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第十九回書き出し祭り 感想集《前半》

このページは第十九回書き出し祭りにおいて、作者さまから『マシュマロ』を通して感想の依頼があった作品について、とら猫の尻尾が返信した内容をまとめたものです。いわゆるまとめサイトというやつです。←ちょっと違う?



#書き出し祭り #本文感想 #ファンレター

19-1-07 全員ゴリ強(つよ)になっちまえ!~悲恋ゲー悪役令嬢の、ヒーロー&ヒロイン育成記~

https://ncode.syosetu.com/n0139ik/8/

めっちゃ面白いですやん。
前回の書き出し祭りの感想でも書いたのですが、わたしは『ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテ…』のヒロインと『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に…』のヒロインが大好きなんですよ。
本作はこの二つの面白さを併せ持っている作品になりそうです。わたしの好みのど真ん中にズバッと突き刺さりました。
心ない人によっては二番煎じだとかテンプレかよとか言う人が出てくるかも知れませんが、そんな声は完全無視してぜひ続きを書いてください。わたしが喜びます。私の目には読者がわんさかと群れて読まれている未来が見えています。ランキングを駆け上がって行ってくださーい!
悲恋エンドを回避するために、ヒロインや攻略対象の全員をゴリ強キャラに育て上げるという要素が本作のオリジナリティ。これ、めっちゃ面白いですよ。拳と魔法のどちらがメインでゴリ強になるのかはまだ未知数ですが、どちらかと言えばパワーで押していくという方向性になるのでしょうか。ちょっぴり空回りな主人公の奮闘ぶりを追いかけさせてください。
ちなみに、ゲームのメインヒロインに突然「私のお友達になりなさいっ!」という場面が一番のお気に入りシーンです。ここで一気に主人公のキャラに魅力を感じました。
続きありますよね?
期待していますよ。絶対読ませてくださいねーっ! わたし待っているんだからーっ!

この度は感想をご依頼いただきありがとうございました。またぜひよろしくお願いします。続きの執筆もよろしくお願いします。


#書き出し祭り #本文感想 #ファンレター

19-1-09 夏へのスイッチ


https://ncode.syosetu.com/n0139ik/10/
これはなかなかに意欲作です。
これは詩集か小説かと問われれば、大きく捉えれば小説のカテゴリなんですよね。たぶん。
ずっと以前にLINEの画面のようなものに登場人物のアイコンと共にセリフがポンポンと表示されていくというアプリを見かけたことがあるのですが、本作はそんなアプリで時間と共に詩が配信されてくという機能に載せればとても楽しいものになると思います。
ヒロインの生活時間に合わせて、各場面の詩が配信されていく。読者はリアルタイムでそれを読みながら、ヒロインの恋を応援していく。本作がその台本であるとしたならば、一番人気のコンテンツになるのではないでしょうか。
ドキドキ感のあるストーリー展開が秀逸ですね。【80】のタイトル回収もお見事でした。
恋愛小説を書き慣れていらっしゃる作者さまが、『こんな形式はどう?』と出された作品なのだと推測しました。
どうです? 合っていますか?

この度は感想をご依頼頂きありがとうございました。またぜひよろしくお願いします。


#書き出し祭り #本文感想 #ファンレター

19-3-24 あなた方が捨てた私が、本物の聖女ですが…。ま、いっか。


https://ncode.syosetu.com/n0144ik/25/

めっちゃ面白いですよ。
設定もよく練られています。非の打ち所がない面白さ。
これから繰り広げられるヒロインの痛快なザマァ展開が目に浮かんできます。
これはわくわくが止まらないですなぁ。
主人公が双子の妹に成り代わって孤児院で披露した魔法によって、妹が聖女の称号を与えられて、成り代わりを今更申し出る訳にはいかなくなってしまうというエピソードも秀逸です。説得力があります。
タイトルの雰囲気も良いですね。主人公の人柄がくみ取れます。
続きが読みたいです!
ぜったい書いてくださいねー!
続き待ってまーす!
この度は感想をご依頼頂きありがとうございました。
またぜひよろしくお願いします。

