ココナッツチャトニ

インドにたどり着くまで、しばらくの間シンガポールのインド人街に通った時期がありました。

ムスタファセンターからすぐのホテルに宿泊していたのですが、そこの朝ごはんが美味しかったんですよね。

最初は、ゆったりとした高層階のラウンジで軽食をいただいていたのですが、思い切って地下フロアーの大食堂にいってみると、もうすごい熱気。お客様はインドの人ばかりで、お料理も半分以上がインドご飯です。

朝食なので、ティファン(軽食)のビュッフェコーナーが充実していて、チャトニ類が小さなバケツに入ってずらり並んでいました。

もちろん、ココナッツチャトニは生ココナッツから作られていますから、とてもフレッシュで美味しく、お皿にドップリ盛り付けていく恰幅の良いインド人ファミリーの真似をして、私も贅沢に頂きました。

ココナッツだけでなく、さまざまなチャトニが味わえるのも楽しみのひとつです。

濃厚なトマトチャトニ、酸っぱ甘いタマリンドチャトニ、緑が美しいカレーリーフやミント、ジンジャーなどもお気に入りでした。「祭り」の時には、そういったバリエーションもお楽しみいただきたいと思っています。

とら屋食堂でミールスを前にすると、どうしてもワダにつけるディップという印象が強いのですが、こちらもおかずのひとつとして、考えてくださると嬉しいです。お代わりも遠慮なくお申し付けくださいね。個人的には炒めものチームとのコンビネーションでは本当に良い仕事をする、と思っております(^^)

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