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トレタの品質向上を担うQAチームってどんなチームなのか聞いてみました

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(写真左上から)
林 美波 / ハヤシ ミナミ
2016年、株式会社アイセックに入社。出向先にてWebアプリのサーバーサイド開発、家庭用ゲーム機のテスト自動化・CI環境の整備などを務める。2019年5月、株式会社トレタへ入社。iOSアプリ「トレタ」のQAを担当し、現在は「トレタO/X」のQAをメインで担当している。

坂田 航太 / サカタ コウタ
2008年4月、株式会社ビービットに入社。自社開発ソフトウェアの品質保証に6年間従事したのち、テクニカルサポートとして4年間勤める。2018年12月、株式会社トレタに入社。iOSアプリ「トレタ」のQAを担当し、現在は「トレタO/X」のQAをメインに担当。QAチームリーダーを務める。関連記事:なぜQAエンジニアが仕様を書いたのか 


あさひ たかふみ / アサヒ タカフミ
主に客先常駐(SES)として、家庭用ゲーム機やクーポンアプリ、仮想通貨取引システムなど様々なプロジェクトでQAに従事。2022年6月、株式会社トレタに入社。現在は「トレタO/X」のQAをメインで担当している。


こんにちは!トレタの採用担当です。今日は、トレタの品質向上に取り組んでいるQAチームのメンバーに話しを聞いてみました。


まずは、トレタのQAチームってどんな組織ですか?


坂田さん:QAというと「テストのみに関わる役割」と思われる方も多いと思いますが、トレタのQAチームは、テストフェーズだけではなくて開発の全てのプロセスに関わっているチームです。一つずつの工程を丁寧に作りこんでいく上で、多くのステップで品質を確認していきたいという考え方で動いているため、QAがテスト以外の工程にも幅広く関わってサービス全体の品質向上に取り組んでいます。具体的には、上流工程のデザインが上がったタイミングからチームに入って、具体的な仕様策定やUXの認識合わせなどから関わっています。

開発組織全体の品質への考え方や環境はどうですか?


坂田さん:QAチームだけではなく、開発組織全体でも品質に重きを置いていると感じています。開発規模の小さい、開発組織の初期の段階(2015年頃)からQAという役割が存在していましたし、サービスのリリース前に、品質が高い状態になっているかを確認することが根付いている組織だと思っています。

林さん:そうですね。CTOの鄧(でん)が、品質に対して前向きですし強い関心を持っているというのも大きいと思っています。品質に関して相談できるパートナーとして、鄧が壁打ち相手になってくれています。もちろん、各チームメンバーも一緒に考えて実践してくれていますよ。

あさひさん:ツールなども、気軽に試したり導入しやすい環境ですね。例えば、AutifyやRainforestなどをお試しで使用してみたり、検証に割くコストや工数も確保することができます。やはり完璧なツールはないので、使わないとわからない部分を知るために一度使ってみることができるのは、とても良いなと思っています。

開発メンバーとはどのような関わり方をしていますか?

林さん:仕様に関しては一緒に話し合っていて、一緒に作り上げていくというスタンスで一つのチームとしてサービスを作っています。開発メンバーから「ここを重点的にテストしてほしい」等の提案もありますし、相談・提案・確認はいくらでもしやすい雰囲気です。開発メンバーの書いた仕様を確認することもありますし、QAが書いたテストケースをレビューしてもらうこともあり、日々お互いにテストについて意見交換をしています。他にも、私が書いたテストケースを開発メンバーに自動化してもらった部分もあったり、開発者視点での意見がもらえたり、一緒に取り組んでもらえるのですごく動きやすいです。

あさひさん:開発メンバーが「実装が終わったら自分の役目終了」という考え方ではなく、一緒にテストや品質についても考えて、実際に取り組んでくれていますよね。ちょうど先日、開発フローの入れ替えを提案したんです。「デザインドリブンだったのをテストドリブンの形にしていこう」という提案だったんですが、すぐにやってみようという決定になり、早速チームで始めています。提案したことは、だいたい通っていますね。もちろん意見をもらって再度検討し直すこともありますが、とりあえず試しにやってみようかという考え方の方が多く、マネージャーだけではなくメンバーレベルでも前向きに進めてくれます。

今後やっていきたいことを教えてください

林さん:QAだけが品質に携わるだけではなく、開発組織全体が品質への意識をよりもつことが大事だと思っています。例えば、単体テストを書くよう開発メンバーに依頼していたり、ドキュメントをちゃんと書いていこうという取り組みをしています。今期からは品質に対する責任を全員が持とう、ということで開発チーム全員が品質に関する目標を取り入れました。

坂田さん:今後はさらにSET的な動きを増やしたいなと思っています。具体的には、 E2Eテストの割合、特に手動の部分は減らしていきたいですし、テストピラミッドの土台部分をより厚くしていきたいと思っています。 これまでは、現在取り組んでいるサービスの「トレタO/X(読み:トレタオーエックス)」が0→1のフェーズだったので、スピード最優先でまずは作ることを最重視していました。ですがある程度形になってきた今、このタイミングでちゃんと自動化を入れていく、という流れにシフトしていきたいです。

あさひさん:鄧も以前言っていましたが「QCD」でいうところの「Q」の部分を今後さらに高めていきたいですね。僕自身も、今後自動テストにさらに着手していきたいですし、品質向上のための改善活動をミッションとして動いています。

ずばり最後に、応募を検討されている方へメッセージをお願いします!

林さん:E2Eテストの設計や実施だけにこだわらず、様々なフェーズ、そしてアプローチで品質に関わっていくことのできる環境です。視野を広げてプロダクトの品質について考え実践してみたい方や、QAエンジニアの方だけでなく、エンジニアリングによって品質を高めることにチャレンジしたい開発者の方のご応募もお待ちしています!

坂田さん:「トレタO/X」は導入期から成長期へ移行しつつあり、今後の成長のために品質を作り込む重要なフェーズを迎えています。エンジニア力やリーダーシップを発揮し、開発メンバーと協働しながら多くの方に満足して使っていただけるプロダクトを作っていきたいです。共感いただける方、ぜひご応募いただけると嬉しいです。

あさひさん:「トレタO/X」というプロダクトそのものがかなり魅力的で、このプロダクトに関われることがメリットだと思い、入社しました。まだまだQA環境は整備中なので、品質を良くすることに思いがある方、自分で道を切り拓くことができる方にぜひ来ていただきたいです!それが好きな方にとっては、とても良い環境だと思います。

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