#書き出し祭り #本文感想 #ファンレター

19-1-16 スターマインの翼


https://ncode.syosetu.com/n0139ik/17/
甘酸っぱい青春~、いいなぁ~、これぞ青春部活ラブコメ!
あらすじに書かれた通りの素敵な作品ですね。
障害者ゆえに『ふつう』にこだわるヒロインと、出会いのシーンからずっと彼女の素敵な容姿に釘付けになってしまっている主人公。もうこれは、二人が結ばれる未来しか想像できませんなぁー。←変なノリの文章でゴメンナサイm(_ _)m
とにもかくにも海人の真摯でまっすぐな人柄がとても好印象です。
これは惚れるやろ~!
華美の頑張り屋で明るい性格も良い。
これも惚れるやろ~!
花びら舞い散る出会い。とても素敵です。
主人公の苗字が変わっていると思ったら、秋が無いところにアキが加わるという、これまた素敵な出会いでもあるんですね。
ウイングスーツという競技も楽しそう。スポ根ものとしても楽しめそう。
とても良いものを読ませて頂きました。ありがとうございます。

この度は感想をご依頼頂きましてありがとうございました。
またぜひよろしくお願いします。

#書き出し祭り #本文感想 #ファンレター

19-1-02 鏡映しの忌み子と、鰐の花婿


https://ncode.syosetu.com/n0139ik/3/
こういうお話が好きな人には突き刺さる、そんな書き出しに仕上がっていますね。
あらすじではかなり先の展開まで書かれています。こういうストーリー展開を好む読者も多いと思います。
「綺麗だ」とつぶやきながら、初対面のヒロインを抱きしめてしまうなど、意外と無鉄砲な一面のある主人公のキャラも立っていますね。警官に「性的なことは一切なにも」とか言っちゃうところも。
これまであまりこういうテーマの作品に触れる機会がなかったのですが、これを機会に読ませて頂こうかなと思える書き出しでした。続きがありましたらぜひ読ませてください。

この度は感想をご依頼頂きありがとうございました。
またぜひよろしくお願いします。

#書き出し祭り #本文感想 #ファンレター

19-3-05 私のルームメイトはどうやら未確認生命体なんだとか


https://ncode.syosetu.com/n0144ik/6/
とても面白かったです。
ただのルームメイトと思っていた相手(女性)が実は未確認生命体だったというオチ。
でも、よく考えると男女が学生寮の同じ部屋に同居していると認識していた主人公も相当の強者。未確認生命体である本人は飛鳥梓という男に成り代わっているという前提で同居しているので、見方を変えると未確認生命体の方が常識的な考え方をしているんですよね。
これ、めっちゃ面白いです。あれこれ考えていくと、主人公は本当に男なのか、一人称が『私』だからもしや女なのかという立ち位置さえあやふやになってくる。
もうこうなったら男女の壁をとっぱらって、人類×未確認生命体というカップリングで考えるのが正解なのかもしれませんね。
その観点で読み返してみると、また新たな発見があったりして、本当に面白い読書体験ができました。
ここまで書いてきて今思ったんですが、わたし、壮大な読み違えをしている可能性もありますね。そうであったなら、笑って許してやってください。寛大なる作者さま、ごめんなさい。

この度は感想をご依頼頂きありがとうございました。
またぜひよろしくお願いします。

#書き出し祭り #本文感想 #ファンレター

19-1-21 悪魔72チュ~は世界を救う!


https://ncode.syosetu.com/n0139ik/22/
めっちゃ面白いですよ。
じつは本文を読む前はタイトルの『悪魔72チュ~』の意味がよく分からなくて変なタイトルだなー(失礼!<(_ _)>)なんて思っていたんですが、読了後にはめっちゃ良いタイトルだー!と興奮しています。
自分の可愛さを猛烈アピールしてくるライゼのモノローグが良いですね。アーベンの遠慮の無いツッコミも最高に面白いです。
二人の会話をずっと読んでいたくなります。
そしてこのスピード感。
作者さまはかなりの文才の持ち主ですね。
決して読者を置き去りにすることなく、このスピード感のある展開を書き上げてしまうのですから羨ましい限りです。
わたしの一番のお気に入りは――

「悪魔72チュ~?」
「この場合は「はしら」と読め」

の会話です。見事なタイトル回収!

