SATANIC CARNIVAL'23 DAY2 Vol.3【GUMX】LOVE &PEACEFUL!
SATANIC CARNIVAL'23 DAY2、EVIL STAGEの2番手で登場した韓国のハイスタことGUMX。
この人たちのLIVE見るのめっちゃ楽しみにしてたんで、トップバッターの花冷え。が終わってからそのまま前の方で待機。
花冷え。より少しオーディエンスは減っちゃったけど、むしろステージ前の最前線エリアは生粋のGUMX好き達が集っててセッティングからワイワイと楽しそう。
本編スタートして3人がステージに登場する際のSEがノリノリなレトロ風味のPOP SONGで超ステキやん。あれなんて曲だろ??
Vo.のYONGWONさん、AIR JAM2011の頃の難波くんを思わせる鮮やかなレッドヘアが映えてるー!なんて思ってるうちにのっけからハイスタの『MAXMUM OVERDRIVE』を彷彿とさせるサウンドの『TURN OFF』!みんなジャンプジャンプ!
続けて泣きのメロディ全開の名曲『GREEN FREAKZILLA』を畳み掛ける!次の『PERFECT』は「トゥルルルルルッ!」の巻き舌もそれこそパーフェクトにキメる。
あーもう、最高じゃないか。
特にドラムの手数の多さと重量感が半端なくて、軽やかなメロディックパンクだけど、骨太でパワフルなサウンドなのが超印象的。
そして常にニコニコ笑顔で演奏し歌いMCするYONGWONさんの真摯な佇まいがメチャクチャ胸打たれる。
最前エリアのPUNX達も惜しみなくエナジー全開で楽しみつつも、互いに協力しあってリフトしてて、オーディエンスのハッピーな雰囲気からバンドのソウルフルな演奏から全てがピースフル。
YONGWONさんのMC。
なんだか全身からハイスタとPIZZAを筆頭とする日本のPUNKシーンへの愛情とリスペクトを発露させまくってて、こっちがたまらなく嬉しくなってくる。こんなんもう愛さずにはいられないにきまってるやないかい!
KEN BANDの『Running On The Winding Road』を思わせる静かなイントロから始まる名曲『THE ANSWER』。ギターのメロディひとつひとつがまぁ沁みる。
「コリアとジャパン!ともだちーーー!」
と叫んだラスト曲は『HYMN TO LOVE』(KEN BANDもカバーしてる『If You Love Me (Really Love Me)』※愛の讃歌 のGUMXカバーバージョン)!。
もう聴こえる音も、目に見える光景も、身体で感じるビートも、何もかもがピースフルで。
そんな空間にいたら、なんだか無性に泣けてきておっさん一人で落涙してしまいました。
個人的には20年越しのGUMX
GUMXって2000年台から活動してるベテランバンドで(その後徴兵制による影響で活動休止、メンバーチェンジを経てるけど)、2003年のFUJI ROCK FESTIVALには土曜日のレッドマーキーのトップバッターとして出演してるんですよ。
この年のFUJI ROCK、前夜祭から最終日まで4日間行っててGUMXは絶対に見ようと思ってたのに、金曜日に深夜までパレスオブワンダーで遊んでて寝坊して見れなかったの。
そっから20年経ってようやくGUMXと邂逅できて、コロナによる制限のないフル開放のLIVEが見れて、個人的にも本当に胸いっぱいでしたよ。
余韻半端なくて思わず…
GUMX終わってからもしばらく『THE ANSWER』のギターのフレーズが脳内リフレインし続けて鳴り止まない。もう余韻が半端なくて。
それで居ても立ってもいられず、フードエリアに駆け込んで、GUMXへのリスペクトの想いをありったけ込めて韓国メシかっ喰らったのでした。
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