見たい神と会話をする 昼夜を問わず 「見る」ことを放棄した掌に あなたの神の声のみが溢れる 聞こえるのはあなたの思い 伝わるものはあなたの思い 踏みしめる大地はなく…
省みる理由(わけ)を辿(たど)らぬプライドを「覚悟」と呼びし君の恍惚
君の名を載せて届いた定形紙 「元気ですか?」と問われてみても
「いつになくうまく言えた」と心置く 相手にされぬだけと気づけず
「いいですね」その一言をマニュアルと知らずにほくそ笑みて居る君
人生の主人公だと諭されて 終演と知る 君も私も