見出し画像

早稲田起業家講座2020の登壇者を勝手にまとめてみた。

初めまして!早稲田大学政治経済学部一年の内藤です!今回は、早稲田の起業家養成講座にお越しいただく皆様のプロフィールを簡単にまとめさせていただきました!皆様のお役に立てればと思います!(この記事は、僕が”勝手”に作ったメモです。リサーチはきちんとさせていただきましたが、公式記事ではございません。ご了承お願いします!)

_________________________________________________________________________________

10月13日:早稲田出身起業家は学生時代をどう過ごしたのか① <キャリア>

株式会社 メルカリ 代表取締役CEO(社長) 山田 進太郎氏

画像1

プロフ:
1977年愛知県生まれ。早稲田大学教育学部卒。
twitter: https://twitter.com/suadd 

どんな人?:
言わずと知れたフリマアプリ「メルカリ」の創業者。早稲田大学卒業後の2001年に写真・動画共有サイト「フォト蔵」、ケータイゲームサイト「まちつく!」などの、インターネット・メディアを企画・開発・ 運営する、ウノウ株式会社を設立。しかし自分自身のミッションである「グローバルなサービス」が思うようにできず、2010年にアメリカのソーシャルゲーム会社、ジンガに売却。ウノウ退職後、一年間世界一周旅行に出る。日本に帰国後、「これからはスマホ」の時代になると確信。スマホに適したフリマアプリの開発を決意。2013年に「メルカリ」をリリース。

起業の原体験:
内向的な性格にもかかわらず、サークル活動ではリーダー的立ち位置に。そこでみんなで何かをやることの面白さに目覚めたそう。

こんな大学生だった!:
あまり勉強せず、サークルや遊びに勤しんでいた。また、同人誌のようなものを作っていたらしい。在学中に楽天でインターンを経験。
_________________________________________________________________________________

株式会社Appify Technologies 代表取締役社長 福田涼介氏

画像2

プロフ:
1996年大阪市生まれ。2015年早稲田大学国際教養学部進学。
スタートアップ界隈では「ゆずしお」と呼ばれている。
Twitter: https://twitter.com/yuzushioh 

どんな人?:
エンジニアがいなくてもソフトウェアを開発できる「Appify」というサービスを運営している、Appify Technologies の代表。その後、2018年7月に起業。Popshootという会社を手伝っていた時に知り合った経緯から、East Venturesから出資を受ける。10回のピボット(事業転換)を経て、2020年6月 BASEとの連携をAppifyをリリース。

Appifyに辿り着いた経緯:
C向けのサービスに取り組んでいたが、難易度が高く手数を打たなければいけなかった。そこでアイディアをなるべく早く形にするための環境を構築するための社内ツールを作成したところ、それを外部に提供できるようになったそう。(SlackやTwitterに似てる!)

起業の経緯:
もともと、身内では就職するより起業する人が多かったため、自然と起業という道を選ぼうとは考えていたそう。

こんな大学生だった!:
大学入学直後にプログラミングを勉強。大一の夏にChatworkシリコンバレーオフィスで3ヶ月間のインターンを経験。その後はメルカリやDMMcomでエンジニアとして、新規事業の立ち上げを経験。

_________________________________________________________________________________

元Emotion Intelligence CEO 太田 麻未氏

画像3

プロフ:
早稲田大学卒。
twitter: https://twitter.com/asamiota 

どんな人?:
元々、太田氏は営業としてEmotion Intelligenceに入社したそうだが、慢性的な赤字が原因で経営陣と投資家の折り合いがつかなくなり、自分が代表取締役を務めることになったそう。その後無事黒字化に成功。2019年にAppierに会社を売却。2020年にはAppier Japanに会社を統合する。
(Emotion Intelligenceは2011年に設立されたスタートアップ。Webやアプリ上におけるユーザーの行動を解析し、ユーザーの感情の高まりを検知する人工知能エンジン「Emotion I/O」(エモーション・アイオー)の開発を行っている。また、「Emotion I/O」を利用したECサイト向けのサービスの提供も行っている。)

こんな大学生だった!:
早稲田時代はリクルートに入るつもりで早くから動いていたそう。実際人事の方とお話しもしていたそう。しかし、一次面接で落ちてしまい、内定をいただいた楽天に就職。

_________________________________________________________________________________

参考記事:

山田氏
https://www.kenja.tv/president/det5b3zb.html 

福田氏
https://band.ventures/202002-dtechnologies-eastventures/https://blog.codecamp.jp/interview_fukuda (在学中の記事!)