「はぁぁけぇぇぇぇ!」
「イィィィィヤァァァァ!」

最後が二人の絶叫シーンで終えるという構成も最高でした。
サキュバスなのに乙女。そんなヒロインに72チュ~の試練。
最高ですよ。もう、サイコーという言葉しか出てきません。
とても良いものを読ませて頂きました。
もちろん続きありますよね?
続き待ってますよ。
書いてくださいねーっ

この度は感想をご依頼頂きありがとうございました。
またぜひ続きもよろしくお願いします<(_ _)>

#書き出し祭り #本文感想

19-1-08 ちるさば!~Children, survive!~


https://ncode.syosetu.com/n0139ik/9/
前半と後半で読み方がガラッと変わる書き出しになっていますね。
まず前半は、SF短編集にありそうな、風刺の効いたストーリーとして読みました。
首相の『日本人は元来□□□□なのだ』という主張に対して、様々な性癖を抱えるグループ団体が抗議するというコミカルなエピソードは面白かったです。
児童ポルノ所持者への課税とか、とてもユニークな発想ですね。

それに対して後半は……
こんなことを書くと作者さまには失礼に当たってしまうのではという心配をしながらも敢えて書くとしたら、後半はなかったものとしてスパッと終わらせてしまうのも良かったかも知れません。
なぜなら、後半の場面が辛すぎるからです。
これは一個人の感覚なので、「これサイコー!」という読者もいらっしゃるかとは思います。
わたしには無理でした。
大人たちが子どもを弄び慰みものにし殺害するという状況をついつい想像してしまう。
さらっと読み飛ばせば良いのでしょうが、わたしにはちょっと難しかったです。
大人にしか罹らないウイルス性の何かで大人たちが凶暴になるとかの設定になっていると良いかもしれません。それなら仕方ない……と読み進めるかも知れません。

今回はわたしが個人的に苦手とするテーマの作品でしたからこういう形の感想になってしまいましたが、またぜひ他のテーマで読ませてくださいね。
この度は感想のご依頼ありがとうございました。うれしかったです。


#書き出し祭り #本文感想 #ファンレター

19-1-15 カノジョの前に妹とキスをした。


https://ncode.syosetu.com/n0139ik/16/
エロい!←褒め言葉です。
小説家になろうの運営に叱られてしまうのではないかと心配になるほどにエロいです。←褒めてますからね?
(わたしの知る範囲では『キス』はギリギリセーフだけど粘液の表現はアウトとなっているので、今後運営から修正が求められるとしたら『口の周りに付いた唾液を舐めとるかのように』の部分だと思います)
書き出しの本文ではあまり物語は進行していないのですが、それだけに4千文字を一気に読ませる筆力は相当のものだと感服しました。師匠と呼ばせてください!
妹の真保にぐいぐい攻められる(いろんな意味で)ことに抵抗を示す一方で、それに流されていく主人公。このシチュエーションは萌えますよ。すごくいい!
姉妹のセリフも可愛いですね。リアリティのある会話表現なので、ぐいぐい引き込まれました。読者である自分自身がまるで二人のすぐ近くで会話を聞いているような臨場感。没入感。すごい!
本文読了後に改めてあらすじを読んでみました。
このあと、妹の真保は主人公の好みに合わせるように、カノジョの凪の雰囲気にどんどん寄せていくんでしょう? こんなん、ぜったい面白いに決まっていますよ。
『ドロドロの背徳浮気百合』のキャッチフレーズも良いですね。
続きをぜひ読んでみたいです。

