見出し画像

【実はコストカットの塊?】uni KURUTOGA metal 偏見レビュー


はじめに

どうも、風邪を引いた人です。昨日は熱も出てましたが、今日は熱も引いてパブロン飲んだからだいぶよくなったということで、昨日書く予定だったnoteを綴ろうと思います。というかnoteを綴るって個人的にちょっと謎なんですよね。noteに限らずこういう文章系は個人的に綴るものでは無く、一方的に投げかけるモノだと思っているので。

レビュー

基本コンセプト

永く、使うほどに愛着が湧くクルトガ

クルトガの機能はそのままに、
安定した筆記感を生み出すメタルボディ。
「書く」時間を、もっと上質な時間へ。

https://www.mpuni.co.jp/special/kurutogametal/index.html

以上公式特設サイトより、基本のコンセプトはこれらです。まず前提としてクルトガシリーズというのはあまり高級モデルがなかったんですよね。なぜなら、あくまでクルトガという商品のコンセプトはたくさん字を書く中高生などの学生へ向けての商品だったからですよね。だけども時代は高級文具ブームへとへと移り変わりました。なのでDIVEとは違ういわばクルトガハイグレードモデル/アドバンスアップグレードモデルとDIVEの中間層のモデルの需要も出来た、だから作ったというような感じでしょうか。まぁ悪く言ってしまえばビジネスライクな商品ですよね。そこらへん自分は発売当初は結構疑問に感じていました。最近のuniの動きはやはり「うーん」と思ってしまうようなものがあるのはもはや仕方ないと割り切っていますが、それでもやはり納得いきませんよねえ…。

デザイン

それでは次にデザインを見ていきましょう。

ボディ全体にブラスト処理を施すことで、落ち着きのある上質な質感 を演出。軽量性を兼ね備えたアルミ素材を使用し、長く使っても疲れにくい。

グリップには、ブラスト処理に加え、細かい引き目を入れることで、握りやすさとデザイン性を両立。手に馴染むマイルドエッジグリップ加工。

クルトガ最高峰モデル「KURUTOGA DIVE」のDNAを引き継いだ板状の金属クリップ。

https://www.mpuni.co.jp/special/kurutogametal/index.html

以上3点が基本的な公式で明言されているデザインのポイントです。クリップはDIVEと同じタイプの物を採用しているということで比較してみました

塗装・材質・固定方式はとりあえず両方同じですね。そしてクリップの幅も同じです。DIVEの方が小さく、metalの方が大きく見えるのは多分錯視です。2本のクリップ部分をくっつけてみると同じということがなんとなくわかります。コレは推測にはなりますがおそらく元は同じ金属板で加工の道中で分かれているのでしょう。うーんコレも悪く言えばビジネスライクなポイントなのかもしれません。実はコレ以外にも共通の外装のパーツがあるんですよ。それがキャップ

アドバンスアップグレードモデルと完全に同じ物です。もうコストカットはいいって((。まぁデザインはこんなところですかね。他にもう一個他のクルトガシリーズと同じところがあるのですがそれはまた後で紹介いたします。

機能

次に機能について

クルトガの「芯が回ってトガりつづける」特徴はそのままに、書き味を安定させる2つの機能。

ペン先の動きを最小限に抑えたクルトガエンジンを搭載。

ペン先に筆記時の衝撃を和らげる樹脂製パーツ「ニブダンパー」を搭載。ペン先の動きを感じにくく、安定した書き味を実現。

https://www.mpuni.co.jp/special/kurutogametal/index.html

というわけで以上が公式で言及されている2つの機能です。まぁエンジンはKSで採用されたミットシップ型のエンジンなんですよね、だから特にいうことがない。正確にいうとその「モノ」自体には特にいうことはないです。だけど「コト」にはいうことが大有りです。まぁ見て貰えばわかります。

