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第7話 心躍るであろう? Fate/Zeroから始める古代ギリシアのファッション①

ゼロから始めるとらい物語とは、ファッションに興味がないアニヲタのトライがひょんなことからアパレル業界に転職して、ファッションオタクになるまでの物語です。

前回「絹に心臓を捧げよ?シルクロード編1」という事でシルクロードの歴史を調べてみました。

第7話のテーマはFate/Zeroから始める古代ギリシアのファッションです。(シルクロード編2はいずれかの機会に書かせて頂きます。)


Fateを少しだけ紹介させて頂きますと、あらゆる願いを叶える聖杯を求めて7人のマスター(魔術師)とサーヴァント(歴史上の英雄を精霊として現世に登場します)が集い、聖杯戦争と呼ばれる最後の1組まで戦うバトルロワイヤルを行い聖杯を手に入れる物語です。


鬼滅の刃の最強タッグは10年前から始まっていた。


昨年、映画の興行収入第1位になった鬼滅の刃。Ufotableの映像美とLisaの歌唱力に圧倒された事ではないでしょうか?

そんな最強タッグは実は10年前Fate/Zeroから始まりました。


Fate/ZeroのオープニングはLisaのデビューシングル「oarh sign」神曲です。




10年前の映像なのか?と目を疑うUfotableの映像美に圧巻です。


Fateシリーズをまだ見ていない方は、時系列的にもFate/Zeroから見ておくのがお勧めです。


古代ギリシアVSペルシア帝国の戦いでマラソンが誕生!?


作中に出てくるマスターとサーヴァントで個人的にも一番好きなコンビであり、そのサーヴァントこそが、征服王イスカンダル=アレキサンダー大王になります。(このCMはコンビで登場してます。)



ここからは、アレキサンダー大王が登場する前の予備知識を少しだけお話しします。

古代ギリシアはどんな所かと言いますと、

ギリシアの国土はギリシア本土と、エーゲ海およびイオニア海に散らばる無数の島々からなる。山がちの土地で、夏は暑くて乾燥し、雨は冬にしか降らない。初期のギリシアの定住地は、山岳によって隔てられ、個々に独立した小共同帯として発達し、肥沃な耕作に適した土地が少なくなかったことから、良い土地を求めてしばしば戦いが繰り返された。このような共同体が発展して生まれた都市国家はそれぞれが強い独自性をもち、市民は自分達の国や守護神に忠誠を尽くした。
「知」のビジュアル百科18 古代ギリシア入門
著者 アン・ピアソン
出版 あすなろ書房 


都市国家の中でもアテネ・スパルタは有名です。様々な文化や哲学(無知の知で有名なソクラテスもこの時代です)などが発展していく中で、古代ギリシアに大きな戦いが始まります。

それは、ペルシア戦争です。

当時のペルシア帝国は世界の3分の1を支配しており、今でいう、アメリカ・中国・ロシアが合わさったくらいの大帝国でした。コードギアスでいうブリタニア帝国並の強さですね。そんなペルシア帝国は領土を拡大していき、ギリシアと戦う事になります。


数多くの戦いの中でも豆知識的にピックアップしたのが、

マラソンの語源にもなったマラトンの戦い

1回目のペルシア戦争では、アテネとスパルタが手を組みペルシア帝国に勝利しました。その事を戦地マラトンからアテネに伝えるために走った距離が42.195kmだったためここからマラソンが出来ました。

映画「300<スリーハンドレッド>」のモデルになったテルモピュライの戦い

2回目のペルシア戦争では、スパルタ人300人(他の都市国家も入れて1000人以上)VSペルシア帝国20万人と戦います。この時点で死を覚悟して戦争に行くのですが、地形を利用して狭い谷に誘い込み、1週間足止めして2万人を倒します。このスパルタの王、レオニダス1世も戦死するのですが、この戦いをキッカケにスパルタの国民が奮い立ちます。続編の300<帝国の進撃>のモデルになったサラミスの海戦の勝利に繋がります。



リアルでも最強すぎる?生涯負けなしの征服王イスカンダル

ペルシア帝国が強い理由。それは、圧倒的な戦力差です。



そんな大帝国のペルシアは一人の王の誕生によって滅んでしまいます。
その王こそが「征服王イスカンダル=アレキサンダー大王」です。

ギリシアの国家のマケドニアの王であり、ギリシアの中心ではなく外れの国でした。キングダムでいう秦みたいな感じです。父親のフィリッポス2世も天才的に強くマケドニアの土台を築き、ギリシア統一を果たします。そして息子のアレキサンダー大王の躍進劇が始まります。

生涯戦績負けなし。

ペルシア帝国の戦いでは自らが先陣を戦います、最終決戦のガウガメラの戦いでは5万の軍勢で25万〜100万のペルシア軍を打ち破り、あの大帝国のペルシアを滅ぼします。

ちなみに、アリストテレスが家庭教師です。エジプトのファラオでもあります。アマゾンのアレクサの語源にもなってます。


色んな戦いも解説したいのですが、アレキサンダー大王が気になった方は、この2つのチャンネルを是非チェックして頂きたいです。



歴史を面白く学ぶコテンラジオ
音声で聞けるので、ながら聞きしながらアレキサンダーの歴史を学べます。他にも歴史を面白く学べるのでお勧めです。


非株式会社いつかやるさんのyoutubeチャンネル

キングダム好きな人、戦略好きな人には必見です。戦況図をわかりやすく解説してくれており分かりやすい。



そして、本題のファッションは次の週に持ち越しです。
世界史は元々そんなに好きじゃなかったんですが、改めて勉強してみて古代ギリシア世界の沼にハマってしまいました。

時代背景とか歴史は好きなので、そこからファッションを軸に調べてみると親近感が全然違うので、世界史・アニメ・漫画・ファッションの軸でゼロから始めるとらい物語を今後も進めていきます!

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