太田氏
https://ecnomikata.com/original_news/25213/
https://initial.inc/companies/A-16107
https://startup-db.com/companies/3940/emin
https://www.odyssey-com.co.jp/essay/essay157.html _________________________________________________________________________________

10月27日:早稲田出身起業家は学生時代をどう過ごしたのか② <キャリア>

株式会社リブセンス 代表取締役社長 村上 太一氏

画像4

プロフ:
1986年東京都出身。早稲田大学政治経済学部卒。
twitter: https://twitter.com/m_tai1 

どんな人?:
最年少上場を果たしたことで有名な村上さん。ヒロアカでいうホークス。早すぎる男。高校時代から簿記2級やシステムアドミニストレータを取ったり、起業家のイベントに参加したりと、起業のための準備をしていた。大学在学中に「ベンチャー起業家養成基礎講座」主催のビジネスプランコンテストで優勝。その後2006年2月に、成果報酬型のアルバイト情報サイト「ジョブセンス」(現マッハバイト)を提供する株式会社リブセンスを設立。(当時大学一年生!)創業2年目に黒字化に成功し、2011年12月7日に史上最年少(25歳1ヶ月)での上場を果たす。

起業の原体験:
父母、両方の祖父が経営者であったことが大きく、幼いころから起業を志していた。

_________________________________________________________________________________
株式会社 FinT CEO 大槻 祐依

画像5

プロフ:
1995年生 東京都出身早稲田大学文化構想学部卒。
twitter: https://twitter.com/yui_ohtk 

どんな人?:
リブセンス村上さんと同じく、早稲田大学ビジネスプランコンテスト優勝。2017年に株式会社FinTを設立。女性向けメディア「Sucle(シュクレ)」とInstagramマーケティング事業を行う。

こんな大学生だった!:
学生時代はEast VenturesやCandleなどでインターンをしていた。また4年次には、シンガポールの南洋理工大学に一年間ビジネスを学ぶために留学していた。

起業のきっかけ:
大学1年生の頃、早稲田の起業家講座やビジコンに参加して、起業家と出会ったり触れ合う機会が増えて単純に「かっけー!」と思い、スタートアップに興味を持ち始めたのがきっかけ。また、留学行く前の3年生の3月までインターンを3つ経験したことで起業がやりやすい環境に身を置いていたことも影響している。また、前インターンしていた会社がエグジットしてそれに刺激を受け起業を決意した。

_________________________________________________________________________________
株式会社 and 代表取締役 平 貴衣

画像6

プロフィール:
早稲田大学社会化学部卒。
twitter:  https://twitter.com/_____on9 

どんな人?:2018年3月に今は20-30代の"ひとり"の暮らしを豊かにするためのメディアコマース「Little Rooms」をメイン事業とする株式会社andを設立。インスタグラムでは、メインアカウントである「Little Rooms(@littlerooms.jp)」の他に、お部屋づくりのアイディアを紹介する「make my room(@make_my_room.me)」と、お部屋での過ごし方を提案する「in my room(@in_my_room.me)」も運営し、3つのアカウントを合わせたフォロワー数は80万人を突破し、ミレニアル世代女性向けのライフスタイルアカウントとしては国内最大級の規模。 2020年2月には、East Venturesと個人投資家一名から、事業拡大のための資金調達を行う。

起業したきっかけ:
元々、自分が骨を埋めたいと想えるほど大事だと思っていた女性向けのサービスがあったのが、様々な事情で少し姿を変えることに。その後、その場所を離れざるを得なくなる。新しい仕事に就くも、自分がのめり込める何かは、自分たちで作るほかないと気づき、インターン時代の同期の佐藤真緒氏と起業を決意。

_________________________________________________________________________________

Skyland Ventures パートナー 木下 慶彦(マックス)



画像7

プロフィール:
1985年横浜市生。早稲田大学理工学部卒。
twitter: https://twitter.com/kinoshitay?lang=ja 

どんな人?:
#起業しろの人 。ニックネームはマックス。理由は「ベイマックス」が好きだからだそう。社会人として3年間、大和企業投資、インキュベイトファンドでアソシエイトを務めていた。その後2012年8月に、現在代表を務めるVC、Skyland Venturesを設立する。ファンドは「誰も知らない天才に投資したい」というミッションを掲げ、投資先の60~70%はU25と、若い人の起業促進を進めている。U25が多数を占める理由は「起業のタイミングが早い人」が大きな成功をするから。基本的に初めての起業家には全員会うようにしている。


起業の経緯:
本人曰く、起業の理由は「その瞬間の判断。」むしろ「起業家が多い環境だから僕らの投資ニーズがずっとある」という環境値が重要だと考えていた。

こんな大学生だった!:
テニスサークルに所属。学生時代に起業をしなかったことが人生一番の後悔と語っている。

_________________________________________________________________________________

参考記事:

村上:
https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1003/18/news099.html
https://type.jp/st/feature/4912/

