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『DUNGEON ENCOUNTERS』8時間くらい遊んだ感想

 まだクリアとかまではいかないんですけど、8時間くらい遊んだので、ザクっと感想をメモしておきます。

 研ぎ澄まされたゲーム

 とにかく、削りに削って研ぎ澄まされたゲームです。
 トレーラーを見てもらえれば、この通りのゲームなんです。
 ダンジョンの最奥を目指いして、ただひたすら進み続けるゲーム。
 敵を倒して、お金を稼いで、より強い装備を探したり買ったりしながら、ただただ目指すは最下層。
 派手なムービーや、膨大なテキストは存在せず(今プレイしたところまでは)、ただただ愚直にマスの上を歩き続ける。

 戦闘は好き

 私はあまり頭を使う戦闘が得意ではないので、相手との相性とか、月の満ち欠けとか、ジョブの固有アビリティとか、振り直しができるのか出来ないのか分からないスキルツリーでモヤモヤしたり、が好きじゃないんですよ。
 もちろん、それが楽しいのも分かるんですけど、『DUNGEON ENCOUNTERS』にはそれがない(今のところ)。
 あるのは、攻撃の対象が敵単体か敵全体か、物理攻撃と魔法攻撃。物理攻撃には近距離と遠距離があり、近距離の攻撃は飛行中の敵には当たらない、とかそれくらいです。

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 戦闘画面はこんな感じで、物理攻撃は「防」のゲージを削り、魔法攻撃は「魔防」のゲージを削ります。
 ケージを削り終わったら、「HP」にダメージが入るようになります。
 ただ、「防」のゲージを削り終わっても、「魔防」が残っている場合、魔法攻撃を行うと、「魔防」のゲージを削り切るまで、「HP」にダメージは入りません。

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 装備に関しても、これは魔法のショップですが、武器は固定数値ダメージとランダム数値のモノがあるくらいです。
 固定数値の場合この魔法は基本的に敵に当たれば、「250」のダメージを与えます。
 ランダム数値のモノは、最大値が高いものの、ランダムなので最大で500とかあっても、場合によっては10くらいしかダメージが通らなかったりします。

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 画像の左側がステータスなんですけど、潔いでしょ。
 帽子(頭部防具)は魔法防御の、服(胴体防具)は物理防御の数値になりそれがそのまま、「防」「魔防」ゲージになります。
 分かり易い。
 「HP」はレベルを上げると上がっていきます。
 多分アクセサリーあたりでも上げられるかもしれません。
 アクセサリーは、SPD(多分戦闘時のATBゲージの貯まる速度)を上げたり、攻撃力を底上げしたり、色々あるみたいです。
 分かり易い。
 レベルで上がる数値も体力と、装備ポイントぐらいで、攻撃力とかは基本的に装備で底上げしていくしかないみたいです。
 とにかく、シンプルな作りになっています。

 ダンジョンも分かり易い

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 ダンジョン内の白い数字は、敵の情報が入ったり、どこかにあるアイテムのヒントだったりがあります。
 黒い数字は敵とのエンカウントになります。
 数字が高ければ高いほど強くなります。
 兎に角、分かり易い。
 戦うも良し、避けて通るも良し、その選択はプレイヤーに委ねられます。
 黒い数字では、数字毎に出てくる敵が決まっていて、敵の情報を集めると何が出てくるのか分かるようになります。
 なので、02で出てくる敵は敵の数こそ変われど、出てくる個体は変わりません。
 そういったことを考えながら、レベルを上げたり、特定の敵とだけ戦って、ドロップアイテムを狙ったりできるわけです。
 シンプルな画面ですが、基本的にやっていることは他のRPGなどと変わりませんね。
 ただ、そのシンプルさ、からでしょうか、なんだか新鮮な気持ちで楽しめています。

 フレーバーが物足りない

 このゲームに求めるべきではないのは、承知してるんですけど、それでももう少し物語というか、この世界のことを知りたいと思ってしまうんですよね。

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 この冒頭のSTORYと

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 各キャラの画像の下にある、エピソードくらいしか、この世界のヒントが無いんですよね。
 武器に固有の物語があったり、アイテムに曰くが付いていたりはしないんですよね。
 特定のメンバーを連れ歩くと、キャラ同士で会話が発生したり、特定の場所で独り言をつぶやいたり。
 ほんの少しのテキストで、その世界をほんの少し感じる何かが欲しいと思ってしまうんですよね。
 トレーラーで「個性豊かなキャラクター」って謳っているんですから、もう少し何か……でないと、パーティの入れ替えがあんまり行われないような気がするんですよね。
 もちろん、そういったことを理解したうえで、制作の方々が研ぎ澄ましていったのであろうことも分かるんですけどね。

 ※まだ8時間ほどのプレイなので、これから、そういったイベントが挟まれるということもあるかもしれないということは、念頭に入れておいてください。

 メモを取りながら進めるのは楽しい

 座標をメモしながらダンジョンを進めるのは楽しい。
 何階のどの座標に何があるから、このアビリティを使って真下に降りようとか、逆に真上に上ろうとか、なんとなく、上下階のことを頭に入れながら、旅をするのは楽しいです。
 是非、アナログのメモ帳を手元にゲームを進めてみてください。
 
 誰にでもお勧めはできないですが、トレーラー見て気になったなら、20%オフの今遊んでみるのも、ありだと思います。


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