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田中圭一さんの「うつヌケ」を読んで、心の動きをメモしようと思った

田中圭一さんの「うつヌケ」を読みました。
図書館で手にとったのですが、自分の心の不調が手に取らせたんでしょうね。

その中で、「心の動きを記録しておいたことで、急な温度差で鬱になりやすいことに気づいた」とのお話があり、皆に紹介したい、でもマンガの写真を撮ってアップはなあ、と思ってたら、なんと丸々インタビュー記事がありました。ありがたや。
しかも、記録してたのほぼ日手帳って。

田中さんが、うつから抜け出せたきっかけは、気温の変化に気づいたことでしたよね。そのときは、何かに記録をされていましたか。
田中
ええ、記録はしていましたね。丸2年ぐらい、仕事の予定を管理するためにパソコンでカレンダーを作っていたんです。そのカレンダーの中に、「気分がいい・悪い」という欄を設けていました。普通の日は水色に、症状が重い日はオレンジ、もっとも重い日は赤にして、三段階の記録をずっとつけていました。ボクは、うつの症状にも季節指数があるんじゃないかと、ずっと思っていたんですよ。それは、うつからほぼ抜け出せたと思っていたあたりに、いきなりガクンと気持ちが落ちたことがあったんです。改めて気分の変化をグラフにしてみたんですよ。そこで、3月・5月・11月が突出していました。夏はラクで冬はしんどいとばかり思っていましたが、意外と、7・8月と12月みたいな季節に明確な差が出てくるんじゃなくて、3月・5月・11月という季節だったんです。これはなんだろうって思っていたんですよね。

――
厳しい暑さや寒さのある月ではないのが、ちょっと意外だなと思いました。グラフにして、共通点を見つけたんですね。
田中
そうそうそう。うつがぶり返す原因に気づいたきっかけは、ゴールデンウィークの最中に、気持ちが落ちたことでした。セーターを着なきゃいけないような日と、半袖の日が交互にきていたんです。これがつらいんだよなと思っていたら、「そういや、3月や11月もわりとそうだよな」と思い返して、合点がいったんです。
――
季節の変わり目はカゼもひきやすいし、心も敏感になるのかもしれませんね。
田中
お客様相談センターでも、3月が一番忙しいという話を聞きますし、何より、3月は自殺が多いと言いますよね。まあ、3月・4月というのは、職場がかわったり、学校がかわったりと、移り変わる季節なので、その不安のせいもあるのかもしれませんが。ただ、はげしい気温差という原因もわかって、記録をとっておいて正解でした。

というわけで、自分も心の変化を記録したく、手帳もとい、アプリを探してみました。

なんと言っても、言葉を選ばずに、すでに選択にある「誇り」「幸せ」「無気力」「不満」などから選んで1タップでログ完了。
他にもアプリはありましたが、これなら続けられそう。

結局は、この不調とは長期に付き合わなくてはならなそうなので、今日から始めることにしました。

では、最初のログ、

「不満」。


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