大槻:
https://en-jp.wantedly.com/users/19545093

平:
https://www.wantedly.com/companies/company_6418236/post_articles/269753 


https://and-inc.co.jp/#company 

木下:
http://www.skyland.vc/abouthttps://www.fastgrow.jp/articles/croozventures-skylandhttps://labs.skyland.vc/entry/2016/10/30/183742
https://sogyotecho.jp/skyland-vc/http://www.skyland.vc/hive

_________________________________________________________________________________

11月3日:プロダクトの作り方・広め方 <実践>

XTech株式会社 CEO ・XTech Ventures 株式会社 代表パートナー 西條 普一

画像8

プロフ:
1973年徳島県生。早稲田大学法学部卒。
twitter: https://twitter.com/s_saijo 

どんな人?:
VCに出会ったのは就活時。どんな職業になれば社長に近づけるかわからなかった時、大学の図書館でVCの仕組みを知った。そこからVCに標準を定め、ジャフコから内定をもらう。しかし、あるキャピタリストから「まずは自分でビジネスをできるようになってからVCをやった方がいい」とアドバイスされ、1996年に新卒で伊藤忠商事株式会社に入社。その後、2000年に株式会社サイバーエージェントに入社。2004年取締役就任。2008年専務取締役COOに就任。国内外で複数の新規事業を手掛ける。2013年に数百億円規模のベンチャーキャピタルである株式会社WiLを共同創業。2018年、XTech、XTech Ventures株式会社の2社を創業、エキサイト株式会社をTOBで全株式取得し、完全子会社化。

起業の原体験:
小学生の時にパソコンと出会い、「小学生でもお金を掛けず、自由にゲームを作れる、夢のようだぞ」と感動し、「ゲームを作る会社の社長」を目指す。

こんな大学生だった!:
入学後は5つのサークルに在籍。最後まで在籍したのは演劇サークル。理由は人前で話すのが得意でなかったことを克服したかったからと、少人数で温かい雰囲気のサークルが肌に合っていたから。

_________________________________________________________________________________

株式会社 newn 代表取締役 中川 綾太郎

画像9

プロフ:
1988年兵庫県生。早稲田大学商学部中退。ニックネームはあやたん。
twitter: https://twitter.com/ayatan48 

どんな人:
連続起業家、エンジェル投資家。主にtoCサービスを多数手掛けている。代表的な例は、女性向けキュレーションサイト「MERY」、スマホだけで自分のラジオ番組が作れる音声サービスstand.fm 、Sサイズ女性のための綺麗めカジュアル「COHINA」など。2011年にアート作品の解説などに特化したWEBメディアを運営する株式会社アトコレを創業。2012年に女性向けキュレーションプラットフォーム「MERY」を運営する株式会社ペロリを設立。その後2014年にディー・エヌ・エーに事業売却。2017年には、現在代表を務める株式会社newnを創業。また、エンジェル投資家としての顔ももち、年間10社程度に出資している。

どういう経緯で起業したのか:
父が自営業だった影響で自分も同じ道を辿ると思っていた。

こんな大学生だった!:
在学中、BRASSという「フリーペーパーをテーマとした学生と企業のマッチングイベント」を行う学生団体の代表を務める。しかしとにかく2限にいけず一年生の時に卒業できないことを確信。中退する。

_________________________________________________________________________________
株式会社 メルカリ 元PR 中澤 理香

画像10

プロフ:
1988年東京都生。早稲田大学文化構想学部卒。
twitter: https://twitter.com/r1ccha 

どんな人?:
新卒としてミクシィに入社し2年間、新規事業に携わり、プロデューサー等を務める。フィリピンでの語学留学を経て、サンフランシスコにてテックライターとして活動後2014年より、Yelp Japan2人目の正社員として東京のコミュニティマネージャーに就任。イベント企画・運営、PRコミュニケーションを経験。2016年1月メルカリ入社。7月からはCoral Capitalに広報アドバイザーに就任。

どんな大学生だったのか:
自身によると、「普通に就職活動して、就職して働いていた。ばーっとしている大学生だった」

_________________________________________________________________________________

西條
:
https://www.fastgrow.jp/articles/saijoshinichi-01

中川:
https://logmi.jp/business/articles/156213http://www.mocchiblog.com/?p=15705
https://tfm-plus.gsj.mobi/news/n6rwPw1wHq.html?showContents=detail

中澤:
https://coralcap.co/2020/07/ex-mercari-pr-rika/
https://mainichi.doda.jp/article/2019/01/12/942.html

_________________________________________________________________________________

11月24日:VC、エンジェル、スタートアップによる
ベンチャーファイナンスの現状<実践>


シリアルアントレプレナー・エンジェル・馬主 大冨 智弘

画像11

プロフ:
1984年生。早稲田大学政治経済学部卒。
twitter: https://twitter.com/ootomi0103 

どんな人?:
ニックネームはトミー。2006年新卒で楽天に入社。2008年に株式会社ディテールド、2010年にブラウザゲームソーシャルゲームを開発、運営する株式会社インブルーを創業。インブルーを2012年にネクソンへ数十億円規模で売却。2015年にインブルーの代表取締役を退任し、モバイルソーシャルアプリの開発、運営を行う株式会社ティルスを創業。

