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2018年10月の記事一覧

2018年夏アニメ感想 まとめ

はい、まとめです。  改めて今期視聴したアニメを列挙すると、  はねバド!  ヤマノススメ サードシーズン  Free!-Dive to the Future-  BANANAFISH  シュタインズ・ゲート ゼロ  アンゴルモア 元寇合戦記  深夜!天才バカボン  バキ  ハイスコアガール  ぐらんぶる  銀魂  進撃の巨人 サードシーズン →ブログ版はこちら:2018年夏アニメ感想 まとめ  今回から各アニメの感想をバラで出します。映画感想はすでにバラで出していて、

2018年夏アニメ感想 進撃の巨人 サードシーズン

 『進撃の巨人』サードシーズン。第3幕目『王政篇』へと入っていく。  『王政篇』はこれまでの『進撃の巨人』とは少し毛色が違う。『王政篇』は舞台が壁内。巨人はあまり出てこない。これまでも背景に語られ、背景のものとなっていた壁内の社会、組織と改めて向き合うフェーズとなっている。  これまでの『進撃の巨人』はある意味体感型の物語。恐ろしい巨人が出てきて、その巨人に怯えながら戦う物語。どうしようもない圧倒的な存在が目の前にいて、いかに戦うための闘争心を身につけ、技術を会得していくか。

2018年夏アニメ感想 銀魂

 ついにグランドフィナーレを迎えた『銀魂』。虚との壮絶な戦いを終えて、平和が戻り、街は復興へ向けて動き出そうとしていた……。  虚との戦いは『将軍暗殺篇』『さらば新撰組篇』『洛陽決戦篇』『銀ノ魂篇』とアニメ話数にして50回近くを使ってようやく描き終えた長大なストーリーだ(今時、これだけ長期にわたってアニメが制作され、放送されるのは珍しい)。この物語を持って、銀時が抱えていた物語――かつての「攘夷戦争」において未解決のままだった戦いにも決着が付いた。  が、あまりにも長くて、

2018年夏アニメ感想 ぐらんぶる

 アニメ冒頭に、「登場人物は20歳以上です」という注意書が出る。今の時代、仕方ないか……。  アニメのキャラクターは顔がどうしても子供っぽく見えるから、早とちりな人が「子供が飲酒をしている!」とクレームを入れる恐れがある。そういう人に向けて、大きく注意書きを出さなくてはならない。大学入ったばかりの学生が20歳越えている……という設定にちょっと「おや?」と感じるところがあるのは確かだけど。  一応ダイビングがモチーフになっているが、海には滅多にもぐらない。だいたい酒を飲んでの

2018年夏アニメ感想 ハイスコアガール

 アニメの話を始める前に、まずこの話から入らねばならない。  2014年、『ハイスコアガール』は映像化が予定していたが、SNKから待ったがかかる。「自社の作品が無許可で使われている」……と。これが大騒動になり、アニメ化の話は立ち消えとなり、それどころか連載中断、単行本回収、電子書籍販売停止、作者・担当者を含む関係者15人が逮捕される事態となった。  現在のWikipediaの記述を見ると、どうもスクエア・エニックス編集部側が各メーカーに許諾を取ることを怠っていた……そうだ。

2018年夏アニメ感想 バキ

 ある時、『バキ』の公式サイトを探そうとして「バキ アニメ」と検索したら、次の候補が「ひどい」だった。  ……うん、ひどいよね、このアニメ。  私はまだ『バキ』の原作を読んでなくて、このアニメを入門にしようかと思ったんだけど……。ああ「敗北を知りたい」って『バキ』の台詞だったのか……まあそれくらいの初心者。  何が酷いって、ここで書く必要はないよね。見れば明らかだから。他のところで結構書かれているようだし。だいたいみんなと同じことを感じたよ。  まず絵が動かない。ひたすら

2018年夏アニメ感想 深夜!天才バカボン

 第1話。昔のアナログ時代ふうの画面で登場する『バカボン』が、デジタル時代にやってきて、極端に高い頭身を得て……うーん、既視感。全く同じ展開を『おそ松さん』の第1話で見た。  アフレコオーディションをやったり、時事ネタや内輪ネタなんかが取り入れられ、何か面白いことをやろう、と試みているのはわかるが、ことごとく滑っている。つまらない。時々有名人が出てくるが……似たようなネタは『おそ松さん』にもあって、照英ご本人が登場して、「本人が出てくるなんて」みたいな驚きがあったがネタとして

