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ヒロイズム −ヒトラーユーゲント−

ヒトラーユーゲントドイツ語: Hitlerjugend、略称 HJ: Hitler Youth)は、1926年に設立されたドイツ国民社会主義ドイツ労働者党党内の青少年組織に端を発した学校外の放課後における地域の党青少年教化組織で、1936年の法律によって国家の唯一の青少年団体(10歳から18歳の青少年全員の加入が義務づけられた)となった。「ヒトラー青少年団」とも訳される。(中略)1943年以降、戦局が悪化するとユーゲント隊員は兵として動員されたが、十分な装備や訓練を受けない彼らは多くの死傷者を出した。ヒトラーユーゲントはベルリンの戦いにおいても戦闘に参加し、多くの戦死者を出した。その後、ドイツの降伏により解体消滅した。

Wikipedia

例えば
ホロコーストを鼓舞せんと
ヒトラーが叫ぶ
「show must go on!」(止めるな)
ゲッペルスが煽る
「show must go on!」(止めるな)
恣意的思考がナチスにもたらした
横暴な権力と
莫大な利益と
そんな利権の意味を
推し量れない残党は
「show must go on!」(止めるな)
金科玉条に挙げ奉り
「向かい風に怯まない」
そんなストーリーに酔いしれる

少年の未来を人質に
夢の欠片をちらつかせ
「show must go on!」(止めるな)
欲と利権を膨らませ
灰になるまで
錬金術の呪文を吐いて
歪んだ思考の巷を生んで
生殺与奪をちらつかせ
「show must go on!」(止めるな)
粉飾を重ね
歪んだ思考は瓦解した

悪事は徒党を組みたがり
悪事の意味を掘り下げず
世界との違和感に背を向けて
仮面の勇気で成り切って
ヒロイズムに酔いしれて
「show must go on!」(止めるな)
全体主義へと成り下がる

君の「show must go on!」

独り独りの
唯だ一人で願いを懐き
そんな一人が覚悟をし
そして一人で歩き続ける

独り独りの
唯だ一人が懐いた願いが
唯だ一人
唯だ一人ずつの願いと重なるのなら
それぞれに路があり
それぞれの途方の先で重なるのなら
show must go on.

独り独りの覚悟なら
歩み続ける支えなら
show must go on.
徒党する悪事の幕を閉じ
自己が自己を歩き続ける

例えば
描いた未来へ歩く季(とき)
それぞれの路の何処か途中で
暫く一つの路になって
それぞれに異なるステップで
暫く進む季(とき)があれば…
The Show must go on.
(歩み続けなければならない)





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