どういう経緯で起業したのか:
入社した楽天はすでに数字を出して数字を達成するために追いかけるような経営方式になってしまっていた。それを実行するだけよりは、企画する立場にもっと早くなりたいなと思ったので、自分で会社をつくった。ソーシャルゲーム事業に参入した理由は2010年当時に市場が大きく盛り上がり始めたことが大きい。ティルスは、インブルーの経て、改めて「純粋に自分たちがいいと思うゲーム」、「ユーザーが楽しいと思えるゲーム」を作るという思いから設立した。

所有馬一覧:
アメチャン、イチゴチャン、フラリオナ、ワセダインブルー、ワセダウォリアー、ワセダハーツ、ワセダメジャー。
_________________________________________________________________________________

株式会社 クロスビット 代表取締役/ らくしふ運営 小久保 孝咲

画像12

プロフ:
2016年早稲田大学政治経済学部卒。
twitter:

どんな人?:
転職エージェントにてマネージャーやSES事業の事業部長を経験する。
卒業直後の2016年4月にシフト管理効率化から利益率向上まで繋げるシフト管理SaaSサービス「らくしふ」を提供する株式会社クロスビットを設立。利用事業所数は4,500事業所を突破。先月2億円の資金調達を完了させる。

_________________________________________________________________________________

F Ventures パートナー 両角 将太

画像13

プロフ:
1988年福岡県生。早稲田大学政治経済学部卒。サムラインキュベートの榊原さんには「かどっち」と呼ばれている(両”角”からきている)。もろちゃんも聞いたことがある。
twitter: https://twitter.com/ryokado 

どんな人:
福岡の星。在学中に、IT起業家特化型インタビューメディアを立ち上げ。サムライインキュベートに入社し、日本最大級のコワーキングスペース「SSI」のマネージャーに就任。インターンとして働こうと思った理由は、設立準備中に榊原社長と会って、「4日後にこういう場所ができるんだ」と聞き興味本位で即決。その後、2015年、社内起業家として、大企業とのアライアンスに務め、億単位の収益に届く事業をゼロから確立。2016年、前職を卒業し、福岡を拠点としたVCであるF Venturesを設立し、20社超に投資している。スタートアップイベントTORYUMONを半年毎に全国5都市で主催し、毎回スタッフだけで80名、参加者500名ほどのイベントに成長している。

投資基準:

大人が気付く前に先行優位性を気づけるような斬新なアイデアや新しいデバイスやパラダイムシフトが起きる時に突っ込んでいけるような分野に投資をしていくという方針の若者投資と、国家戦略特区になっている福岡で、規制緩和や実証実験がしやすいという条件を利用して、ベテランで業界を変えたいけれど、規制が強いというところに投資をし、福岡を利用して成長させるという方針のベテラン投資がある。

起業した経緯:
サムライインキュベート内で投資部門に異動する選択肢もあったが、「早く投資がしたい」という思いと「20代のうちに大きな挑戦がしたい」という思いが相まって、独立をすることにした。

こんな大学生だった!:
授業は面白くなかったらしい。インターン中は、試験前はお休みをもらいつつもフルタイムで朝から夜まで働いていた。

_________________________________________________________________________________
大冨

https://www.keibalab.jp/db/owner/860780/horse.html?sort=2
https://gamebiz.jp/company/112
http://www.tyrus.co.jp/company.html
https://careersearch.work/detail/E1317-ootomitomohiro
https://www.co-media.jp/article/16142

小久保
https://thebridge.jp/2017/05/code-republic-demoday-2th
https://startup-db.com/ja/officers/24421
https://gaikokujinhr.jp/seminar/seminar-20200625 

両角
https://logmi.jp/business/articles/296687
https://note.com/startuptoushitv/n/ndb3754d3c8c8

_________________________________________________________________________________

12月1日:大手企業を経て、スタートアップで働くこと <キャリア>

株式会社CARTA HOLDINGS 代表取締役会長 宇佐美 進典

画像14

プロフ:
1972年生。1996年早稲田大学商学部卒。
twitter: https://twitter.com/usapon 

どんな人?:
卒業と同時にデロイトトーマツコンサルティングに入社。本人によると「面白枠」での入社らしい。2年後に、ソフトウェアベンチャー起業に転職する。99年にアクシブドットコム(現VOYAGE GROUP)を創業。同年に懸賞サイト「MyID」をオープンし、2004年価格比較サイト「ECナビ」にサービス転換。01年サイバーエージェントと資本業務提携し、05年から5年間サイバーエージェント取締役も務める。12年サイバーエージェントからMBO(経営陣が参加する買収)で独立。14年東証マザーズ上場、15年東証1部に市場変更。2019年にはVOYAGE GROUPと(株)サイバー・コミュニケーションズとの経営統合に伴い発足した(株)CARTA HOLDINGSの代表取締役会長に就任。

