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つい嘘をついてしまった

僕はつい嘘をついてしまうことがある。これは昔からの癖みたいなものだと思う。悪い癖だ。気をつけてはいるが、予想しなかったことに対して慌ててしまい、つい嘘をついてしまうのだ。嘘をついたことのある人は経験があるはずだが、その後が面倒だ!

今日は有給で休んでいた。3連休だ。ちなみに僕は日月が公休となっている。昨年末休日出勤をして2日間どこかで代休を取らなくてはならない。その1日が今日というわけだ。というわけで、のんびりと年末録りためていたテレビ番組を一気見していた。

そんな油断していた時間に上司からの電話が入った。「明日の会議に出席してくれないか?」との依頼。僕は会議が苦手だ。人前で喋るのが苦手なのだ。以前はそうでもなかったのだが、最近の僕の仕事といえば、ほぼ現場なので黙々と仕事をこなすといった仕事なので、面白みがない代わりに煩わしさもない。

「以前はそうでもなかった」とはいうものの嫌だったことには変わりはない。事前の準備と予習を万全にして望んでいた。そう、苦手というのは「あがり症」ということなのだ。意外と厄介だ。あがり症の人は人前で話すと感がえただけでドキドキしてしまうのだ。

対処方法としては、「万全な準備でその場で困らないこと」あとは「回数をこなすこと」つまり慣れだ。今回の場合、「明日会議がある→準備ができない」内容もわからない。「慣れ→ここ数年会議に出ていない」あと、どんな会議かわからないし、ほぼメンバーも知らない。

そんな心境であったので、「明日の会議に出席してくれないか?」と咄嗟に尋ねられて、つい「明日は代休で休みです」と答えてしまった。確かにあと1日代休があるのでそれ自体は問題ないが、4連休となってしまう。

ここで何が問題になってくるかといえば、僕だけ連休をとることを嫁は快く思わないのだ。このことに関しては深く長い話であるので割愛するが、僕が3連休になっただけで少し緊張が走った。我が家での力関係ははっきりしている。僕は明らかに弱い立場だ。これは呑気に話せるものではない。切実な問題ではあるが、世の中どうしようもないことも多々ある。

このような事情であれば、普通は仕事に行くふりをすれば良いのだが、悪いことに嫁の会社は我社との関係が深く上司、同僚とも面識がある。仕事のふりは通用しないのだ。それに上司に休みと言った以上会社に出ることもできない。八方塞がりだ!

今日は穏やかに過ごしたかった。なぜなら、今日は「一粒万倍日」と「天赦日」が重なるとても良い日。何かを始めたりするには絶好の日なのだ。しかし、やってはいけないことのなかに「夫婦喧嘩」があって大事になったりこじれてしまったりするということだ。おそらく、嘘もやってはいけないことなのだろう。すでにこじれ事に踏み込んでいるのかもしれない。

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