してくれるのは1年後くらいかなぁ

というワケで小説をエタらせがちな君!claude.aiを試してみようぜ!!!(ダイレクトマーケティング)

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