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AIつかってお金に働いてもらおうと半月ほど試した結果…

最近、猫も杓子もAIである(タイトル画もAIのものらしい)。
いろいろ試して、何ができて何ができないのかが大分わかってきた。プログラムから呼び出すのも試してみた。あれこれ触ってるうちに、「自分はAIにどのように働いてほしいのか?」という根本的なニーズをかんがえた。僕にとってAIは『僕にかわってカネを稼いでくれる存在』であってほしい。そうしたら、僕の将来の悩みは半減するし、自由な時間は増える

投資でもあちこちでAIが参入してるという。いわゆるシステムトレード…略してシストレだ。最初、僕はそれらのものに懐疑的だった。でも、やってもいないのに否定するのは違うかな…と、思って、試しにやってみることにした。軍資金は10万円。失敗したとしても勉強代みたいなもんだ。

システムトレードといっても沢山あるのだが…

google先生で、「システムトレード」と検索して、出てきたものを眺めていて、「みんなのシストレ」というサービスに目が留まった。
これはAIではなく、実際に売り買いしている人間のトレーダーを真似して売買する…いわゆるミラートレーディングというやり方を行っている。
実際に売買してるトレーダーをストラテジーというのだが、このストラテジーの成績を見てフォローする。で、フォローした人の中から何名かをセレクトすれば、その人のタイミングに合わせて売買が始まる…という仕組みだ。
で、今のところ、国内でこのミラーリングトレードができるのは「みんなのシストレ」だけらしい。

初日は順調にだったが…数日後、操作が分からず2万円をぶっとばした夜

とりあえず試してみないと始まらないと登録してみた。数名のストラテジーが1日で数千円稼いできてくれた。このペースで続けたら月に数万円になると狸の皮を数えてみたりした。
2~3日後、25万円ほど軍資金を上積みしストラテジーを増やしてみた。しばらくして、そのストラテジーが取引するたびにマイナスを増やしていく事に気づいて、慌てて「取引停止」を押した…つもりだったのだが、これが全取引停止ボタンで保有している外貨をすべて決済してしまった。今までの利益は吹っ飛んだどころか、完全な赤だった。
その後も、みんなのシストレに設定されてるリスクコントロールという機能のせいで、ストラテジーが外貨を取引しまくった時にその値にひっかっかって勝手に精算されたり、ストラテジー自身の損切りに連動したりして、3万円近く負けた。軍資金が少ないのにストラテジーを選択しすぎた為、証拠金維持が厳しくなって意図的に損切りせざるを得なかったりした。

結局、軍資金に対して10%の損を出したことになる。

それでも(時間かかるかもしれないが)十分に取り返せる自信はあった。システムを把握していなかったせいでマイナスを作ってしまったが、これらを繰り返さなければプラスになると思ったのだ。

ムダなマイナスを作ってしまった

とりあえずプラスマイナス0にするまで頑張る

で、以下の方法で、なるべくマイナスを作らないように気をつけた。

  • マイナスを作るストラテジー(*)は「新規取引停止」にした後、決算が終わった後にセレクトを解除する
    *スプレッドの差によるマイナスが原因。後述

  • 投資数量は0.1Lot(*)、リスクコントロール設定はしない
    *単位Lotについては後述

  • ストラテジーの性質を把握する(デイトレなのかスイングなのか)

  • 身の丈にあったストラテジーを選ぶ(利益が多い人は魅力的だが軍資金も多く、それに合わせたトレーディングは難しい)

もう1つ、自分の中でルールを決めた。口座残高10万円に対し1.0Lotまでのトレーディングにする、と言う事。70万円だったら、7.0Lotの取引と言う事だ。それを超えそうになったら、成績の悪いストラテジーから「新規取引停止」にし、利益でてるものは利確していく。
それだけを気にして1週間で収支がプラスになった(スタート地点に戻ったともいう)

