0522:突然書き始めたnoteと悩み
雑多な自分の気持ちの記録。全然まとまらなかった…。
普段書いているもの
noteを突然書き始めたのが4月末なので、およそ1か月。
1か月で6本は、おそらく少ない方では無いのだと思う。
元々、エッセイとかコラムとかの物書きではない。
物書きの方々からすれば
「そんなの読んでりゃすぐわかるよ」
なのかもしれないけど。
かと言って、文章を作るのが稀かと言うとそうでもない。
また、例えば寿司打ちだと高級コースで7,000円前後の安定した黒字。
タイピングが遅い方なわけでもないし、むしろ速い方だと思う。
そして、普段書いているのは技術文書ばかり。
タイピングもある程度の速さがあるため、数千字の原稿も日常的。
だから文章にまとめること自体にはあまり抵抗が無い。
それでも、それらは
「このようなシミュレーション結果が得られたのは**だからであろう」
と客観的な情報による説明ばかりであり、感情を入れる余地は無い。
むしろ主観は極力除く必要がある。
技術者としての直感は必要とされるが、それもあくまで経験則。
今までの経験を基に客観的に整理しているだけである。
癖として、日常的に頭の中は「なんで?」ばかりである。
悩み続けているわけではないが、ふとしたことの興味が止まらない。
そんな不思議や疑問であふれているタイプの人間である。
苦手なこと
自分は昔から
「これが好き」
のような主観的な情報を伝えるのがとても苦手である。
そのためか、
「いつも笑顔だけど、正直心の底では何考えているのかわからない…」
と、よく言われてきた。
ニコニコと感情を出しているようで、言葉に感情を乗せないから、ふと気づくと中々に不気味らしい。
しかも、真面目モード、仕事モードに入ると急に真顔で淡々としゃべり始めるから、真顔でいるだけで時折
「今日は怒っているのか…?」
と勘違いされる始末。
だからこそ余計に、普段ニコニコしているのも不気味なのかもしれない。
社会人として、仕事をしている上ではほとんど困らないけど。
「好き」と言えるコミュニティ
そんな自分にとって、日向坂は自分の人生の中でもかなり珍しい、「好き」を結構はっきりと示している方の趣味だと思う。
「これが好き」「あれはかわいい」、
メッセージアプリや音楽番組にて、思ったことをそこまで何重にも自分の中でフィルターを通さずに発信してもあまり問題が無い。
発信している同士で、共感できることがあれば「いいね」をすれば良い。
自分が共感されれば「いいね」をされる。
決して「いいね」を目的にしているわけではないが、自らが主観的な発信をしても良い一定人数のコミュニティがあるのは気持ちの救いではある。
かなり特異な文化だとは思うけれども。
そんな文化の中、自分の人生で「ここが好き」をあまり言葉にしてこなかった自分には、文章ならまだしも、口から言葉で人に伝える能力が欠如していると度々感じてしまう。
最近も、ある程度ライブに参加してきたことで、
「ここが良かった、以前に比べると**だから」
と、今までの自分の経験と比較して、結局はやはりどこか客観的に感想を述べてしまっている気がする。
別に、誰かに単発での何かの良さを説きたいわけでは無い。
単発の良さを伝える能力の低さは自覚していたが、
「いちいち言葉にはできなくても良いものなのかな」
と思っていた程度である。
頭の回転不足
ある日、仲の良い(と自分では思っている)このちゃん推しのFFさんのスペースにて、オードリーのオールナイトニッポンの話になった。
東京ドームに向けて、ステッカーがまだ今ほど配られていない時期、
「どうやったら街中で若林さんの目に留まるか」、
そんな大喜利みたいな流れだった気がする。
「こっちも自転車をラスタカラーにするか」
「全身をラスタカラーにしてみるか」
みたいな話から、"過去の自分の好きだった回は?"という話へ。
そんな時に、出ないのである。
誰かが「この回良かったよね」という話をすれば、
「こういう話だったよね、懐かしい」とすぐに返せる。
結構覚えていたので、おそらく記憶が薄いわけでは無い。
でも自分から「自分は、この回が良かった」と返せない。
自分にとってちゃんと分解能高めに記憶できていないから、過去数年間のトークを頭に浮かべ、それを自分にとって良かった順で頭の中で並び替えをして…と時間がかかっている気がする。
自分の「好き」に対して、頭の回転が遅いのを改めて自覚した。
noteを始める
強く反省したり後悔したわけではない。
でも、もっと1回1回、いろんなイベントをちゃんと記憶したいと思った。
だから、noteを始めた。
週に何回も、ライブや色々な番組が終わってから、
「良かったなぁ」と思っていた自分に対し、
「何が良かったと思った?」、
「なんで良かったと思った?」、
そんな自問自答を朝まで続けてしまうことが多い自分。
真っ暗な部屋の中、布団の中で深夜1時くらいから朝の5時くらいまでモヤモヤと思考が止まらないことも多い。
でもその自問自答を文章にまとめれば、モヤモヤが減り、自分の「好き」に対して頭の回転も速くなるかなと思った。
誰かに向けた文章ではなく、あくまで自分の感情を整理して、"記憶"を"記録"として残し、ある程度吐き出したい、そんな目的。
減らないモヤモヤ
まずは約1か月やってみたが、結局中々モヤモヤは減らなかった。
自分がモヤっとした若干ネガティブな思いが入っている記事がほとんど公開できていないまま、大量に下書きになっているからである。
公開している記事の数以上に、下書きの記事の数が増え続けている。
ネガティブな事ばかりな記事を残す気にもならないし、万一切り取られても炎上のような悪影響が無いように、とも考えると、たくさん書いてから「もっと推敲するべきだな…」と下書きにしてしまう。
他にも、先日のDreamHackの勢いで書いてみた記事も読み返してみれば、感想じゃなくてレポであった。
自分にとっての「ここが良かった」を言葉にするつもりで書き始めたのに、そのほとんどがどんな流れだったかをまとめただけだった。
「ここが良かった」と口頭ですぐに言葉にできる人たちを尊敬する。
そして、感情を乗せつつ整理して文章にできている人はさらに尊敬する。
自分自身も、もっと整理してから書き出せば良いのかもしれないけど。
整理すればするほど、感情の入った文章を削ってしまう気もする。
せっかく好きで楽しんでいるはずの文化なので、自分も文章でも口頭でも良いから、もっと言葉にできるようにしたい。
全然まとまらなかったけど、中々難しいなぁ。
とらん