この度は感想をご依頼頂きありがとうございました。
またぜひよろしくお願いします。

#書き出し祭り #本文感想 #ファンレター

19-4-09 書き出し祭りの魔物、かく語りき


https://ncode.syosetu.com/n0146ik/10/
とても面白かったです。
いわゆる内輪ネタ。対象読者を書き出し祭りにある程度関わってきた人に全振りして攻めてきましたね。やられました。お見事です。(素直に褒めてますからね?)
主人公は『お前』。地の文は誰かのモノローグなのですが、本文のどこを見ても一人称表現がない。つまり、この書き出しの本文自体が四人称小説になっているというオチということで合っていますか?
じつは、初見ではこの『お前』が実は語りの本人であって、最後に立場が入れ替わるなどのオチを想像しながら、くるぞくるぞ…と、ニヤけながら読み進めていました。一気に読むのは勿体ない気がして、じっくり味わいながら読んだので、4千文字とは思えないほどに読み応えを感じたほどでした。結局わたしの予想は外れてしまいましたが、ぜったいにこの本文には仕掛けが隠されていると思うのです。
そんな予想をしている時点で、すでに作者さまの手のひらの上でコロコロと転がされているような状態になっていたのかも知れませんね。
地の文の語り口調がめちゃ好きです。
お見事でした。

この度は感想をご依頼頂きありがとうございました。
またぜひよろしくお願いします。


#書き出し祭り #本文感想 #ファンレター

19-3-16 禁断の雫、魔法姫の涙


https://ncode.syosetu.com/n0144ik/17/
これこれ、これですよ。これぞ長編モノの書き出しってやつです!
列車の場面は緩やかな流れで作中の雰囲気を匂わせ、列車を降りてからは徐々にスピードアップしていき、最初の小さな山場があって、読者は満足。そして次なる山場を期待させる引き。
これ、ぜったい引きつけられますよ。惹かれます。
アーサとナギの関係性の魅力が存分に伝わってきます。
作品自体はラブコメではないにしても、二人の会話はそれを期待させるに十分な面白さを感じました。
でっかい荷物を運ぶアーサの描写もとても魅力的で可愛い。
ナギは年下のイケメン彼氏的なポジション。
面白いですよこれは。

あ……へんな楽しみ方を見つけてしまってスミマセン……

引きが魅力的と感じたのは、アーサの『貴方は臨時の荷物運び! ここの協会までソレ運んだら終わり!』というセリフです。
ぜったい、協会まで運ぶまでにまた事件が起きるんでしょ? ウフフ……とニヤニヤしながらページをめくるに決まっているじゃないですか!
あれ、どこにありますか? 次のページが見当たりませんよ?
続き待ってますよーっ

この度は感想をご依頼頂きありがとうございました。
またぜひよろしくお願いします。


#書き出し祭り #本文感想 #ファンレター

19-4-14 蒼銀の園に汚泥を


https://ncode.syosetu.com/n0146ik/15/
これからの伸びしろを感じさせる書き出しだと思いました。
以下、ネタバレになるので未読の方は要注意です。
――――
皆に尊敬される聖女様が悪役だったというオチがとても魅力的です。
聖女様が皆に慕われ、それに対比するように勇者が皆に嫌われる理由に説得力を持たせることができたなら、とても面白い作品になりそうな予感がします。
勇者エレクは『勇者』という最高峰の職業を与えられたことにあぐらをかかず、兵士たちに混じって訓練をするなどの努力によって、最短期間で魔王を倒したんですよね。この人めっちゃ良い勇者ですやん。とても好き。
そんなエレクの素敵さを城の人々はなぜ理解できないのか。寝てるだけでも良いじゃない。立派な役割を果たしたんだから。
読書中はそんな感情が沸いてきました。
だからこそ、聖女が黒幕だったと知ったときには、『こいつが犯人かーっ』と感情が爆発しそうになりました。
面白いですよ、この書き出しは。
惜しむらくは、勇者エレク以外の城の人々も全員悪者として思えてしまう自分自身の感情に気付き、ほんの少しですがもやもやの残った読了感であったことも否定できなかったところです。

