本の木- 001 青春を山に賭けて 植村直己
単なる冒険談なのかなと思って期待せずに読んでみたら。。
殴られました。
安全、安心が声高に叫ばれるシステム化された社会の中で、漠然とした不安に苛まれ、何かに夢中でなければならない強迫観念に駆られている人へ。
世界に日本にまだ戦争の匂いが残っていた時代
生きることに必死だった時代。無謀と挑戦の間の境界
有名な冒険家の無計画な行動が一歩を踏み出す勇気を与えてくれる。かも。
ケニアで登山許可を取るために警察署長と交渉している際の署長とのやりとりが戦後教育を受けた人間としては新鮮