見出し画像

トップスママの馬経歴

初めての乗馬体験

小さい頃から動物が好きで、馬にもずっと乗って見たいと思っていたけれど、機会になかなか恵まれず、初めて乗馬体験をしたのは、大人になってからでした。

初の海外旅行で訪れた、オーストラリア。たくさんの観光ツアーがあるなか、目をひいたパンフレット。

乗馬のツアー。
壮大な大自然、カントリー風景の癒される景色の中の、外乗。憧れの乗馬ができると思い、申込みしました。

とっても期待度が高く参加したツアーだったのですが、1列になって、のんびりと馬に乗って歩くだけです。

思い描いてたのと違う気が・・・と感じている、完全初心者・初めて馬に乗る私の横を、上級者のツアー参加者が颯爽と駆けていきます。

それはお子様2名+ガイドさん。

まじか・・・走った馬に私も乗りたい!羨ましい!そして、悔しい!!気持ちになります。
ずーーーーっと、幼いころから乗って見たかった、憧れの馬。
もっと早くから馬と触れ合っていたかった。馬に乗って走ってみたかった。そんな気持ちが強く残った、初めての乗馬体験でした。

やっぱり馬と触れ合いたい期

初めての乗馬体験の後、何年もの月日が流れます。
人生でいろいろあり、オーストラリアの永住権を獲得しました。
永住権を獲得後にもいろいろなことがあり、とても疲れていた時期があります。

人生を考え、疲れた心に、思い浮かんだのが、でした。

小さい頃から動物と触れ合う仕事がしてみたかったのと、動物に癒しを求めたのだと思います。
日本人向けの乗馬ツアーの牧場が、ボランティアを募集していたため、尋ねてみると・・・
いつでもおいで!の優しいお言葉をいただきます
別のツアーガイドの仕事をしていたので、お休みの日に通うという日々が何ヵ月か続きました(月2~3回だったと思います)

そして、このボランティアのお手伝い先に、トップス(愛馬)が居ました。

今思うと、この初心者が集まって世話をしているということが、トップスの”噛む・立つ・蹴る”という行動に繋がっていたと思います。
馬は世話をする人がどう接しているかで、行動がかなり変わります。
また、馬も人を見分けているので、人によって行動を変えます。

そんなことは、まったく理解していなかった、馬に関わりだしたころの自分。
”その馬(トップス)、蹴るから気をつけて”の言葉に、近くに行こうとはせず、トップスと触れ合った記憶はありません。

がっつり馬と触れ合う期

馬を知っていくと、お手伝いとしての短い時間だけの馬との関わりに満足が出来なくなり、馬関係の仕事を探すようになります。
仕事とボランティアで、以下のようなことを経験します。

オーストラリア

  • 観光乗馬ガイド

  • ファームステイ

  • ジャンプ競技馬のお世話&お手伝い

  • 馬場馬術競技馬のお世話&お手伝い

日本

  • ふれあい牧場&乗馬クラブ(神奈川県)

  • プライベート牧場&預託牧場(兵庫県)

一つ一つの経験が濃いので、いずれ、個別に記事を書いていこうと思ってます。

馬への鍼を学ぶ期

オーストラリアの永住権は、オーストラリアに住んでいる期間が短いと失効になります。
何カ所かで馬と触れ合う仕事を経験し、どっぷりと馬の魅力にはまってしまっていた私は、将来のことを考えると言うよりは、目先のことで、オーストラリアの方が馬と関わる仕事はたくさんありそうと考え、永住権の失効前に戻ることを決めます。

日本では馬の整体師や鍼灸師、マッサージ師はあまり見かけませんが、オーストラリアには、たくさんの方がいろいろな器具を使い、馬に施術をしています。

資格を取ったら、仕事につながるのかもしれないと調べ、自分でも受講できそうな馬への鍼の大学を見つけます。
受講料は安くはありませんでしたが、コネができるかもしれないという思いと、知識を身につけることは自分の為になるかと、受講を決めました。

授業は基本的にはオンラインで学び、実技は年に何回かある講習で学びます。
早い方は2年間、私は3年かかり、資格(Diproma of Animal Acupuncture and Oriental Therapies)を取りました。

学科の内容は

  • 馬の骨格や筋肉

  • 馬の管理の仕方

  • 東洋医学の基礎知識

  • 馬への指圧

  • 馬への鍼・・・・等々

資格をとり、知識と友人が増えたことは、良かったけれど、資格を生かせていないのが現状です。

トップスを預けることになる牧場で働く期

鍼を学んでいる間に知り合った日本人の友人が、トップスを預けることになる、今も暮らしている牧場で働いていました。
彼女がビザの期限で日本に帰るというタイミングで仕事を紹介してもらい、お仕事を始めます。

働き出して十か月程経った時に、トップスを飼わないかというお話しをいただきます。
当然、悩みに悩みました。
飼おう!と思えた理由の一つは、この牧場で働いていたことです。
環境が良く、ここでだったら、飼える気がする・・・かも?
かも?な気持ちから、飼えると思う!に変わり、トップスを飼う!に変わりました。

現在・愛馬と触れ合う日々

2012年8月に、トップスは私の元にやってきました。
初めて会った時から、8年ほど経過していました。(間の7年ほどは、会っていません)

トップスはやんちゃで、色々な問題行動をしていましたが、一つづつしなくなり、現在は何一つしません。
どんな動物も、飼い方次第で変わっていくと思っています。
お互いが探り合って、関係を築いてきました。

現在のトップスの姿に、良い関係が築けてる・・・と、思っています。


いつも応援してくれて、ありがとう🍀 よろしければサポートもお願いします🐴✨ いただいたご支援は、トップスの生活費や、トップスママの活動費に使わせていただきます♥