クリスマスの夜に水と電気が止まった！！

トップス＆ママが住む近郊、クリスマス12月25日の夜、9時頃からストームに襲われました。

ストームは当然、今までもあったのですが、25日は風と雷がとても激しく、牧場周辺、30000世帯が停電に。

また、風や雷で倒木が相次ぎ、家が崩壊した方も多数。

26日は、オーストラリアは祝日。ほとんどの会社がお休みです。
また、年末年始の休暇をとっている人も多く、復旧が遅れるだろうと、みんな予想していましたが・・・

28日の現在も、牧場は電気がありません。また、近くに住むスタッフの家も。
牧場は水もでません。牧場に住むボスの家も。電気を使ってポンプでくみ上げるので、電気がないと、水もなくなってしまうのです。

牧場周辺は携帯電話のネットワークもとても不安定で、繋がらないときの方が大いです。

クリスマスを明け、普段ならパーティーが至る所で行われる時期なのに……
政府からの連絡で、非常時なので外出は控えるようにと、携帯にメールが届くほどの災害……

クリスマスはスタッフもみんなお休みとなるので、25日の夜は普段は厩舎で過ごす馬たちのほとんどが外で過ごしていました。
風よけのない放牧地もあるので、馬たちも不安な時を過ごしたと思います。
幸いなことに、放牧地の柵が壊れることもなく、馬たちにも怪我や傷はありませんでした。

馬たちの水は今のところ、雨水と、雨水を貯めたタンクの水を使い、しのいでいますが、もうそろそろ使い切りそうです。

バケツの水が汚れてくると、水を飲まない馬も出てきます。
（昨日27日の夕方の時点では1頭だけ。新しい綺麗な水を必要分だけ小さめのバケツに入れ、28日は対策）
トップスも、普段から水を飲む方ではないのですが、バケツの水の減り方がとても少ないので、心配しています。
（27日夕方に、水をもっと飲んで欲しくて、モラセス（糖蜜）を混ぜて与えたのですが、飲んでくれなくて……仕方なく、ヘンリー＆マチルダにあげました。飲みたくないのに、飲ませるのって、出来ないですよね(T-T)）

27日の最高気温は32度（体感温度は湿度もあったので34度）
今日の最高気温は35度です。

当然、馬たちをシャワーしてあげることもできません。
水も電気も（携帯電話も不安定で）使えないというのは、なんと不便なことか………

ボスたちは、発電機の手配か、大きなタンクの水を買うか、問い合わせをしているようです。
一日も早く、電気の復旧を祈るのみです。

私の家は、周りに学校が多いせいか、電気は数分止まっただけにとどまり、本当に幸運でした。
他のスタッフの方にも幸運だったねと言われます。
私の家から5キロも離れてないお家が木が倒れて壊されていたり、風で屋根が飛ばされていたりをニュースで見たので、被害に遭われた方には申し訳ないのですが、被害がなくて良かったと思ってしまいます。

いつ電気が復旧するのかわからない牧場。
（市区の発表では、31日までに電気はすべての家で復旧をと言っていました）
今日は仕事としてはお休みなのですが、もちろんトップスの様子を見に牧場に行ってきます。

↓↓家の壁が木で倒されています。

倒された木

↓↓片付けが始まっています

落ちた枝を集めて道の邪魔にならないように

↓↓家から近い公園

大きな木も倒れています

*****番外編*****
災害とは関係あるかないかは謎ですが（たまに起きる）、26日の朝の出来事として。

どういう状態？？な、マチルダを（*＾＾*）

ラグが首の付け根で破れ、胴部分（身体を覆っていた部分）が行方不明に(..;)
マチルダには怪我や傷はなかったので、ご安心を（*＾＾*）

↓↓こちらはストームくん

ストームも昼夜放牧の子。
こうやって、ラグは破れたり、傷んで、使えなくなるんですね(;ﾟロﾟ)