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はじめて資格取得補助を使って、ITパスポートの資格取得にチャレンジしてみた!

こんにちは!総務・情報システム(情シス)チームの増田です。

トレタには社員のパフォーマンス最大化のための環境づくりと成長サポートを目的とする福利厚生として、「資格取得補助」の制度があります。スクール費用や受験費用の総額を補助してくれる制度です。
今回、はじめてこの制度を利用し、「ITパスポート」の資格を取得することに挑戦しました。
制度初利用と合格記念にnoteに記録しようと思います!

どうして取得することにしたのか?

未経験から情シス担当になって4年。日々の業務はこなせているものの、はじめての業務や難易度の高い業務対応には、知識と経験が足りず、どうするべきか、どこまでやるべきか、などを判断することが難しく、自分一人では解決できないことが少なからずありました。
情シスとしての経験は何か事象がないと増やせないですが、知識であれば自分の努力で増やせると考えました。知識を増やすこと、その結果としての資格取得というゴールをまずは目指していこうと思ったのがきっかけです。

日々の業務に対する理解度を深めつつ、はじめての業務や難易度の高い業務に臨むときにもITパスポート取得の勉強で得られた知識が活かせたら良いなと考えています。

まずは社内申請!

「この資格取得します!」との宣言を兼ね、専用のフォームから資格取得補助を申請します。
資格名称や詳細、取得目的、取得にかかる費用などを申請し、上長に承認されれば事前申請は完了です。
業務を効率化したり、業務遂行能力を向上させたりできる資格取得だと上長が判断すれば承認が得られる制度です。
なお、資格取得費用の補助は、資格の取得がその条件となります。
「合格しました!」と、合格証書を添えて経費申請をすることで、取得にかかる費用が補助されます。

なお、

  • 1人あたり 上限50,000円/年(税込)

  • 申請回数の上限なし

となっています。

ITパスポート試験とは?

どんな試験?

ITを利活用するすべての社会人やこれから社会人となる学生が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。

どんな役に立つの?

  • 情報セキュリティや情報モラルに関する知識が身に付く

  • 企業コンプライアンス・法令遵守に貢献する正しい知識が身に付く

  • 経営戦略、財務など経営全般に関する基礎知識が身に付く

  • 業務に必要なITの基礎知識が身に付く

試験について

試験日程 :随時実施
試験時間 :120分
出題数  :100問
出題形式 :CBT方式、四肢択一式

合格率は?

50%程度

勉強時間の目安は?

初心者の場合:180時間
基礎知識がある人:100~150時間程度

受験勉強のプランを考える

ITパスポートの試験内容の確認と、事前申請が終わりました。次は、試験攻略に向けてのプランニングです。現実的な計画を立てるため、勉強をしなければならない私自身のことについても、振り返りをしました。

受験者(私)について

  • 勉強が苦手で逃げ回ってきた人生

  • 英語は不得意(ITパスポートの試験には、英単語が多く出てくるので、英語が得意だと記憶しやすくて有利かもしれません)

  • 非エンジニア

  • ”受験勉強”は20年ぶり

受験勉強計画

試験を受けることが久々すぎて、”試験勉強するという感覚”が抜け落ちてなくなっている自覚がありました。そのため、不器用でも着実に進めるために時間をかけてじっくり勉強しようと考えました。

  • 目標勉強時間:150時間

  • 勉強期間:2ヶ月 

つまり毎日2.5時間の勉強が目標です。

選んだテキスト

私の先生代わりとなるテキスト選びは重要なので、実際に手にとって厳選しました。選ぶポイントは、

  • 同じ説明が書かれているページを見比べて、説明が一番わかりやすく書いてあること

  • 試験勉強が嫌いでも前向きに頑張れるように明るめでポップな作りになっていること

複数のテキストを吟味した結果、今回は可愛いクマさんが登場する下記のテキストを選択しました。問題集も付属していて、一石二鳥です。

合わせて、過去問道場というサービスも利用することにしました。通勤など移動の時間にスマホから手軽にテストを受けることができて便利ですし、解説文も充実しています。

いざ勉強!

準備は整った!さぁ勉強するぞ!!
と、意気揚々としていたのですが、勉強嫌いと業務の慌ただしさが影響して、、計画していた勉強時間には遠く及びませんでした。不安に押し潰されそうになりながら試験日を迎えることになってしまいました。

ちなみに、テキスト読み終える前に試しに実施した過去問道場の演習結果はこちら。
いずれも合格点には至らず、合格の気配が1mmも感じられない結果です。

試験日当日

勉強時間は少なく、不安要素は多く、、、
「苦手な問題ががたくさん出てきたらどうしよう、、、」と、心配しつつ試験に臨みました。問題をざっと流し読みしてみると、

「え?過去問演習が役に立ってない!」
「今までに見たことがない単語がある!」
と、さらに不安な気持ちが高まっていきます。

「こうなったら、知識をフル活用しながら推理力を駆使して回答するしかない!」
と、前向きな気持ちに切り替えて回答していくことにしました。気持ちの切り替えはできたものの、不安な回答にチェックを付けながら回答した結果、全体の問題数の半分くらいが不安な回答でした。

結果発表

最後まで諦めず、試験時間終了ぎりぎりまで粘りました。はじめての受験で流れをよくわかっていなかったのですが、「試験終了」ボタンを押すと、すぐに点数が画面に表示される仕組みでした。
「え?こんなにすぐ結果がわかるの?」と戸惑っているうちに退席指示があり、なんともモヤっとした気持ちでした。帰宅した後にじっくりとWEBで試験結果レポートを確認してみると、

ギリギリ合格ラインを超えている!

機械の採点ミスがなく、合格基準が変わらないことを祈りながら、正式な合格発表を待ちました。

合格発表当日

WEBで結果を確認すると、見事合格!!

合格したー!!やりましたー!!
あまり時間が取れず自信がなかったけど、無事に合格できてよかったです!おそらく、日頃の業務で身についた知識が役に立ったのだと思います。

今回増えた知識がすぐに実践として役立つことは少ないかもしれませんが、ふわっと理解していた情報セキュリティの脅威の種類や仕組みをしっかりと理解できたので、セキュリティの強化を進めるにあたって、どのような対策をすべきかを検討する際に役立てられると思いました。今までよりも自信を持って業務に当たることもできそうだと感じましたし、業務に生かせる知識を増やすという本来の目的も達成できました!!

さいごに

金銭的に資格取得を会社がサポートしてくれているだけではなく、「合格しなくては!」というプレッシャーもかかるので、結果的に精神面でもサポートされる感じがあるのかなと思いました。
勉強は大嫌いなままですが、会社のサポートを有効活用して、業務に生かせる知識をもっと増やすため、次は「情報セキュリティマネジメント試験」に挑戦してみようと思います。
次こそは計画的にきっちり勉強して、自信に満ち溢れて試験当日を迎えたいです!

トレタでは、一緒に働いてくださる方を募集しています。少しでもご興味を持ってくださった方は、是非お気軽にお問い合わせください。