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心に火が灯る場をつくる「ファシリテーター」になるための練習方法

はじめまして!トーチランナーズ会員の、ペンネーム、おざーです。
今回はトーチリレーさんのnoteアカウントをお借りし、昨年からトーチランナーズ会員の有志メンバーが開催している「トーチング酒場〜有志の集い」というオフ会について、ご紹介します!
 
この「トーチング酒場」では、日々、自らの成長のために「トーチング日記」や「トーチングラジオ」を見聞きしているメンバーの集いならではの、仲間同士の寄り添いや助け合い、学びや新たな成長があります。

そしてこの記事では、「トーチング酒場〜有志の集い」を運営する「ファシリテーター」についても、お話ししたいと思います。少しでも興味をもっていただいた方は、ぜひ「ファシリテーター」として、あるいはまずは気軽な参加者として、ご参加いただけますと幸いです!



1.トーチング酒場とは

1-1.「心に火を灯す」ことが好きな方々の集い

「トーチング酒場」とは、トーチリレーの神保隊長や、トーチランナーズの会員といった、「心に火を灯す」ことが好きな方々が集まって、みんなで語り合うイベントです。オンラインで開催する「オンライントーチング酒場」や、対面で集う「リアルトーチング酒場」といった場があります。
 
ある日、会員の中の1人、ペンネーム:ららぴーさんが、「トーチリレーの社員の方々のかけ声を待たずに、会員のみんなが気軽に語り合える場を、全国各地で増やしたい!」と発案くださり、「トーチング酒場〜有志の集い」が始まりました。
 
現在では、ららぴーさんの行動力と熱量に、有志メンバーが呼応し、神保さんがいないところでも、心の火を灯しあう場が増えてきています。特に関西では活発で、直近の1年で3回「有志の集い」が開かれました。
(ららぴーさんによる、有志の集いの開催記録はこちらからご覧ください!)

↑「第3回 トーチング酒場〜有志の集い in 大阪」↑


1-2.「有志の集い」では、どんなことを話しているの?

「トーチング酒場〜有志の集い」では、どんなことを話しているのか、ご紹介すると…
 
1)1次会は、トーチングや、トーチング日記に関する話題が7割、3割は集まったメンバーの仕事や私生活について話しています!2次会以降は、後者がほぼ10割です(笑)

2)自分の好きなトーチング日記や、日記の中で紹介されている理論を、私生活に取り入れてみた体験談を語り合ったりしています。

みなさん、それぞれ自分に響くポイントや日記が違っていて、お話を聞いていて面白い!なぜ、その日記がその人にとってそんなにも響く内容なのかという背景をセットで聞けるのも、リアルな集まりの魅力の1つです。

また、自分の悩みに向き合うという視点で日記を読んでいる人、また、自分の周りの誰かの悩みに寄り添うために日記を読んでいる人、そして、両方です、という方もいらっしゃいます。

3)初参加の方や、会員歴が浅い方、トーチング日記やラジオを日常的には見聞きできていない方も、全く問題ありません!みんなが参加している一人ひとりに興味を持って語り合いますので、誰でも楽しめます。「何だかハードルが高そうだな…」と思われる方も、大丈夫です!

4)「トーチングの良さって、人にオススメするのが難しいよね〜」といった問題についてもよく語ります(笑)
 

1-3.ファシリテーターとして成長できる場

こんな、「トーチング酒場〜有志の集い」には、毎回1名、ユニークな役割を持った人がいます。それが、「ファシリテーター」です。
 
参加したみんなが、楽しく、そして学びもあるような場にするために、「有志の集い」では、「ファシリテーター」役が、時には話を振ったり、まとめたり、話題を切り替えたりするようにしています。
 
ファシリテーターはちょっと大変な役目ですが…この場で一番成長できる、とても面白い役割でもあります。日常において、このファシリテーションの力を伸ばす機会というのは、なかなか得られないですし、ここでは、参加者がみんな温かく受け止めてくれます。なので、失敗を恐れず挑戦できる、とても良い場が、この「有志の集い」なのです。
 
そして先日、私、おざーは、大阪で開催された3回目の「トーチング酒場〜有志の集い」にて、初めてファシリテーターに挑戦しました!
 
私自身は、とても苦手意識があったのですが…私は、トーチランナーズ会員同士の交流の場を広げ、ゆくゆくは全国各地で会員が気軽に集まり、悩みを相談しあえるようなコミュニティを実現したいと思っています。そのようなオフ会へと育てていくためには、ただ集まってお話するだけではなく、その会をファシリテーションする人の存在が重要になります。
 
それに、自分自身の成長ためにも、このファシリテーションに挑戦したいと思い、今回、手を挙げることにしました。この後は、私の挑戦の結果を、お伝えさせていただきます!
 

