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無駄なものを買うことで得られる豊かさってあると思う。

「ムダ使いはやめなさい」

小さい頃、何度も言われて育ってきた私。

おかげさまで、

今でもそのクセ(教え)が
抜けなかったりする。

(お母さんありがとう)

最近、物価が高くなったりして、

何を見ても、

「月◯万円減らす節約術!」

とか

「ミニマリストの豊かな暮らし」

とか

「AIで◯万円稼ぐ裏ワザ!」

みたいな情報が飛び交っている。

そして、ついつい見てしまう。笑

それだけみんな、

お金の問題にシビアになっていると言うこと。


ただ・・・

ここまで「節約」とか「稼ぐ」って言葉を聞くと、

ちょっと息苦しくなることもないですか?


あと、
一回ミニマリストを経験した私から言うと、

財布のヒモがめっちゃ固くなって、

逆に疲れる。笑

(物が増える=悪という公式に洗脳される)


そんなある日、

専業主婦の友達とランチしたときのこと。


「私、恥ずかしいんだけどさ・・・

最近ガチャガチャにハマってて・・・」


とスマホの写真を見せてくれた。


どうやら彼女は、

ミニチュアのフード系のガチャガチャにハマっているらしい。

こうゆうの。(かわいい)

ちょっと照れながら、嬉しそうに話す彼女を見て、

「ああ、私が失ってたものがここにある・・・」

そんなことを感じた。笑


世間では、

「推し活」
なんていうのも流行っているけど、

正直そこまで自分には夢中になれるものがない。

趣味と言えるものも全然ない。
(すぐ飽きるし)


推し活を楽しんでいる人々を、

心のどこかで「羨ましい」と思いつつ、

自分がお金をかけたいと思うのは、

日々の食事やカフェ代くらいで、

消え物ばかり。


目の前の彼女のキャッキャ❤する姿を見て、

「こうゆう、一見ムダそうなものを楽しめるっていいな」

「てかむしろ、これこそ豊かな生き方ではないか?」

そんなことをふと思った。


そう言えば、

子供の頃(母の教えが染み付いていない頃)なんて、

小銭を握りしめながら、

「生活に必要か?」

「無駄じゃないか?」

なんて1ミリも考えてなかった。

とにかく、

「可愛い」とか「欲しい!」

っていう心のウキウキに
ただ素直だっただけ。


自分が楽しめればそれでよくて、

「いつか飽きるかも」

なんて考えることもなくて。

「童心」というか

「遊び心」のようなもの・・・。

そういうのを、

大人になる段階で、

どこかで抑えてしまったんだろうと思う。

そして、ふと思いました。

これって、コロナ禍のあれに似てる。

「不要不急の外出はNG」

っていうやつ。

あのとき、
音楽とか芸術って真っ先に切り捨てられがちだったけど、

そういうものにこそ、

生きる喜びがあったりするよね。

(もちろん人によるけどね)


昔、仕事がしんどくて、

毎日泣いてたときのこと。

こんな言葉が目に入ってきた。

あなたは

人生を楽しむために

生まれてきました

なぜか、

涙が止まらなかったことがある。

「私、全然できてない~~(涙)」

「ごめんよ、私~~(涙)」って。


そう、私たちの本質は、
もっと自由でいいんだと思う。

もっと楽しんでいいんだと思う。


私のように、

「自分が楽しむ」っていうのを

自分に許せていない人が多いのでは?

もちろん、

環境や社会やお金のせいかもしれないけど。


それでも、

自分次第でちょっとずつでも、

楽しみを増やすこともできるはず。


この記事を読んで、

「確かに」と共感してくれたら嬉しい。


普段、節約を頑張っている人も、

あえて、ちょっと無駄と思えるものに
お金をかけてみよう。

荒んだ心が、潤うのを感じると思う。

(あ、やっちゃった私!みたいな感覚がコツ)

あとは、

「こう思われたいから買う」

っていう他人軸は無しにして、

心がウキっとするもの。


余談ですが、

実は、私もミニチュアやシルバニアが好き。

(最近は箱の中に閉まっていたけれど)

だからこそ、

思わず彼女の話に食いついてしまった!!!


彼女と会った帰りに、さっそく散財・・・。笑

毎日パソコンの横において、お人形遊びを楽しんでいます❤




かわいいでしょ?


おわり。



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