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サクラチル

受験が終わって、数日が経過した。
時間は早いもので、落ち込んでいる暇はないかと思う。

受験が終わって、ほっとできそうな時、
隣から、嫌な声が聞こえた。

僕は、その声を聴いた瞬間に、リビングから、
二階の自分の部屋に逃げ込んだ。
逃げても仕方ないのに、
逃げてきてしまった。

逃げるから、隣人の小言が嫌なら、
逃げなければ、大丈夫なんじゃないのかと、
ちょっと思ってみたりもした。

でも、それは理性で、
本能的というか、感性で言えば、
少し拒否反応を示しているのかも。

受験中の親は、やっぱり毒親に見える。
本当は違うのかもしれないけれど、
でも、まだそう見えてしまう。

そっか、
今の自分は応援してもらえないんだな。
じゃあ、
がむしゃらに頑張るしかないよね。
なんて
口先ばかりの警句を弄しながら、事実は、才能の不足を暴露するかも知れないとの卑怯な危惧と、刻苦を厭う怠惰とが己の凡すべてだったのだ。

って言っていたって、しょうがないんだ。
知行合一
臥薪嘗胆
You can do it.
言葉よりも行動で示せる大人になりたい。

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