はい、中身が完全に一緒なんですよ。まぁ何が言いたいのかというとそりゃあまあコストカッt((。まぁそういうことですよ、よく捉えれば色々いじれるというポイントもありますけどね。でもなあ…2750円と605円中身は同じってなんか腹立つなあ〜((。

基本スペック

では続いてはスペックです。

  • 長さ 147mm

  • 重量 17.6g

  • 太さ φ9.5mm

  • 重心位置 先端から67mm

  • 芯径展開 0.5mmのみ

  • 素材 ボディ:アルミ 口金/ノックカバー:真鍮 クリップ:鋼材(カーボンツールスチール)

  • カラー展開 ノクターンブラック/サイレントブルー/ファントムグレー

  • 価格 2750円(Tax included)

  • 製造国 日本

  • 販売元 uni/三菱鉛筆

ということ以上がスペックです。うーん個人的に20g以下は軽量級なのですけども、まぁ一応サイズの割にはややずっしりしている部類ですね。あとやや長めかなと思います。ちなみにクリップの素材って表記揺れがあってですね。最初の時は特設ページにはカーボンツールスチール表記だったんですけど、後々剛材に変更されたんですよね。なので両方記載させていただきました。

内部機構+改造小ネタ

それでは次に分解していきましょう。まずはキャップ付近から

やはりぱっと見割とボディ以外のアドバンスとの差がわからない。次は芯タンク付近

一応グリップのところと口金のところ両方外れてしかも逆につけれるんですよね、面白い。そしてなんとゴムパッキンがついてます。続いて口金

ニブダンパーとかがよく見えますねちなみにニブダンパーは押し出されないと出てきません。

こんな感じです

ニブダンパーは金色のリングようなモノで固定されてますね。そして安定のゴムパッキン付き。ちなみに自分はこの口金の形状が超好きです。

そして最後にチャック、金属製です。ちなみに無理やり内部機構を外すことも普通にできるらしいです。文具王さんが無理やり外してKS0.3を入れる換装をやってました。結構面白かったです。ちなみに話が脱線しますが。KSの口金にグリスを塗るとほぼmetalの書き味になります。金ない人はやってみてね((。

書いてみて+総合評価

まぁ最後に書いてみてと総合評価をします。まぁ書いてみてですけど良くも悪くもクルトガらしさがあったりなかったりしますね。書き味なんですけど、コレはクルトガとは思えないくらい沈み込みません。だけどコレはクルトガの書き味好きな人はあまり好きになれないと思います。そしてクルトガの「無意識に筆圧を加えてしまう」が露呈しています。元々ガタつきがクッションとして機能していたのですが、そのクッションが消えたことで露呈した感じです。まぁ些細なことですが個人的には自分は字を書く手を矯正ため筆圧が強いので消しゴムで消す時に結構跡が残って嫌です。ちなみにマジで関係ないけど字を書く手を矯正したせいで半両利きみたいな感じになってます。まぁ総合評価行ってみましょう。果たしてKURUTOGA metalはどうなのか結論はこうです。

  • ブレが最小限に抑えられたクルトガ

  • 良くも悪くもクルトガらしくない

  • クルトガの弱点が露呈した

  • 外装の勢いでコストカットを誤魔化している気がする

ということでトーラtier的にはA+です。弱点があると言っても普通に使いやすい部類なんですよね。まぁ正味このペンもDIVEと同じで書き味とかよりは機能に金を払うペンだと思っているのでそこは妥協します。まぁこんなところです。

最後に

今回はコレくらいで終わります。そういえば最近コンクリ背景買ったんですよ。あと木材でペンレストも作ったんですけどこの二つが合わさると最強の手抜きおしゃれが作れるの罪深すぎません???ぜひ皆さんもやってみてください。ペンレスト制作はただの苦行です。木材を切ってひたすら彫刻刀で削ってひたすらやすりで磨くだけです。それでは早く風邪治せるように頑張ります。また次回の記事会いましょう。

いいなと思ったら応援しよう!