2018年夏アニメ感想 アンゴルモア 元寇合戦記

 1274年対馬を襲撃したモンゴル帝国との戦いを描いた作品だ。  歴史はさっぱりなのだが、とりあえず本棚にある地図帳を開いてみると、当時の地図はこんなふうになっていた。 (資料:一目でポイントがわかる!科学で見る!世界史 学研)  なんとユーラシア大陸ほぼモンゴル帝国。世界最大の領土を持った大帝国……地図で見るとインパクトが凄い。  大帝国を築いたモンゴル帝国が東の果て、日本を得ようとするのは自然な流れだったのでしょう(知らんけど)。日本には莫大な金が埋蔵されているからそれ

2018年夏アニメ感想 バナナフィッシュ

 『Free!』といえば内海紘子監督、というイメージがあったが、その『Free!』が放送されている同時期に内海紘子監督『バナナフィッシュ』が放送……。企画立案のタイミングとかで被ることはまああるが、なんだか不思議な感じがする。  『バナナフィッシュ』の原作をまったく知らない状態で作品と接しているが、ものすごく面白い。アメリカのスラム、ストリートギャングを主人公にして、物語のベースにドラッグが出てくる。かなりユニークな設定だし、描写の一つ一つにも説得力がこもっている。普通にア

2018年夏アニメ感想 Free!-Dive to the Future-

 『Free!』シリーズ第3期。大学生になった七瀬遥たちのその後、まだ高校に残っている葉月や竜ヶ崎たちのその後、さらにオーストラリアに渡った松岡凜たちのその後が描かれる。  最近の京都アニメは、テレビアニメ→映画→テレビアニメ→映画と1シーズンおきに体勢を変えながら作品を発表しているが、映画を間に挟むようになってから作画のポテンシャルをどんどん上がっているように感じられる。もともとクオリティが高かった京都アニメだがさらにスケールを上げようとしていて、だんだん恐ろしさを感じる

2018年夏アニメ感想 ヤマノススメ サードシーズン

 登山アニメ第3シーズン。といっても、登山シーズンを終えてしまったので、今回はあまり登山はなし。普通の女子高生らしい、カラオケ行ったり群馬に小旅行に行ったりと、「番外編」的なエピソードが中心となっている。  作品のお題目である登山からは離れてしまったが、しかしこの作品も第3シーズン。作品のコンセプト的なものはすでに了解してもらえている空気があるし、そこから離れても魅力が減退するわけがない。この作品の場合、キャラクターの強さがあるしそのキャラクターに対するユーザー達の支持も厚い

2018年夏アニメ感想 はねバド!

 女子バトミントンをかなり硬派なイメージで描かれた作品。良質おっぱいアニメである。  キャラクターの描き方がいい。リアル寄りな身体表現で、特に試合シーン、腕の筋肉、脚の筋肉の動きがしっかり描いている(脚の筋肉の盛り上がりが描かれている少女キャラは珍しい)。やらしくならない程度に、少女らしい体つきが表現できているのもいい。試合シーンに登場するユニフォームは、洗練された格好良さと可愛らしさ、それからゆるやかなエロさも出ていて、なんともいいがたいデザインになっている。  線はかな

9月24日 昔のゲームって……

 ちょうど時間が開いたので、ニコニコ生放送で青木瑠璃子さんの番組を見る。今回は『ファミコン オンラインプレイ』だ(Switchオンラインのやつね)。  ……そうそう、あの当時のゲームってやたら足下が滑ってたんだよなぁ。うまくジャンプした、と思ってもつるーっと滑って落下死亡……よくあった。なんであそこまで滑る設定にしてたんだろう。あの時代は必ず「氷ステージ」があって、さらに滑ってた。  『魔界村』『ロックマン』『悪魔城ドラキュラ』あたりは滑らなかったと思う。  今でもそうな

9月10日 サムライスピリッツ完全新作!

→ファミ通.COM:『サムライスピリッツ』完全新作が発表! 覇王丸、ナコルル、十兵衛、ガルフォードなどの姿が  登場したは覇王丸、ナコルル、十兵衛、ガルフォード、アースクエイク……初期メンバーだなぁ。ナコルルの装束が第1作目に近いので、第1作目リブートなのだろうか。  冒頭のナレーションはさすがに小林清志さんじゃないのか。  それじゃ、タムタムは出ないのだろうか。私はタムタム使いだったんだが……2作目以降、妹に座席を取られちゃって。当時のSNKはやたらと妹が出てくるんだ。