起業した経緯:
19歳で結婚した時にアウトローの人生を生きると決意したのにもかかわらず、このまま働いているとレールの上に乗ってしまうという焦りが大きい。自分の意思でもう一度他の人とは違う人生を歩むために、起業を決意。

こんな大学生だった!:
大学一年の時に学生結婚。毎朝、息子を自転車に乗せて、保育園に送ってから授業に出ていた。また、平日も週に3、4日、多い時はほぼ毎日のようにアルバイトを入れていた。
_________________________________________________________________________________

株式会社 HEROZ 代表取締役林 隆弘/ NEC出身

画像25

プロフ:
1976年生 早稲田大学卒 アマチュア一般棋戦等、個人での全国優勝は7回経験。
twitter: https://twitter.com/takhaya 

どんな人?:
新卒で日本電気株式会社(NEC)入社IT戦略部、経営企画部に在籍。
NECに入社した理由は、大学を卒業する前年にMicrosoftからWindows 98がリリースされたこと。ITの潮流に乗るための知識や経験を身につけて、起業するため。
2009年にスマホアプリの制作、運営を行う株式会社HEROZを創業。2012年にAI機能を搭載したオンライン対戦将棋アプリ「将棋ウォーズ」が誕生する。

起業した経緯:
「経営者になりたい」と公言したのは小学校6年生のとき。「世の中で1番になるってなんだろう」と考えて、「だったら社長だろう」と思った。親族には会社経営者もいたので、社長という言葉はわりと身近だったことが影響していた。

こんな大学生だった!:
大学を卒業したら将来起業しようと思っていた。大学生活はそのための準備期間と捉え、「なにで起業しようか」をずっと考えていた。ちなみに、共同創業者の高橋氏と出会ったのが早稲田大学のNEC内定者会。「大人な感じで、洗練されていて、なによりイケメンなところ」に一目惚れしたそう。

その他:
将棋との出会いは、小学校1年生か2年生の頃に校内で将棋大会で、全く知らない状態でルールを覚えてやってみたら、勝ったこと。プロ棋士から弟子の誘いを頂戴したが、「高校に進学しないこと」が条件で、人生の選択肢をその段階で狭めるのは現実的ではないと考えたため、断念。
_________________________________________________________________________________

中国トレンドマーケター 黄 未来 / 三井物産出身

画像16

プロフ:
1989年中国・西安市生まれ。早稲田大学先進理工学部卒。
twitter: https://twitter.com/koumikudayo 

どんな人?:
新卒で三井物産に入社する。しかし、理想と現実が乖離する日々が長く続いて、心身ともに大変だったそう。その後、当時日本市場に進出したばかりのAirbnbにビジネスチャンスを見出し、5年間で10軒の民泊を運営する。その後一旦休職して、中国のMBAで学びながら自分を見つめ直すことに。内省を繰り返す中、今度こそは「大っぴらに話せる事業を選んで、みんなに褒められるような結果を出したい!」と思い、中国系のブログを書きはじめる。順調に読者を増やすが、独立前に「全く逆のカルチャーを持つ企業で、環境もガラッと変わっておもしろそう!」と思い、ByteDance社に入社する。充実した生活を送るが、新規事業を作れる人に憧れているんだな」と再確認し、独立。現在は、オンラインサロン”中国トレンド情報局”の運営、メディアの連載、そしていくつかの企業の顧問・アドバイザーを務める。

こんな大学生だった!:
イケメンとのハグを目指しマラソン未経験にもかかわらずフルマラソンに参加。結果1位。しかしハグができず。成績も悪ければ、アルバイトもしていない。サークルも途中でやめちゃったので、必死だったと語っている。就活では、主に大学4年生の時に立ち上げた、スリランカでのボランティアの話をして、無事就職。
_________________________________________________________________________________宇佐美
https://voyagegroup.com/company/board-member/shinsuke-usami/
https://style.nikkei.com/articleDGXMZO09493450U6A111C1000000/


https://inouz.jp/times/heroz/
https://u-29.com/2020/06/19/koumiku/ 


https://u-29.com/2020/06/19/koumiku/ 
_________________________________________________________________________________

