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隣の芝生は――VR写真展を終えて

 8月に参加した「VR写真展」のお話です。
 会場はこんな感じでした。

真ん中の4枚が僕の撮った写真。
見に来てくれた方々の写真(VRアバター)


 さて、今回の写真展を通じて「感じたこと」をまとめてみます。

■嬉しかったこと

・参加できたこと(運営さんに声を掛けてもらえたこと)
・ワールドの撮影許可をいただけたこと(wata23さん)
・アバターの使用許可をいただけたこと(kujiさん)
・たくさんの人に、写真を見てもらえたこと
・記事やマンガにしてもらえたこと

 特に、こちらの「藤林檎さん」の記事では、僕の写真がアイキャッチ?の真ん中に配置されていました。普段からあまり注目されることがないので、すごく嬉しかったです。

・グッズを販売してもらえたこと(期間限定。来場記念として)


・参加するメンバー同士のやり取りも楽しかった(専門的な話だけでなく、ちょっとした雑談なんかも)

■苦しかったこと

・写真の撮影にかかわるすべて。時間的、精神的な負担。
・スケジュール。開催案内から入稿〆までの短さ(本業の忙しさも相まり)

・作品のコンセプト決め(前回の写真は森のワールドで撮影して、全体的に緑色だった。今回は夏だから、青と白をメインしたい、などと偉そうに)

・会場の設営(壁のボードにに釘を打ち、そこにパネルを固定する。今回は正方形だったこともあり、数ミリ単位のズレを何度も何度も調整した)

・自分の写真に対するSNSでの反応。なにか罵倒されたとかではなくて、反応自体が全然なかったこと。作品の魅力や交友関係の少なさ、なのかな。(その分、記事にしてもらえて嬉しかった)

・以前から思っていることだけど、僕よりもずっと素敵な写真を撮る人が、VR界隈には沢山いること。そういう人たちを差し置いて、自分が写真展に参加していること。特に、「VR写真を仕事にしたい」と本気で考える人がいたら、席を代わってあげたいと思う(できるかどうかは別にしても)

 以上、嬉しかったこと、苦しかったことをまとめてみました。やっぱり、苦しいことの方が多いんだよね。ただ、一度かかわった以上、自分にできる限りのことはしたい。そんな気持ちもあって、そこが悩ましいところ。

 もし、写真展に「参加する」方ではなく、写真展を「見る」方だったら。どんなに気ままに楽しめたのか、なんて。隣の芝生をうらやんだりする。


撮影ワールド:Celestial tears/wata23さん

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