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全経の税法能力検定

本日は、公益社団法人 全国経理教育協会(全経)が実施する、法人税法能力検定を受験しました。

全経とは、簿記を勉強された方ならご存知かも知れませんが、簿記試験のメジャー所である日商簿記(日本商工会議所が主催)と双璧をなす社団法人なんですよね。

しかし、実績や試験の難易度は日商とほぼ同等であるものの、知名度は日商に大きく譲ってしまってるのが現状であります。

さて今回の税法能力検定(以下、「検定」)ですが、お察しの通り、税の試験と言えば、誰もが思いつく「税理士試験」がございます。

税理士試験と大きく異なる点は、

・税理士試験は国家資格、検定は社団法人の資格

・難易度は圧倒的に税理士試験が難しい
 検定は税理士試験の腕試し的な位置付け(らしい)

・税理士試験は全11科目、検定は(税関連は)全4科目

・税理士試験は5科目合格で税理士資格を得られる
 (科目単体での合格でもアピール材料になり得る)
 検定は特に制約無く、好きな科目を受けられる

・税理士資格は毎年一回
 検定は年二回、かつ科目ごとに1〜3級がある

というところでしょうか。

で、何故そんなマイナーな資格勉強をしてるのか、ということですが、現在の新職場で経理を担当したため、もう一度基礎から勉強し直したかったからです。

職場には顧問税理士がおられるのですが、その方に任せっきりだと、自分の知識や実力にならないのと、あとは自分の前々職での経理勘を戻したい、というのもございます。

さて、出来はと言いますと…うーん、準備不足でしたね。
次は10月なんでまたやり直します。
これらの勉強は実務に繋がるんだし、会社の経費で何とかしてくれないかなー?

検定は穴埋め主体で、税理士試験ほどの難易度でないにせよ、実務に必要な知識を学ぶにはとてもいい試験だと思います。2級取れれば、大体の税務申告に対応できる基礎知識が付きます。

なので、簿記といい、この税法能力検定といい、もうちょっと世間にアピールすればいいのになぁー、なんてかつて会計士試験まで挑んだ自分が口惜しく呟いております。

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