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悔しい気持ちをバネにする方法とは?

こんばんは、とらこです。
実は今日、娘がとある競技会(仮名)に参加しました。先月に参加した競技会ではめでたく上位入賞でしたが、今回は上位入賞ならず(泣)。

子とらちゃんは「たくさん練習したのに、練習をサボってばかりいる子が上位入賞だなんて」と言って、悔し涙を流していました。確かに言われてみれば、毎日5〜6時間以上も練習している娘ではなく、一週間のうち2回は練習に参加できたら花丸と言える子が上位入賞となれば、真面目に練習しているのがバカバカしく思えてきます。

だが、子とらちゃんよ。よくよく考えて欲しい。

そもそも、子とらちゃんとサボり魔の彼女は、チャレンジしているハードルが大きく異なっています。子とらちゃんは高いハードル(難しい技)にチャレンジしていて、彼女は思い切りハードルを下げた技にチャレンジしているのですから、比べても仕方のない話なんです。実力を受け入れて、自分なりに精一杯やれたのなら、それで十分ではないかと思います。

そんなに背伸びをしてハードルを上げなくても、これだけ努力しているのだから、もう少しハードルを下げて肩の力を抜いてみてはどうでしょうか? その方がよりリラックスして競技に挑めるはず!と娘を励ましました。

その後、あんなに泣いていた子とらは、大好きな「はま寿司」へ連れて行くと、炙りとろサーモンやいくらの軍艦巻き、三色団子をたらふく食べたらニッコニコ!驚くほど、ご機嫌になりました(単純な子とらちゃん)。「次こそは1位をとるために、今日からまたゼロから練習を頑張る!」と意気込んでいました。

そして子とらちゃんは、「前回の競技会で上位入賞した事や、今回の結果はもう忘れることにした」と言い出したのです。過去の栄光を引きずらない事って、中々難しい事だと思いませんか?努力が実を結び、素晴らしい結果を残したとしても、人生はこれからも続いていきます。いつまでも、過去の栄光にしがみついていたら、それ以上の成長は望めません。

それは、悔しい経験も同じ事が言えると思います。

悔しい経験をしたら「次こそは!」と言って、忘れる事が大切です。子とらちゃんには、今後も多くの悔しい経験を積んでは手放す、という練習をして欲しいと思います。反省もしなくて良い。反省なんてしたら、ネガティブな感情が頭の中に残り続け、同じチャンスが来た時に「また同じような失敗したらどうしよう」と焦ってしまって、良い結果を出すことが難しくなってしまいます。

今回の競技会で、多くの事を学んだ子とらちゃん。これからも、悔しい経験を山ほど積んでは競技のできる立派な大人に成長して欲しいと、心から願っています。

最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。

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