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2023年「タガノ」馬観戦記〜上半期編〜


はじめに

私個人としては、2023年が人生で最も競馬場に足を運んだ年となった。そして、多くの「タガノ」馬を現地で応援することができた。今回は、昨年現地で応援した「タガノ」馬に対する私の想いを「観戦記」として書き残すことにした。

2023年1月8日(日)中山競馬場
ポルックスS タガノディアマンテ

タガノディアマンテと丸山J

2023年の現地観戦は中山競馬場から始まった。年が明けて7歳となったタガノディアマンテ。デビュー時から応援しており、現役の「タガノ」馬で最も好きな競走馬である。そのディアマンテを応援するのはこれが初めてで、パドックにその姿を現したときの胸の高鳴りは何にも代え難いものがあった。迎えたレースでは10着と敗れ、その後自身2度目の屈腱炎を発症。JRAの競走馬登録を抹消された現在は兵庫・新子厩舎に転厩している。園田で2戦を消化し、いずれも着外に終わっているが、怪我なく、無事に競走馬生活を全うしてくれれば本望だ。

レース後のタガノディアマンテ(写真右端は鮫島調教師、右から2番目は丸山J)

2023年5月4日(木)船橋競馬場
かしわ記念 タガノビューティー

タガノビューティーと石橋J

ゴールデンウィーク真っ只中、私は父と共に船橋競馬場へ足を運んだ。その目的はタガノビューティーの応援。ビューティーを現地で応援するのは、一昨年の武蔵野S以来2回目であった。いつものようにパドックで出走馬が入場するのを待っていると、誰よりも早く待機室に入り、ストレッチを行っている1人の騎手の姿が見えた。そう、タガノビューティーの主戦・石橋脩である。頼れる鞍上を背に迎えたレースでは、メイショウハリオとの激しい追い比べの末、クビ差の2着。4角でタメを作れたときには「勝てる!」と思い、直線では「ビューティー!石橋ー!!」と連呼。想い届かずも魂の激走に心から敬意を表する。

2023年6月25日(日)東京競馬場
2歳新馬 タガノエクレール

タガノエクレールと石橋J

タガノエクレールが東京芝1600mでデビューすると知ったときは驚いた。「タガノ」馬が東京競馬場でデビューするのは稀だからである。そのため、予定が入っていたものの日程を調整し、府中へと向かった。レースでは果敢に逃げの手に出ると、内から末脚を伸ばしたトーセンクライネには屈したものの2着と好走。このレース以降は苦戦が続いているが、なんとか浮上のきっかけを掴んでほしいところ。


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