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成人男性が考えるあんさんぶるスターズ!!の魅力

本記事は令和のこの時代にあんさんぶるスターズ!!にハマった成人男性によるあんスタ語り文章です。

前回はあんスタにハマったきっかけを書きました。

今回は僕が考えるあんさんぶるスターズ!!の魅力を紹介していきたいと思います。

キャラクターへの掘り下げが丁寧

まずは筆者のオタク性癖を紹介します。僕が一番好きなアニメは、京都アニメーションが誇る青春水泳作品「Free!」です。
Free!という作品が好きな理由を強いてあげるとしたら、キャラクターそれぞれにクローズアップしてくれるという点です。端的に言えば、Free!という作品はキャラへの堀り下げがめちゃくちゃ深いんですね。

筆者がFree!について語る記事はこちら

そんな性癖を持った僕がドハマりしてるあんスタというコンテンツも当然、キャラへの掘り下げ方があまりにも深すぎるのです。
あんスタには総勢51名のアイドルが登場し、14個のユニットに分かれています。こんなにアイドルが多いと覚えるのが大変、という声も聞こえてきそうですが、覚えようとしなくても気付いたらアイドル51人全員覚えていた、というのがあんスタというコンテンツの凄いところです。

僕があんスタ語りをするとき「あんスタには捨てキャラがいない」と表現することがあります。たしかに推しや贔屓目、ビジュアルの好きこのみはありますが、あんスタはアイドルひとりひとりを丁寧に掘り下げており、捨てキャラというか興味がそそられないキャラがいない、という風に捉えています。

好きなエピソード

例えば、僕が特に推している朔間零というアイドル。その零さんと同じユニットに所属する大神晃牙というアイドルがいます。

大神晃牙

僕が今まであんスタのストーリーを読んできた中で、最も印象に残っているセリフは、推しの朔間零さんのセリフではなく、実は大神晃牙のセリフなんですよね。

大神晃牙というアイドルは朔間零に憧れて同じ学校に入学しました。朔間零に憧れて同じ学校に入学し、朔間零に憧れてギターを始めて、朔間零を追いかけて追いかけてずっと追いかけ、ついには憧れの朔間零と同じユニットに所属するに至ります。

しかし、同じユニットに所属し、朔間零と近い距離にいる彼でさえ、時折朔間零のことを遠く感じるのです。

僕はこの大神晃牙の朔間零に対する感情に共感というか、大好きで憧れの存在なのに真に理解できていないことへのもどかしさに感極まって号泣しました。(ブログ書くために読み返したときも目頭が熱くなりました)

このあとの乙狩アドニス(紫髪の子)のセリフもめちゃくちゃ素敵なので、この先はぜひご自身で楽しんでいただきたいです。

もうひとり、氷鷹北斗というアイドルを紹介します。北斗もこれまた僕の推しである日々樹渉と、部活の先輩後輩という近い関係です。

ねぇこれ見て!!!北斗も晃牙と似たようなセリフを言うわけですよ!!!

渉に憧れて1年生の時は三つ編みとかしちゃって、同じ部活に所属してた北斗が言うわけですよ。「ずっと近くにいたのに、あのひとのことを何ひとつ理解してない」って。
このセリフでも先ほど語った近しい存在を真に理解していないことへのもどかしさに共感しましたし、オタクみたいなこと言うと、僕の好きな系統ってミステリアスというか、底が知れない人物が多いんだ、と感じました。

推し以外にも大きな感情を持てる

ここまで大神晃牙と氷鷹北斗の2人のアイドルについて語りましたが、2人とも僕の推しアイドルではないんですよね。もちろん推しと近い距離にいる存在ではあるのですが、あくまで推しではありません。

要は何が言いたいのかと言うと、胸を張って推し!と言えるアイドル以外の話も、大きな熱意や感情を持って話せるコンテンツって凄くないですか??
推しのアイドル目的でストーリーを読んでいたら、そのストーリー内に登場した別のアイドルのことも気になってしまう。気になってしまうどころか、大きな感情を持ってしまう。そのくらい、アイドルひとりひとりを掘り下げて丁寧にストーリーを描いてるのが、あんスタの大きな魅力です。

全てのアイドルが掘り下げられたうえで、そのアイドルたちがそれぞれ深い関係で繋がっている。僕があんスタというコンテンツにドハマりした理由は、このアイドルひとりひとりに対する深い掘り下げに加えて、アイドル同士の関係性にあります。

アイドルたちの関係性
一時期TLで「〇〇と●●の関係性がですねぇ!!」という文字列をよく見かけたことです。あんスタという作品と出会ってから、僕はこの言葉を100万回は叫びました。
というのも、あんスタにはオタクこんなん好きやろと言わんばかりの関係性がめちゃくちゃに詰まっています。

前述した朔間零と大神晃牙、日々樹渉と氷鷹北斗は端的に言うとすれば、2組とも互いに大きな感情を持った先輩後輩という関係です。
しかし他にも、例えば、とあるユニットと、敵対しているあのユニットのリーダーは実は昔同じユニットに所属しているだとか、
逆に、かつて敵対関係だった二人が今は同じユニットに所属しているだとか(キラキラだとか夢だとか)

このようにカップリングという言葉で簡単に片付けるにはもったいないくらいの、深い関係性があんスタにはいろんなアイドルの元で広がっています。アイドルとアイドルの関係性で1本の記事が書けるくらいには、バイカル湖のように深い関係性があんスタでは描かれているのです。

おわりに

前回のブログと同じことを発言したのですが、自分の考えをアウトプットするのは大事だと再認識しました。やっぱり感情の言語化はとても大事です。今回の記事を書いて今まで「めちゃくちゃ良い」などと簡単な言葉で済ましていた気持ちを、もっと詳しく語ることができました。特に朔間零と大神晃牙の関係性については自分でもスッキリとした気持ちになった文章を書くことができたと思っています。この2人についてもいつか1本の記事にしっかりまとめたいです。最後になりますが、本記事を読んでいただきありがとうございました。


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