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眩暈とトランス~占いと猫とトラジャのコーヒーvol.33

眩暈の頭の中で起こる体感と映像が気持ち悪いながらもある種の陶酔をもたらすことで気が付いたことがある。

瞑想をしていて、相当に深く意識の底に入っていくと、蒙昧とする意識の中で視界が、正確には脳内の映像がグルグルと回りだす現象、あれは、単純に眩暈でグルグルする感覚と一致しているのだ。

深いトランスに入るときの頭の中が回るような感覚というのはつまり眩暈のそれと同じ仕組みなのではないかと考えたのだ。

脳内の映像がグルグルするほど深くトランスできることはなかなかないのだけれど、実は眩暈を起こしているときはなんらかの感覚器官もしくはシナプスの異常回路か何かで私の脳内では視覚情報への干渉アクセスできる状態になっているのではないか、というのが今日考えたことなのだ。

実は先月40度を超える高熱を出したのだが、その時には脳内データベースに自分でアクセスできるのではないか、とかんじた。
アカシックレコードとか、カルマとか、過去生とか、簡単にはアクセスできないようになっているそんな情報にも、アクセスできる技術を持った人がいるという。それを、40度越えの高熱の中でもうろうとしながらもはっきりとした映像によって自分が操作できることを見た。
もちろんこれは妄想でしかないかもしれない。
しかし、人間は想像できたことは実際にできるのだ。
つまり、脳内で映像化し、体験できたのであるから、それは実際にこのリアルでも実現しうる、と考える方が面白いではないか。

私のライフワークは人知を超えた体験を得ることだ。

それにまた一歩近づいた、といえる。


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