この度は感想をご依頼頂きましてありがとうございました。
またぜひよろしくお願いします。


#書き出し祭り #本文感想 #ファンレター

19-3-22 学園から追放されそうでしたが、今度は男装して王子の従者として通うことになりました


https://ncode.syosetu.com/n0144ik/23/
主に女性をターゲットにした異世界ファンタジー恋愛小説ですね。
とても良いと思います。
第二王子のオルトとその婚約者であるヴィオラ、そしてその間に挟まる男装ヒロインのリズという三角関係がとても面白いですよ。
タイトルに『今度は男装して』とあるので、もしかしたらこれまでも変装して様々な危機を乗り越えてきた経緯があるのかもしれません。
ヴィオラに詰め寄られたときに、咄嗟にエルフに変身して『……ただ、喧嘩売られてるのはわかるよ』と反撃するという行動に驚かされました。逃げるのではなく立ち向かうというヒロインの選択に、主人公としての強さを感じました。
きっと、リズは第二王子オルトの従者としても活躍するのでしょう。
この三角関係はめっちゃ面白いです。この先の展開を教えてくださーい!

この度は感想のご依頼ありがとうございました。
またぜひよろしくお願いします。


#書き出し祭り #本文感想 #ファンレター

19-1-25 異世界で、鉄路を拓く。


https://ncode.syosetu.com/n0139ik/26/
男のロマンが詰まった作品ですなぁ~。これは良いですよ。
じつは私自身も鉄道模型に凝っていた時期がありまして、Nゲージのレールを部屋の目の高さの壁沿いに走らせ、壁をくり抜いてトンネルを作り、廊下を回ってまた部屋に戻ってくるというレイアウトを作ったほどのマニアでした。今は廃線となりその残骸しか残っていないのですが…
主人公の浩一を通して、異世界に鉄路を拓くという壮大なロマンを叶えられるこの物語は多くの鉄道ファン期待の新というところではないでしょうか。
文章の臨場感も素敵ですよね。冒頭の蒸気機関が動き始める場面からググッと引きつけられました。
そして『――出発、進行ッ!』ですよ。
もう興奮を抑えられないわけです。この感情、鉄道ファン以外の読者には伝わっているのかいないのか。たぶん、伝わんないんだろうな~。orz
アイリのお転婆キャラも良いですね。
とても魅力的です。
ぜひぜひ、全国の鉄道ファンのために、書籍化まで狙って頂きたい。
ラノベ読者の中でも鉄道ファンは結構多いんじゃないでしょうか。
きっと、いけると思います。応援しています!

この度は感想のご依頼ありがとうございました。
またぜひよろしくお願いします。


#書き出し祭り #本文感想 #ファンレター

19-1-04 悪役令嬢に憑依したとたん婚約破棄を言い渡されましたが婚約破棄は破棄だそうです


https://ncode.syosetu.com/n0139ik/5/
とても面白いです。王族に仕えていたらしいヒロインが悪役令嬢に憑依するという設定が興味深いですね。一般的な設定としては主人公は『前世』の記憶が曖昧なまま、とつぜん悪役令嬢のアンナリセに『転生』したということなのだと思います。転生ではなく憑依としたのは、おそらく両者の記憶を行ったり来たりしながら物語が展開するのだと推測しました。ヒロインは同じ世界の別の人物に憑依したのですから、冒頭のようにそれほど戸惑うことなく身の安全を第一に考えるということにも説得力があります。
アンナリセのこれまでの悪行によって恨み辛みを買ってしまっている人々に対して、次々と和解して仲良くなっていく未来を暗示させる書き出しに仕上がっていると思います。
この先がとても楽しみです。
義妹の存在はヒロインがこれから乗り越えていくべき問題の一つとして光っていますね。
いわゆる最初に立ちはだかるボスキャラてき存在となっていくのでしょうか。
一番のお気に入りは、「はい。わたし心を入れ替えました」というセリフです。クスッと笑えました。
心を入れ替えたヒロインの活躍をニヤニヤしながらずっと読んでいきたいです。
ぜひ続きを読ませてくださいね。

この度は感想をご依頼頂きありがとうございました。
またぜひよろしくお願いします。



後半はこちら→→https://note.com/toranekonoshippo/n/nc6a3806d667d



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