2.私の体験談 〜弱小ファシリテーターの挑戦〜

2-1.立候補したけれど…

大阪での第3回「トーチング酒場〜有志の集い」に向けて、私はファシリテーター役に立候補したのですが…実をいうと、大人数での集まりが苦手であり、飲み会の幹事もしたことがありません!それでも、この機会を通してそれを克服したい。この想いから、弱小ファシリテーターの挑戦が始まりました。
 
ファシリテーターになるにあたって、私が最初に行ったことは…自分の悩みに向き合うことでした。
 
私は、人とお話する事は好きなのですが…大人数での集まりは苦手です。その理由は何なのか。改めて言語化してみると…
 
1)まず、「一人ひとりとゆっくり話せない、みんなでいるのに、一部の人たちが盛り上がって、それ以外の方々が置いてきぼりになる時があるから」だと思いました。「それなら、最初から少人数で集まった方が、ちゃんとお話しできるのに…」と思うからです。私が、自ら参加したいと思える人数上限は、多くても4名というレベル感です。。。

2)そんな自分に、ファシリテーターが務まるイメージは湧きませんでした…。前回、幹事をしていた、ららぴーさんや、毎回参加されている、ペンネーム:しゅんさんは、上手に場を和ませていました。けれど私には、「会話のキャッチボールの中継役をあまりやったことがないのに、どうやって全員に、どのタイミングで、誰に話を振ったらいいのかわからない…」という、漠然とした不安がありました。また、ファシリテーターをやると決めた時は、参加者が何人になるのかわからない状況だったので、何をどうしたらいいか、余計にイメージしづらい状況でした。

2-2.“弱小”ファシリテーターの戦略

そんな漠然とした不安が消えなかったので…私は、同じく会員のららぴーさん、しゅんさん、そしてトーチリレーの岸野さんと、社員の方、5名でミーティングを開催させていただき、みなさんに一緒に悩みと向き合っていただきました。
 
そして、みなさんと話を進める中で、次のようなアドバイスをいただき…私が目指すファシリテーター像が、少しずつ見えてきました!
 
・おざーさんは、「場を仕切る、“強い”ファシリテーターにならないといけない!」という考えが強いように思いますね…!
 
・けれど、おざーさんのタイプからすると、「参加者の皆さん、私を助けてください!」と呼びかけるような、あえて“弱い”ファシリテーターとして臨むのもありなんじゃないかな?
 
・ファシリテーター“弱者”であることを隠すのではなく、むしろそれを逆手に取って、「今、この場で私が一番悩んでいます」、「うまくファシリテートできないから、みんな助けてください!」というファシリテーターを演じる。そうすることで、場がまとまっていく。そんな進め方もあるんじゃないかな
 
――と、このようなお話をしたことで、はじめは漠然とした不安を抱いていた私も、いい意味で肩の力が抜けて、「“弱い”ファシリテーターのままでも、できることがあるんじゃないか」と思えるようになりました。そして、「じゃあ、どんな話をして、話題を広げてみようかな」と、一つひとつ具体的な事項を考えるように変わっていきました。
 
また、前回幹事であった、ららぴーさんや、ファシリテーション能力が高く、有志の集いに毎回参加なさっている、ペンネーム:しゅんさんのお二人には、「私、おざーのファシリテーションをサポートする役」を率先して担っていただけることになり、さらに安心して当日までの準備を進めることができました。
 
このような事前の打ち合わせを経て、「有志の集い」までの準備と、当日心がけるべきことを、次のようにまとめました。
 
・まずは自分で、話したいことの優先順位を明確にしておく。また、話題を詰め込みすぎないように注意する。

・ららぴーさんや、しゅんさんには、当日その場で困りそうなことを共有して相談する(たとえば、1つの話題が長くなってしまった時に、話をいつのタイミングで切れば、話している方にとって失礼でないか分からない、といったこと)。

・不安なことは、トーチリレーの岸野さんにもチャットで相談する。

・そして、お話ししたいと思っている話題が決まったら、事前に、参加する方々へお知らせしておく。
 

2-3.いよいよ当日

いよいよ、「トーチング酒場〜有志の集い」の当日を迎えました。
緊張しながらも、事前に皆さんへ送った内容に沿って、順番にお一人ずつ話していただきました。そして、初のファシリテーターの実践。その結果は。。。!
 
残る課題はあるものの、ららぴーさんやしゅんさんの手厚いサポートもあり、個人的には、初のファシリテーター実践は、成功したと言える結果になりました!!!
 