12月8日:スタートアップがグローバルにチャレンジするには <実践>

米ナイアンティック アジア担当副社長 川島 優志

画像17

プロフ:
1976年横浜生。早稲田大学第一文学部中退。
twitter: https://twitter.com/mask303 

どんな人?:
大学を中退し、英語が話せないにもかかわらず、単身カリフォルニアに渡る。その後友人の紹介でGoogleの面接を受け、2007年入社。2015年10月にNiantic, Inc.(ナイアンティック社)の設立と同時に、アジア統括本部長に就任。2013年、Googleの社内スタートアップとして発足したNiantic Labsの UX/Visual Designerとして参画、Ingressのビジュアル及びユーザーエクスペリエンスデザインを担当。また、プレイヤーが現実世界でポケモンを探し、集める、スマートフォンゲーム『ポケモンGO』では、開発プロジェクトの立ち上げを担当した。
(ナイアンティックは「ポケモンGO」や「Ingress」などに代表されるモバイル機器を用いた位置情報アプリや位置情報ゲームを製作している。)

現職に移った経緯:
Googleグローバルのデザインチームのマネジメントをしてたが、段々マネジメントよりは、自分の手を動かす仕事をもっともっとしたいって気持ちが傾いてきたそう。同タイミングで、自分をグーグルに引き入れてくれた上司に、ナイアンティックラボ(Niantic Labs)誘われ、そこだと自分の手を動かす仕事ができそうだと思い移る。

こんな大学生だった!:
大学時代、無期限中止になった文化祭のかわりに、当時まだ珍しかったCD-ROMを制作し、新入生全員に向けて無料配布していた。500万円以上の制作費がかかり、川島は仲間とともに50万円もの借金を背負ったが、この活動は日経新聞をはじめとするメディアで大きく取り上げられた。

_________________________________________________________________________________

株式会社 メルカリ共同創業者 富島 寛

画像18

プロフ:
1980年生。早稲田大学第一文学部卒。
twitter: https://twitter.com/htomishima 

どんな人?:
在学中、株式会社エルテスでベトナムでのオフショア開発事業や、卒業後に動画の検索エンジンを開発する株式会社バンク・オブ・イノベーションを立ち上げる。動画の検索エンジンをやっていたが、思うようにいかずゲーム事業にピボット。売り上げが改善するが、ゲームに関しては一緒に創業した友人の方が適していると考え、代表を譲り、退職。その後、以前から交流があった山田氏に、メルカリに誘われる。自分自身モバイルC2Cサービスをやりたいと思っていたこと、そして、山田氏と一緒にビジネスをやってみたいという気持ちがあったため参画。2016年にはUS展開のためサンフランシスコに移住。

こんな大学生だった!:
元来、仕事をするということ自体に興味があるタイプではなく、また、当時はまだ「こうなりたい」というビジョンをそれほど持っていなかったそう。しかし、「自分が熱中できることをやりたい」という思いは常にあったため、スタートアップをやって、大きなサービスを作るという選択肢はとても魅力的だった。結果、内定を得ていた企業に就職せず、学生スタートアップへの合流を選択する。

_________________________________________________________________________________

いちから株式会社 代表取締役CEO 田角 陸 

画像19

プロフ:
兵庫県生。早稲田大学基幹理工学部卒。
twitter: https://twitter.com/riku_tazumi 

どんな人?:
在学中は、4つの事業を立ち上げるが、失敗。2017年、大学在学中の21歳でいちから株式会社を設立し、2018年にVTuberグループ「にじさんじ」を立ち上げた。2019年には、VTuber事業の海外展開、VRサービス「ユメノグラフィア」を開始。次世代のエンタメ企業を創るため、テクノロジーで全てのコンテンツを「魔法のような、新体験」に変えて、世界に提供することを会社のミッションに掲げる。なんと、2020年6月23日に自身も新人ライバーとしてデビューを果たす。

起業した経緯:
高校生の時から「会社の代表になりたいな」という考えは漠然にあった。また、早慶の出身の有名人を見ると、起業家がとても多く、興味や憧れを掻き立てられたそう。大学進学後はインターンで色々なことを経験していくが、この状況を続けても社長業を学ぶことは難しいなと感じるようにもなる。そこで、「じゃあ、自分が社長になることが一番の学びになるんじゃないか」と思い、起業を決意。

こんな大学生だった!:
大学入学直後は、本人曰く「ダラダラしていた」が、大学2年の時ガイアックス子会社の新規事業部で、田舎体験をしたい若者と田舎に住む人たちのマッチングサービス「TABICA」というサービスに参加する。そこで、マーケティングを主に担当し、新規ユーザーのリピート率を向上するための施策を考える経験から、サービスを作る面白さを知る。

_________________________________________________________________________________

参考記事:
川島
https://block.fm/news/pokemon_go1
https://www.cinra.net/report/201808-kawashimamasashi

富島
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47505000Y9A710C1000000/ 
https://mercan.mercari.com/articles/2017-04-12-120000/ 
https://thebridge.jp/2014/05/takanori-oshiba-interview-series-vol-5 
https://mercan.mercari.com/articles/2016-05-16-112743/ 


