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VRChat

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VRChat(VRSNS)のこと。
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#メタバース

『矛盾』を抱えながら/仮想現実での生き方

はじめに 『メタバース』を知ったのは2021年。興味本位でVRゴーグルを買って、二年半が経つ。初めは驚きの連続だったVR体験も、今では生活の一部だ。仕事から帰ったら、寝るまでの時間を「仮想現実で過ごす」のが僕の日常。  記事を読んでくれる人には説明不要かもしれないけど、メタバースというのは「インターネット上の仮想現実空間」のことで。厳密には色んな要件があるけれど、詳しい内容については『メタバース進化論』を読んで欲しい。伝えたいのはただのゲームじゃなくて「他者とのつながりや

フレンドの条件?/VRChat雑考

「ねぇ、どうしてフレンドになってくれないの?」  そんな風に、率直に理由を尋ねられたら。なんて答えたらいいのだろう。これはつい先日、VRゲームの雑談ワールドにて「突きつけられた」言葉。 *  「フレンド申請」をもらえると、自分だけに聞こえる通知音が鳴ります。同時に、画面上にポップアップも出る仕様ですから、作業中でもない限り、申請に気づかないことはありません。その後、フレンド申請を受けるなら、承諾ボタンを押して、「晴れて二人はフレンドに」という流れ。  フレンド申請のシ

VRChatで見た!『井の頭公園駅』編

 VRChatの「実在系ワールド」の現地まで行ってみる本企画も、早いもので三回目です。今回は、その緻密さと再現度の高さで話題の「井の頭公園駅」まで行ってみました。 VRChatのワールドはこちら。作者は「nyanya」さんです。  「井の頭公園」という地名は知っていたものの、「いの『が』しら」だと思っていたくらいには縁もゆかりもない場所(いのかしら、なんですね)。  VRChatで何度もロケハン(下見)をしてから写真を撮ってきましたので、どうぞご覧ください。 *一枚目

VRChatで見た!『小江戸川越』編

 VRChatには「ワールド」と呼ばれる、多種多様な空間が存在しています。現実ではあり得ないような美しい景色も多い一方で、「実在する建造物」を再現したワールドも少なくありません。  先日、VRがきっかけで、神奈川県の「横須賀美術館」に行ってみました。 「はじめて来たはずなのに、はじめてじゃない気がする」。そんな既視感を覚える程の「再現度の高さ」に驚きました。  今回は、江戸の古い町並みを残し「小江戸」と呼ばれる、埼玉県川越市に行ってきましたので、ご紹介したいと思います。

アバターだからこそ/VRChat雑考

 「またアバター買ったの?」なんて言われます。自分としては、そこまでお迎えしているつもりはなくて、お財布と相談しながら月にひとりくらい。でも、同じ子を好んで使い続ける人もいるので、多い方かもしれません。  僕が”VRChat”を始めたのはちょうど1年くらい前。仕事でも、私生活でも色々とひと段落して、このご時世で付き合いが減ったのがきっかけでした。外食や飲み会が減った分、お小遣いがBOOTHに吸い込まれているわけです。  「アバターはもう一人の自分」。そんな風に考えると、ア

VRChatで見た!『横須賀美術館』編

 ”VRChat”というメタバース空間には、多種多様なワールドが存在します。美しい風景から、ゲームワールド、お部屋、集会所など。本当になんでも。なかには「実在する建造物を再現したもの」もあるのです。  「横須賀美術館」を再現したワールドもそのひとつ。作者はsonic885さんという方。とてもきれいなワールドなので、何度も訪問して写真を撮影し、ワールド紹介のツイートをさせていただきました。  今回、実際に横須賀美術館へ行くことができたので、写真と一緒に感想を語りたいと思いま

VRChatで悩みを話せる場所を作りたい

 こんにちは、とらおです。僕はこれまでVRChatの話、特にフレンド関係の悩みについて投稿しました。  読んでくれた方から「共感できた」「気持ちが楽になった」という言葉もいただき、記事にしてよかったと思っています。  それと同時に「同じような悩みを抱える人もいるんだ…」と感じました。  このことを踏まえ、今回は「いま僕がVRChatでやりたいこと」についてお話したいと思います。 ■ あなたの悩み、話せていますか?  突然ですが、こんな言葉を聞いたことはありますか。