緑豆のメルクプラティ

スーパーに並んでいる緑豆もやしは、どなたでも召し上がったことがあると思いますが。どうやらインドでは、あそこまでになると育ち過ぎ、らしいのです。

芽もやしといわれる状態は、「芽」というより「根」が出た!というあたりが理想的らしく、もやしのように双葉が出てしまっては、もはや種としてのパワーは使い切ったことになってしまうのでしょうか?

さて、暖かい時期なら、浸水した緑豆はほんの数日で発芽します。逆に育ち過ぎないように、冷蔵庫に入れなければならないほどの勢いです。

そして、発芽したての緑豆を、香ばしくオイルで炒め煮にするのがメルクプラティです。

トーレン、ポリヤル、そしてメルクプラティの定義は、料理家、料理本、ネットの記述によっても異なります。ですから、とら屋食堂ではとらさんがメルクプラティだと言えばそれはメルクプラティなのです(^^)

個人的にはオイルの風味と黒胡椒の香りがきいた、ご飯によく合う炒め物、という印象です。

生まれたばかりの緑豆のパワーを、そのまま丸ごといただくこのメニュー、黒胡椒の香りが食欲を誘います。春はもうすぐそこまでやってきています。このメニューをお出しできるのも、もうすぐですね!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?