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「格差社会」とは何なのか

お金にはシナリオがある


本編に入る前にお知らせです。
ここに書かれるブログ記事はボクのサロンで1年前に書かれた
内容をリニューアルして転載していますので、若干扱う情報が
古い時がありますがご容赦下さい。

リアルタイム配信は現在でもFacebookのグループ配信にて
行っておりますので気になった方は「とらよし」又は
「逆算戦略アカデミー」で検索してみて下さい。


さて、今回は「個人起業家と何の関係があるねん!」っと
思われるかもしれませんが「格差社会」という社会問題に
ついて少し触れさせて頂きます。


ナゼ貧乏と金持ちが生まれるのか


この問いは非常に簡単で、お金は「使う方」が断然楽だからです。
この「楽」というのは、つまり「何の知識も要らない」という事です。

Unsplashのfreestocksによる写真


一方で「稼ぐ」方はどうでしょうか。「心理」「法律」
「IT知識」「技術(スキル)」これらの知識や経験がないと
お金は勝手には入ってきません。

ただ、それでは誰もがが困りますので「裏技」として「就職」という
システムがあります。ここでは「社会(資本主義)」という大きな
システムの中に入り企業(会社)の為にその身を尽くす事で
上記の知識を免除された状態で「お金を手に入れる」事ができます。
#本来はコッチが裏技でしょう

ほとんどの方は「学校」という管理された環境から卒業しても
次に「会社」という大きな枠組みに管理される事を選択しますので
「誰にも管理されずに自分でお金を手に入れる」
という事を経験しないまま人生を終えられる事が多いです。

よってその人の「人生のお金」は、入った会社が「ほぼ一生分の量」を
決めてしまいます。管理される側に選択権はありませんので
「死ぬほど貧乏」も「笑うほどの金持ち」も許されません。
#老後の年金も就職先によって変動します

また、お金の概念の中には「守る」という行為も重要になってきます。
先ほども言いましたが「使うのは本当に簡単」なんです。
#リゾート地での研修に参加するのも簡単

この「守る」という行為が実は大変難しくて世の中は
「知識無くお金を持っている人」で溢れかえってますので
TVだろうがネットだろうが「お金を使わせる」仕組みが
実にたくさんあります。
#これは稼ぐ側に回った方々の努力の結晶です
#決して稼ぐ側が悪者ではありませんよ

この四六時中、右を向いても左を見ても「お金を使いなさい」という
現代社会の誘惑にどうしても勝てない事が多いんですね。
#一般水準そのものが贅沢志向になってきましたね

このお金に関する「知識」と「経験」が全て伴っていない人が
”貧乏”と呼ばれる環境に突入していくのだと思います。


世の中の勘違い


では、現代社会が「お金を使いなさい」と宣伝してきている
(攻撃してきている)のは理解できたとします。そこで今まで
散々「守り」(買うか買わないか)に徹してきた我々が
マイノリティとして、今度は現代社会に「攻め」に入ろうとした時。
#今度は稼ぐ番だ

武器としてまず脳裏に浮かぶのは「ショップ経営」になると思います。
美容・ネイルのサロンやらアパレルやらDIYやら。
#だって自分が一番お金使う所だったし身近だから

spabielendaによるPixabayからの画像


この選択肢は決して間違ってはいるワケではありません。
自身で工場へ交渉しに行き例えば「自社ブランドとしてのOEM品」を
制作してもらえるのであれば利益は上げられます。
#その後高級ブランドを目指す事もできます

ただ「ショップ」自体は間違っていないのですが、やはりそこは
フロントエンドとバックエンドの概念が必要になります。

またその後、最も起こりやすい現象として
『そっから先は例のお金の知識がいる世界』
だという事を「知らずに」邁進される方がメチャメチャ
多いんじゃなかろうか。っと思っています。

この知識がないままに、この先を歩くのは大変危険です。
「知識」がないという事は
『お金の知識がないお客様しか相手にできない』
この一言に尽きます。

要は「お金の知識のない売り手」は
「お金の知識のあるお金持ち」をお客様にはできないという事です。
前回「簡単に手に入るモノ」は「お金持ちに相手にされないよ」
というお話をさせて頂きました。

我々個人起業家が本当に得なければならない知識は
セールスもクロージングもさることながら「自社ブランド創成」と
「お金の知識」だという事を認識しましょう。

ここがクリアできない限り、また新手のMLMに勧誘されては
「どうしようか」と悩む事になり、いつまででも
「どこかにお金を払い続ける」事に繋がり兼ねません。


格差はこうして生まれている


ボクはこれが「格差」の原因の根源にあるんじゃないかと考えています。「簡単に作れるモノ」=「簡単に入手できるモノ」ですので
どうしても単価は上げられません。

un-perfektによるPixabayからの画像


しかし収入の水準を少しでも上げたいのであれば
「爆売れさせる」か「単価を上げる」かのどちらかが必須条件になります。ただ、いくら自分勝手に「単価」を上げたところで「お金の知識」を
得ないままでは、「お金持ち」に出会う事もままならず「買われる」
事もありません。
#商品が一般人向けでしかないから

つまり「一般人向け」の商品は「一般人」が買って経済を回し
「高級品」は「お金持ち」を相手に経済を回しているという事になります。#安い日用品の世界と煌びやかな高級品の世界

ここにある接点は、やはり「高品質」であり「高単価なモノ」です。
これを扱わない限り「お金持ち」との接点が生まれません。
今の日本社会で格差が広がっていくのにはこういった所に原因はあり
やはり「お金」に関する知識をどこかで得ないと、お金持ちとの
接点が持てずに、結果「自転車操業」を続ける結果に終わって
しまう可能性が高いのではないですか?っという
「格差社会」にまつわるお話でした。


今回はここまで。

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