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某タワマンのジムに行って色々と考えさせられた話

訳あって、1月からタワマンにあるジムに通うことにした。
※職場がタワマン内にあるってだけ

実は、

“身体動かすって気持ち良いよ”とか“汗かくって最高よ”って言う人たちの気持ちに共感できないのが私です。

きっと、怠惰な性格が関わってくるのでしょう。

とは言いつつ、10代の頃は運動部に所属していました。

幼稚園入る前からスイミングスクールへ通い、トータル15年くらいやってました。

中学生になると美術部を希望していた私に対し、母が「スポーツをしなさい!」と圧力をかけるので、ソフトボール部に入部。

このソフトボール部、校内で1番厳しいと云われている部活なのです。

ちなみに部活の顧問は、クイズミリオネアというクイズ番組があるのですが、その一般応募をしたところ、たまたま当たって参戦。

まぁまぁ良いところまで行き、100万円(※最高賞金は1000万円)を持って帰り、その賞金でピッチングマシーンを購入したという。

中学一年生の安易な考えですが、校内で1番厳しいとされている部活に入っておけば、一通り上下関係とかマナーとか学べるだろうと思い、入部したのが本音。
※今思うと「絶対入るな」と言いたいw

ソフトボール部に入って得られたのは、上下関係とデートで野球観戦が出来るくらいですかね。
※正直ですみません

あの時、私は親の教育方針(?)に従ったけど、やはり子供がその時に“やりたい!”と思った事をやらせたほうが良いと思います〜。

なぜなら私、性格テストで芸術家タイプと必ず出るので。
※mbti診断でも芸術家タイプと出ました。そして、とある本を読んだら美大生のあるあると私のあるあるがほぼ合致しておりました。笑

当時もう少し美大のことを調べていたら、そちらへ行ってたと思います。

って、あれ‥何の話をしてるんだっけ?
そう、ジムの話よね?こうやってすぐ脱線してしまうのが私です。

そんなこんなで、タワマンに併設されているジムへ向かうのですが、ジムってそもそもラーメンが大好きなおじさんたちが黙々と筋トレしているイメージなんですよね(?)
※本当にすみません


セキュリティにタッチをして入ると
平日のお昼ということもあってあんまり人いない‥( ˊ̱˂˃ˋ̱ )ラッキー

某タワマンジム

とりあえず、ランニングして筋トレよ!
と、思い20分のランニングをしました。

率直な感想を述べると
思っていた以上に辛い‥。
汗も出てきて気持ち悪い‥(T_T)
でした。笑
※私って本当にマイノリティ〜w

その後、常時設置されているウォーターサーバーへ向かい、お水を一口飲んだ後は筋トレコーナーへ!!!

身体に負荷をかけようと器具に座ってみる。
が、初めての器具たちにこの使い方で良いのか?と不安になる私‥。

今回体験したのは、腕に負荷をかける器具2つと太ももとお尻の筋肉を鍛える器具、ウエストを鍛える器具の4つでした。

ウエストを鍛える器具
※私のお気に入り

この画像見て分かる方はわかるんだけど、重さを調節できるんです。
※重くなればなるほどキツい

また、重くなればなるほど重さに引っ張られるので、耐えられなかった時の衝撃も強いんですよ。

そうすると「ガチャン!!!」と大きな音をたててしまいます。

私はなぜか、音を立てた方が“筋トレやってる感”と言いますか‥もう書いてて恥ずかしいんですけど、カテゴリー的に自己陶酔ですよね‥ガシャン、ガシャンと全ての器具に音を立てて“私、筋トレやってる頑張り屋女だわ”と自分に酔っていたんです。すると‥

「音を立てない方が良いデスヨ」

と声をかけてくれた方がいました。
振り向くと、60代くらいの中国人のおじ様が立っていました。

「え?」

今思うと私が太ももとお尻を鍛えていた時の「ガシャン」という音が相当煩かったのでしょうね‥。
アドバイスをしてくれたんです。

「この器具(の使い方)は音を立てないで、ギリギリのところで耐えるんダヨ」

「(なぬっ!)!!!」

間違った使い方をしていて恥ずかしかったのですが、純粋に話しかけてくれたことが嬉しくて、つい会話を続けようとしてしまう私。

「失礼致しました。気をつけます!あの、こんな感じですか?」

と、伝えて音を出さずに筋トレを続けていると

「脚は真っ直ぐは良くないヨ!痛めてしまうからネ」

ほんの少しカタコトでしたが、“私のために教えてくれてる(°▽°)この人優しい人だっ!”と思ったら、この空間が優しさで溢れているように感じました。

「はい!!!」

と、まるでコーチに従うように一生懸命になる私。

「そうそう、いいネ!!」

と、少しのあいだ見てくれました。

昨今、ニュースの報道では悲しいニュースで溢れている世の中だけれど、一人一人と向き合えばきっと分かり合えそうだなぁと感じました。

5分後、

その中国人の方は、私に指導を終えるとサッと帰って行きました。

無駄に絡むこともなく、紳士な振る舞いだなぁと感心する私。

そういえば、このタワマンに住んでらっしゃる‥ということは富者であるってことよね。
す、凄い。何してる人なんだろう。
※流石に聞けなかった

きっと、先程話しかけてくれた中国人も上位1%の富裕層のお方なんだろうな〜と考えながら筋トレを再開。

(私もいつかはタワマン住みたい)

そう強く思い、ガシャンと大きい音を出す私でした。
※やっぱり私は凡人w

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