田角
https://thebridge.jp/2019/09/5-standards-interview-vol8-riku-tazumi-ichikara 
https://diamond.jp/articles/-/214725 
https://careerhack.en-japan.com/report/detail/971 

_________________________________________________________________________________

12月15日:スタートアップにおけるIPO・M&A <実践>


イーストベンチャーズ株式会社 パートナー 松山 太河

画像20

プロフ:
早稲田大学商学部卒。
twitter: https://twitter.com/taiga__ 

どんな人?:
スタートアップの歴史の生き証人。新卒でアクセンチュアに入社。しかし入社1年でアクセンチュアを退社し、ITベンチャーの草分け的存在のネットエイジに入社。ネットエイジ退職後、Googleの3人目、スコット・ハッサンが立ち上げた「eグループ」の日本法人立ち上げに参画。在籍中には創業前のラリーペイジに出会う。その後はクロノスファンド、EastVenturesといった投資ファンドを組成。国内外の様々なスタートアップの支援に尽力する。ちなみに、メルカリがまだ創業期の頃、六本木の交差点で山田進太郎氏のビジョンに感銘を受け、その場で数千万円の投資を決めたのは、スタートアップ界隈の語り草。

起業した経緯:
ネットエイジで働いていく中で、事業よりも投資に興味を持ち始めていたから。当時、起業家は増えていたものの、投資家は不足していた状況を変えたいな思ったことも大きい。

こんな大学生だった!:
内向的なタイプで、すぐ自分の世界に入ってしまう。当時は大学にほとんど行かず、バイトと読書に多くの時間を費やしていた。特に事業家の伝記が好きで松下幸之助、本田宗一郎の本など古本屋で伝記を探しては、読み漁っていた。もう少し周囲に対して心を開いて交友関係を広げておけば良かったと、心残りがあるそう。

_________________________________________________________________________________

株式会社サイバーセキュリティクラウド 代表取締役社長 大野 暉

画像25

プロフ:
1990年横浜生。早稲田大学卒業。
twitter: https://twitter.com/opikaru 

どんな人?:
ウェブサイトのガーディアン。高校の学費を払うために負った借金を返すため、16歳時より個人事業主として起業家人生をスタート。大学入学後は「インフラにかかわる大きな事業を生み出す」ため、企業が出すゴミを効率よく処理できて、環境にやさしい社会循環ができるようにするためのコンサル事業を立ち上げる。しかし、順調に成長していったのにもかかわらず、上場は厳しいと証券会社に告げられる。その後、会社を他のメンバーに任せた大学4年の時、宅配弁当の配達・デリバリーサイト「ごちクル」などを手掛けるスターフェスティバルに就職。ファイナンスや経営管理全般を学び卒業。改めて「規模の最大化」と「社会性」を両立できるビジネスモデルを模索する中、現職であるAI技術を活用したサイバーセキュリティメーカーの株式会社サイバーセキュリティクラウドと出会い、代表になる。

起業した原体験:
三木谷浩史氏とともに楽天を創業した本城慎之介氏が、大野氏が在籍していた中学校の校長に転身したことが大きい。企業に就職するのではなく、事業をつくり世の中に価値を生み出す経営者という生き方があるということを初めて知り、大いに影響を受けた。

_________________________________________________________________________________

株式会社 ユーザーローカル 代表取締役 伊藤 将

画像25

プロフ:
1973年千葉県生。1997年早稲田大学政治経済学部卒。
twitter: https://twitter.com/itomasa 

どんな人?:
新卒でビジネス誌出版社に入社。その後、楽天株式会社で、エンジニア・プロデューサーとして、楽天市場の携帯版サイトやコミュニティサイトの立ち上げ期の開発・設計を担当。大学生時代に開発した「みんなの就職活動日記」を事業化し、みんなの就職株式会社を設立し代表取締役に就任。みんなの就職活動日記を、就職活動中の大学生のほとんどが利用する就職サイトに発展させる。その後、早稲田大学大学院国際情報通信研究科に入学し、Web上のユーザー行動解析や大規模データの分析、レコメンデーションエンジンを研究。これらの研究成果を、早稲田大学内の産学インキュベーションセンター内で製品化し、ユーザーローカルで提供を開始した。

こんな大学生だった!:
学生時代からネット好きで、ベンチャー企業にも興味はあったため、友達の起業を手伝ったり、少しだけ出資したりしていたそう。また自身も、「みんなの就職活動日記」という就活生向けウェブメディアを作り運営していた。しかし、当時は自分で会社を起業して食べていくことに不安を感じ、普通に就職することを選ぶ。

_________________________________________________________________________________

松山
https://forbesjapan.com/articles/detail/22241/3/1/1
https://www.dhbr.net/articles/-/1962?page=3

