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コンピタンスについて

コアコンピタンスって何だ


いつも読んで頂き、ありがとうございます

今回のテーマは、商品やサービスが出来上がった後の
「自社自慢」や「手前味噌」のようなお話です。

一時期某保険会社のCMの中で元HKT48の指原さんが
「会議中にこっそりスマホで調べてる」シーンは記憶に新しい
のではないでしょうか。

↓ コアコンピタンスの概要はコチラ ↓
https://ameblo.jp/torayoshi626/entry-12659555208.html


使われ方


この”コアコンピタンス”という言葉はいわゆる『特徴強み』
といった意味のビジネス用語で、主に現場では
「それだと我が社のコンピタンスが活かせないじゃないか!」
「我が社のコンピタンスは○○なんだから・・・」
といった使われ方をします。
#何だかエリートっぽくないですか

UnsplashのSebastianHerrmannによる写真


そして、やはりここでも重要になってくるのは
・模倣性
・代替性
・希少性
#この3つは度々現れますね

そこにプラスして
・汎用性
・耐久性
という新たな2項目をプラスして、この5つの項目が
どのように満たせているかが焦点になります。
何となく「5大栄養素」のような立ち位置で、どれだけバランスよく
成立しているかといった使われ方もできるでしょう。

ここで注意したいのは、本当に問うべきは
「この言葉を知っているか」ではないんです。

「模倣できない」ってどんな状態?
を深く掘り下げられるかどうかなんです。
#ちゃんと言葉通りに消費できると良いですね


模倣をデザインする


例えば「模倣できない」という言葉の意味(理由)は1つではありません。

・法律(免許)が邪魔をしている
・技術(スキル)が必要
・マインドブロックがかかっている
・裏に謎の圧力がある
など、様々な分野で障壁を設ける事が可能です。
#謎の圧力って何だ

UnsplashのWimvan'tEindeによる写真


またもう1つ注目したいのは模倣する側にとって、これらは
全て「問題」だという事です。参入障壁の突破を目指す
模倣者にしてみれば、この「問題」を「課題」に落とし込む
必要が出てきます。
#問題と課題の違いが理解できているか
#これも1つの模倣困難性


何が模倣を拒むのか


極端な例を出しますが、現在「日産GTR」というスポーツカーの
「エンジン」を実際に製造できるのは日本に数人(指折り)だけだと
記憶しています。情報は盗めても技術は盗めない。
これは技術(スキル)にかなり強いセキュリティをかけた例ですが
この「問題」を突破しようと思うと「課題」としては物凄い難関を
クリアする必要がありそうなのは火を見るより明らかですね。

他にもユーチューバーの中には「迷惑系ユーチューバー」という
ジャンルの方々が活躍してらっしゃいます。これは非常に手っ取り早く
フォロワーを稼げる手法のようで、ファン層の中身はともかく
数字だけを追えば物凄い勢いでフォロワーは増えているようです。

ならばこれを実際に真似しようとした場合、通常教育で育ってきた
一般人にはかなり強烈なマインドブロックが掛かってしまい
おいそれと真似する事はできません。

Julius SilverによるPixabayからの画像


マインドブロックは、こういった迷惑行為のような心理的ブロック
だけでなく「時間」や「お金」といった要素にも影響を与えやすいので
例えば自身が持つビジネスツール(アイテム)にお金をかけて
無駄に高価な海外製にしてみたり、「動画ジャンル」でもかなり贅沢に
時間を使って”タイムラプス”で撮影するなど「時間に余裕」
又は「お金に余裕」がないと真似できないようにする事も
模倣の困難性を上げるには大変有効な手段となりますね。
#ちなみにドローンも簡単に模倣はできません
#操作は非常に簡単ですが法律がブロックします


他にも挙げだすとキリがないので今回はここまで。
#とらよしのコアコンピタンスが上がった

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