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憧れの電動キックボードに乗った

今日、憧れの電動キックボードに乗った。
キックボードに電動のエンジンみたいなものがついていて、最初に勢いをつければその後は自動で進むのだ。
一応原付と同じような扱いで、運転するには運転免許が必要になる。

僕は若いサラリーマンが颯爽と車道を電動キックボードで駆け抜けるのをみてからこれに乗るのが夢だった。
何度も購入をしようかと考えたが、値段と当時免許をもっていなかったことから諦めていた。

だが、最近バイト先のすぐ近くに電動キックボードのシェアリングサービスのポートを発見した。
値段は最初の10分で110円で、そのあと1分ごとに15円という価格設定だ。
遠出だと損だが、電車で一駅くらいならむしろ安いかもしれない。
絶対に近いうちに乗る!そう決めてバイト先に向かい、いつもより大きな声で挨拶した。

そして今日、後輩と中華を食べに行くついでに電動キックボードに誘った。
断られるかと思ったが、意外と乗り気だった。
やっぱり電動キックボードは憧れの乗り物なのだなと思った。

いざポートに着き、電動キックボードに乗る。最初の勢いは足で地面を蹴ってつける。その後は右手のハンドルについているボタンを押すと自動で進む。めちゃくちゃ楽しい。

ただ、意外だったのが時速15キロと結構遅いことだ。数年前に見たサラリーマンはもっと速いイメージだったのだが、シェアリング用のキックボードは制限しているのだろうか。これなら自転車の方が速いかもしれない。

そしてこの乗り物、更におそろしいのが、基本的に歩道ではなく車道を走らなければいけないのだ。

遅い速度で走っていると車がとても怖い。
そして路駐してある車を追い越すときに後ろからくる車が怖すぎてぜんぜん追い越せない。
1番印象に残ってるのは、10メートル先を走っているバスが停車して乗客を乗せるので追い越したら、途中で乗車完了し、僕たちの追い越しを待っていたことだ。
怖かったが、それよりも速度が遅いことに笑ってしまった。

ポートへの帰り道、車道にある自転車専用レーンを発見し、そこを走っているときはとても快適で楽しかった。最高だった。全部この道になってほしいと思った。

購入はしなくてよかったなと思ったが、レンタルで乗れるならまた乗りたいと思った。

ぜひ皆さんにも乗ってほしいが、車の怖さ以外にもう一つ問題がある。それは、めちゃくちゃ人に見られるということだ。

ただ、これに対しては簡単な対処法がある。

好奇の目で見られたら、逆に「あれ?まだ歩いてるんですか?」と心の中で蔑むことだ。

さあみなさん、一度乗りましょう。
そして、電動キックボードに乗ってる人を見ても驚かないくらい一般的な文化にしましょう。

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