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保育園に預けられると、その後の人生で、幸福感を感じにくくなるかも

これは2021年のアメリカにあるブリガムヤング大学の研究(R)(動物実験:アカゲザル)です。
当たり前ですが、ヒトで行うのは倫理的に通らないから動物なんですかね。

以前から人生の早い段階で親が不在になると、中枢神経系の発達に悪影響が及ぶことがわかっていて、それを掘り下げようってことで実験されています。

実験内容

434匹のアカゲザル(オス233匹、メス201匹) が対象で、生後6か月のとき、母親または仲間からの4日間の連続で分離生活を経験、その後に母親または仲間との3日間の再会させて、神経伝達物質の濃度について分析されました。

ざっくりとした計算なんですが、アカゲザルの寿命20〜30年と言われていますので、ヒトの寿命を70〜90歳として、アカゲザル生後6ヶ月は、およそ3歳くらいかなってところです。

結果

分離されたアカゲザルは、ノルエピネフリン、セロトニンの濃度が低下し、ドーパミン濃度が上昇し、モノアミンの反応に長期的な欠陥があることを示したそうな。

つまり、幸せを感じにくく、怪我をしても治りづらく、攻撃的…ゲームやパチンコも大好きだよみたいな性格になる可能性があるってことです。

ノルエピネフリンやセロトニン、ドーパミンの効果は、これだけではないのですが、世間を見ているとなんか色々心当たりがあるような…

この研究では、4日だったのですが保育園など、半日母親と離れるという状態も0歳児なんかの子供には、かなりの心的ストレスが、予測されるわけでこういったリスクもあることを念頭において預けなければならないないのかなと思う次第であります。

だからって預けるなというわけではなく、お迎えに行った時、思いっきり抱きしめてあげて、最高の愛情で出迎えてあげれば、幸福感を感じにくくなるなんてことは起きないんじゃないかなとも思うので、子供達に沢山感謝して抱きしめてあげてください!

仕事のイライラもかもあると毎日は厳しいと思いますけどね…では!


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