大野 暉
https://news.yahoo.co.jp/articles/b25063b5f19f5ba1fb3736ee858ecd4a4c3f8d74

伊藤 将雄
https://www.userlocal.jp/company/executive/
https://tech-camp.in/note/interviews/33146/ 

_________________________________________________________________________________

12月22日:早稲田出身起業家は学生時代をどう過ごしたのか③ <キャリア>


古川 健介 アル CEO

画像24

プロフ:
1981年東京都生。2006年早稲田大学政治経済学部卒。ニックネームはけんすう。
twitter: https://twitter.com/kensuu 

どんな人?:
神記事メーカー。15歳の時インターネットと出会いのめり込む。受験生の時受験に関する情報がなかなか得られない経験から学生コミュニティ「ミルクカフェ」を立ち上げる。大学在学中に「2ちゃん」のもと管理人・西村博之氏と出会い。そこから広げた交友関係から掲示板サイトを運営するインターネット企業の社長に就任。ライブドアに1億円で売却後、そのまま入社。しかし、当時の自分の実力では通用しないと思い、2006年、リクルートに入社。自分がちゃんと働けるイメージはなかったので、将来困るんじゃないかと思っていたそう。将来、「ちゃんとした人だな」って思ってもらうために、3年間は会社にいようと思っていた。2009年に退職し、生活をもっと便利にするための知識や方法が集まる情報サイト「nanapi」を運営する、nanapi代表取締役に就任。2019年1月マンガファンの愛で作るマンガ情報Webサービス、「アル」を設立。オンラインサロン「アルの研究室」も立ち上げる。

こんな大学生だった!:
現役での後半で受けた模試の一つでは、日本史の偏差値が30くらいだったそう。また、インターンも含めてリクルートには5回落ちて、6回目で受かっている。6回も受けるメンタルがすごい。_________________________________________________________________________________

前田 裕二 SHOWROOM CEO 

画像25

プロフ:
1987年東京都生。2010年早稲田大学政治経済学部卒。
twitter: https://twitter.com/UGMD 

どんな人?:
メモの魔術師。新卒で、UBS証券株式会社に入社。その後ニューヨークで北米機関投資家に対して株式セールス/アドバイザリー業務に従事。2013年に事業立ち上げ時にDeNAの南場に相談したことをきっかけにDeNAに入社。社長業、作家活動、テレビコメンテーター、など幅広く活躍している。

こんな大学生だった!:
学生時代とても貧乏だったこともあって、ものすごく多くの数のバイトを経験したそう。塾講師やファミレスの店員、さらにはパチスロ台を作るバイトまでやっていたそう。大学4年生の時、友達とおばあちゃんの部屋で起業したが、その友達が国家試験を受けると言ったことをきっかけに話がおじゃんになったこともある。

_________________________________________________________________________________
須田 仁之 スダックス CEO 

画像25

 プロフ:
茨城県。1996年早稲田大学商学部卒。
Twitter: https://twitter.com/sudax2000?lang=ja 

どんな人?:
「上場請負人。」就活で出会った会社の大半のオトナは、「すごくつまらなそうなオジサンだな」って思ってた中、「イマジニア」というベンチャー企業の神藏社長唯一「楽しそう」に見えたことを理由に入社。社長秘書を務める。ソフトバンクグループで衛星放送事業(現スカパー、ブロードメディア)、YahooBB事業立ち上げ、経営企画・事業企画畑。友人の経営するアエリア社にジョインしCFO就任。2004年に東証JASDAQ市場にIPOし、上場企業CFOとしてゲーム、IT、金融企業のM&A・PMIなどに携わる。現在は複数のベンチャー企業の役員・アドバイザー。2014年に関与先の弁護士ドットコム、クラウドワークスが東証マザーズ上場。日々、「関わる全ての会社(人)を成功させること」を研究中。

起業した経緯:

こんな大学生だった!:
大学時代は遊んでばっかりだったので、自己PRが全く書けなかったそう。不安を払拭する為、バイトでためた貯金を使って、宣伝会議のコピーライター養成講座やマスコミ就職予備校に通ったりしたが、マスコミ就活は一次面接で全敗してしまう。就職浪人も考えていたそう。

_________________________________________________________________________________

古川
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000041122.html
https://townwork.net/magazine/job/workstyle/63011/
https://kensuu.com/n/n21ed82f7c446 

前田
http://summit-japan.com/media-summit/yuji-maeda/

須田
https://angel-base.com/kimiyuki-suda/ 
https://bizpow.bizocean.jp/edge/sudakimiyuki/ 
_________________________________________________________________________________

いかがだったでしょうか?突貫工事で作ったので、誤植など多いと思いますが、少しでもみなさんのお役に立てれば幸いです!!それでは、早稲田起業家講座で会えるのを楽しみにしております!!