だいぶ回復した

まだ様子をみないと分からないが、始めて半月のトレーディングはこんな感じである。

みんなのシストレの怖いところ

簡単に稼げそうな「みんトレ」だが、いろいろと怖い。
それは、みんトレ特有の怖さもあれば、FXのもつ怖さもある。

まず、スプレッドというヤツが通常のトレーダーと、ミラーリングトレーディングで異なる。1ドル100円の時に買った直後、レートが変動する前にすぐ売ったら損も得も無いように思うが、運営会社の手数料が差し引かれる。買いと売りのレートが違うともいえる。ここから上がると思って買っても、スプレッド以上に上がらなければ利益にならない。

次に、先ほどから出てきてるLotという単位だが、これは1万通貨を意味する。ドルなら1万ドル…つまり日本円にして100万円以上だ。みんトレは0.1Lotが最小単位なのだが、それでも1000ドル…10万円以上だ。
ぶっちゃけ軍資金はそんなにない。そこで登場するのが、レバレッジという仕組みで、この仕組みによってトレーダーは軍資金の数十倍の取引が可能になっている。みんトレの場合は25倍で固定されている。
固定されているということは変更が出来ないので、レバレッジの取引が前提になる。軍資金が少なくてもトレーディングできる一方でマイナスになった時は大きく損をする(大抵はロスカットといって勝手にマイナスの状態で清算される)。なので、レバレッジが変更できない事は少々気がかりだったりする。

それでも、10万円毎に1.0Lot程度であれば、証拠金使用率が最大でも50%程度で済むので何とかなると思ってる(でも、リーマンショックやそれに類する通貨危機があったら?)

リーマンショック級の通貨危機があったら!?

これは経験して見ないと答えは出ないと思う。
でも、いつかは来るだろう。ただ、このミラーリングトレードというシステムは大きな通貨危機であっても対応できるのではないかと思っている。
つまり、通貨というのは全部の価値が下がることはない。何かが下がれば何かが上がる。言ってしまえばシーソーみたいなものだ。
だから一人のトレーダーのミラーリングをしてれば同じように失敗する可能性も高いが、複数のトレーダーのミラーリングをしていれば片方にだけ転ぶ事は少ないと思う(多分)

とはいえ、シーソーみたいなものだったら、プラスとマイナスは均衡して利益が出ないはずだけど、タイミングを見計れば小さなプラスをかき集めることができると信じてる(いや、信じたい)

みんなのシストレのいいところ

先に、悪いトコを書いたけどいいところも書いてみると、何たって、トレーディングに慣れてる人の動きに追従できるのは大きい。チャートの見方を覚えなくても、ベテラントレーダーの真似して自動で取引してくれるからね。

ただ、先に書いたように気をつけなきゃいけないのは、軍資金の過多。
勝ってる人の軍資金は一般的に多い。軍資金が多い方が多くの外貨を買えるし、多くの外貨の方が利益も多い。何かトラブルがあっても買い支えられる。
なので、選ぶトレーダー(ストラテジー)の見極めは「推奨証拠金」の欄を参考にするといい。どんなに利益が出てるトレーダーでも、自分の軍資金より多すぎる人は避けないと痛い目をみる可能性が高い。

最後に、僕がストラテジーを見る時に気にしてるポイントについてまとめてみた。参考になると幸いです。

最低限みなきゃいけない情報はこの辺りかな…?

最後に

ここに書いた事は、あくまで個人の感想ですので、実際に試してみて起きうる損失などに責任をもつことはできません。また、FXや「みんトレ」を推してるnoteではないです。
ただ、お金にも働いてもらう手段が増えた昨今、とりあえず試してみるのは全然ありだと思う。とりま、あと半月やったらいろいろ追記してみようと思う。さらに半年、一年…と続けた時に、笑って入れたらいいなぁ、て思う。

ちなみに、下は元金100万円に対して、毎日0.2%の利益を出して10年続けた場合の複利計算の結果。ま、ここまでは増えなくても、自分の年収ぐらいになったらいいなぁ、て思うのです。

ここまできたら異常だね

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