当日は、次のようなことを意識しながら、全員が楽しめる酒場づくりを意識しました。

・話し手が話している間、話を聞く参加者の表情にも気に配りながら、「全員が話せる場」を意識して作るようにしました(事前に、LINEのオープンチャットにて、話す話題を全参加者に共有していたので、参加者の方々も、ファシリテーターも、当日は進行がしやすかったです)
 
・誰でも会話に入れるように、私から質問を投げかけてみました。その際は、話題の角度を変えたり、抽象度を上げたりして、質問された人が「答えやすいな」と感じるようにハードルを下げるようにしました(これは、事前にららぴーさんや、しゅんさんにアドバイスいただきました、ありがとうございます!)。
 
・また、事前にご相談していた通り、話を切るタイミングがわからず困った時には、ららぴーさんや、しゅんさんに、状況をみてサポートに入っていただき、自分はそれ以外のファシリテーションに集中する体制を整えました(色々な参加者がいらっしゃるので、話し手が楽しい気分のまま(笑)、どう話の軌道修正をするのか、新たに手段を身につける必要があるなと、気づきも得られました!)。
 
・途中、トーチング日記の話題が出た際は、会員歴が浅い方にも楽しんでいただけるよう、冒頭に日記の内容を説明して、話についていけるようにしました。

・会員歴が浅い方には、自己紹介などから得た情報の他、他の参加者の話から派生した質問を投げかける事で、会話に参加してもらいやすい場を作れたと思います(そのような場面は、数回しか作れませんでしたが、私にとってもすごく勉強になりました)。
 
・トーチング日記やトーチングラジオからの学びを、実際行動に移している会員のリアルな話は、聞いている他の参加者の方々にも大変参考になったようです。

2-4.ファシリテーターを実践した感想

私の色々な「苦手」が詰まっているのがファシリテーター。実践するにあたり、最初は漠然とした不安しかありませんでした。
 
以前、神保さんがご自身のファシリテーションにまつわるエピソードを、会員向けのトーチングラジオでお話ししていて、その時は聞いただけでわかったつもりになっていましたが…実際に意識して準備を始めてみると、不安と課題だらけ。。。
 
でも、改めて、まずは“やってみる”ことが大事なんだと気づかされました。
 
私のファシリテーターデビューは、周りから見れば、小さな挑戦かもしれません。でも、私にとっては、「苦手に向き合う」という、とても大きな挑戦でした。苦手なことに挑戦するのは、なかなかハードルが高いですが…
 
まず“やってみる”ことで、自分と同じく、トーチング日記やトーチングラジオから学んでいるという共通点を持つ、会員の方々と出会い、サポートをいただくことで、こんな私でも、今回ファシリテートに挑戦し、やり切ることができました!
 
私がリアルにお会いしたトーチランナーズの方々は、みなさん優しくて、成長意欲がある方が多いなと思います(きっと、まだお会いしていない方々も、そういった方が多いのではないかなと思います!)。
 
この「トーチング酒場〜有志の集い」が、今後も会員交流の大切な場になればいいなと、心から思いましたし、もっと沢山の方々にも参加していただきたいと思っています!参加者が増えれば、より、お互いに学びがあり、一緒に成長できると感じましたし、一緒に悩みに向き合ってくれる方々のいる、優しい世界が広がっていくだろうなと思いました。
 
今後は、このリアルトーチング酒場が広まり、沢山の場所で開かれるように、まずは私の地元から、広めていけたらと思います。

3.あなたもファシリテーターになりませんか?

私が「トーチング酒場〜有志の集い」に参加する理由を言語化すると…それは、“独りじゃない感”を得られる場所だからだと思います。
 
トーチリレーの神保さんや、岸野さんが参加しなくても、トーチランナーの方々が参加し、話すことで、その場に一体感が生まれ、「私には一緒に悩みに向き合える仲間がいるんだ!」という気持ちになれます。
 
初めて会ったのに、どこかつながっていて、みんな仲間であるという、絆のようなものがあり、互いに気軽に相談し合える。そんな場が、これからも広がっていくと思います。
 
この酒場が、今後もそのような場所であり続けるためには、ファシリテーターの存在がマストだと、今回、心から思いました。
 
そこで…私たちは、次なるファシリテーターを募集しています!
 
今回はトーチリレーさんから、noteの場をお借りするとい、貴重な機会をいただき、私のファシリテーター成長記をご紹介しました。ファシリテーターは、自分を成長させる機会です。

「我こそは!」というトーチランナーズ会員の方や、「自分の住む地域でもトーチング酒場を開催したい!」という方は、是非トーチリレーさんにご一報ください!
 
開催が決まった際には、ファシリテーターを経験した私たちが開催をサポートしますので、ご安心ください。もちろん、ファシリテーターだけでなく、参加者としての応募も大歓迎です!お気軽にご参加ください(開催情報は、トーチング日記会員向けに、月に1回ほどのペースで開催されている、「オンライントーチング酒場」をチェックしてください!)。
 
最後に、まだトーチランナーズの会員でない方で、この輪に加わりたい!と思ってくださった方は、ぜひこちらからトーチランナーズ会員のご登録をお願いします。
 
それでは全国各地のトーチランナーズのみなさん、いつかお会いできる日を楽しみにしております!!