虎島秀一 / 飲食店経営者 /

創業72年3代目飲食店店主 / 経営を感性と論理でクリエイティブにして小さくても強い飲…

虎島秀一 / 飲食店経営者 /

創業72年3代目飲食店店主 / 経営を感性と論理でクリエイティブにして小さくても強い飲食店を作り、商いの継続性を上げるのがミッション !飲食店ビジネスでは無く、商売としての飲食店を! / 大阪芸術大学出身 / 毎日坐禅 /

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  • 禅マインド

    商人としての禅マインド。経営者にとっての資質を禅から学ぶ

  • それでも開業したい君たちへ・10年生存率6%の乗り越え方

    それでも開業したい君たちへ・10年生存率6%の乗り越え方。商いは論理と感性で出来ている。

最近の記事

News zeroの取材を受けて思うこと。

「伝える」と「伝わる」は違う結論から言えば、自らメディアを持って発信しなければ、真意は伝わらないということ。 当たり前なのですが、改めてそう感じました。 9月16日TwitterのDMに日本テレビ取材班からのメッセージが。 初めは「ほんまかいな?」 担当から電話連絡があり、ほんまなんやと。 17日リモートでの取材、その日の23時からの放送という慌しい日でした。 今回の取材の趣旨はGo toイートでグルメサイトを使用する事は飲食店にとってメリットがあるのかどうかという事でし

    • 利他性の低い飲食店経営

      たばこを吸う料理人がいる飲食店には行くな! 料理人がタバコを吸う。飲食業に従事するスタッフ、もちろん経営者も含めて、たばこを吸うことはありえません。 こんな美意識に欠ける料理人・飲食人が顧客の食欲を満たそうなんて、プロフェッショナルな仕事を放棄している人なんだろうなと思います。 料理人を育成する学校はタバコを吸うのであれば、入学させない。タバコを吸う人には調理師免許は与えない。ぐらいの事が、あっても良い。 そもそも味覚は嗅覚に依存している事を料理に携わっていれば知って

      • やっぱりビジョンはいらない!

        中小企業、ベンチャー企業、企業というものは成功を手にするにはビジョンが必要だと言われて久しいですね。 経営を学ぶ場においては必ずといっていいほどビジョンが必要だと教える者、そう信じている者がいます。 ビジョンが必要だという人の話は一応に同じ定義があり、ビジョンが無いという経営者を見つけると、熱量が上がり説得を試みる傾向があります。 そして、その挙げ句、ビジョンが無いと、ダメな経営者であるというレッテルも貼ってしまうビジョン信者が多いことには嫌気がさすことが過去に何度もあり

        • プレイヤーの時代

          戦略はいらないと言葉狩りするマーケティングコンサルタントや、集客すればすべて上手くいくと豪語する集客・販促コンサルタント。 なぜ本質を語らない経営系コンサルタントが多いんだろう。 世の中には、ベストプラクティス(先行する成功事例) がたくさんありますが、成功事例を無造作に集めてつなぎ合わせても、良い結果は生まれないものです。 彼等は単一の意志決定やスキル、思考をちりばめて教えます。 それらは一見、正しいと言えるものばかりです。 ですが、全体像から見た時に整合性が取れていな

        News zeroの取材を受けて思うこと。

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        記事

          「人の感じる価値は複雑なもの・感性価値」

          「モノからコトへは本当か?」 昨今モノよりコトや体験を売るなどが言われコトや体験しか売れなくなると言われて久しいですが、本当なのでしょうか。 モノからコトへなんて、二元論のように言えば、右から左へとか上から下へとか、どちらか一方が正解のように思い込んでしまいます。 ビジネスに商いに正解があると聞いたことは一度もありません。 良い商品だけでは売れる時代では無いというのは本当なのでしょうか? そもそも、商品やサービスとは価値を見出だし、その本質を見える形にしたのが商品やサー

          「人の感じる価値は複雑なもの・感性価値」

          「商売とは商いを売ること」

          国税庁の調査では 設立1年で60%が倒産・廃業 生存率40% ・設立5年で85%が倒産・廃業 生存率15% ・10年以上存続する会社は6% ・20年以上存続する会社は0.3% ・30年以上存続する会社は0.025% という数字が上がっていますが、これはあまりにも低すぎるという疑問を持つ方も多い。 体感として10年生存率は6%は低すぎます。 当社は創業しては68年を越えます。現在の業態としては2019年で40年を迎えました。上記の数字が正しければ40年同じ事を生業としている当

          「商売とは商いを売ること」