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【INFJ×INFP夫婦】受け取るのが苦手な私と受け取るのが上手な夫

MBTI診断で、私はINFJ(提唱者)で夫はINFP(仲介者)です。

そんな夫婦の記事が意外と好評で、「共感した」とコメントをいただきうれしかったです。

この記事にも書きましたが、私はどちらかというと、いつも考え込む「ストイック仙人」のようなタイプで、一方の夫は「ゆるふわ天使」です。

そんなゆるふわ天使の夫が、このたび障害年金を受け取ることになりました。

そんな話を交えながら、「受け取ること」に対しての私なりの考察というか、感じたことを今回は書いていこうと思います。

約400万円を受け取ることが決まったINFP夫


夫はまだ30代前半ですが、3度、メンタルを病んで休職したことがあります。

今年精神の手帳を取得し、2級を持っています。

今もまだ働けていない状況なので、ダメ元で障害年金を申請することに。

初診のクリニックから書類を取り寄せたり、年金事務所に行ったり。

ゆるふわな夫が、珍しく一生懸命動いていました。(私はノータッチ)

それが今年の6月頃の話で、つい先日(9月付け)で、

あなたの障害年金(2級)の支給が決定しました

との通知が着たのです。

しかも、子供の加算がついて、厚生年金+国民年金で年間160万円もの額である。

次の診断書提出までの期間を合算すると、約400万円だ。

私は正直、「まじか・・・」と、嬉しいよりも複雑な気持ちが大きかった。

もちろん働けていないとはいえ、最近前向きになり始めていたし、日常生活は問題ない。

当の本人も、ちょっと驚いた様子だったけれど、「これでお金が減っていく心配から開放された~」と安心していた。

義理の家族と住んでいるので、お義父さんお義母さんにも報告。

お義母さんもちょっと複雑そうだったが、お義父さんにいたっては、

「貰える権利があるんやから堂々としていたらいい!」

「文句つけてくるようなやつがいても、気にするな」

と肯定的になってくれた。

(内心はショックだったかもしれないけど)

私はこの結果に、まだザワザワしている。

ちなみに、夫に「罪悪感とか後ろめたさみたいなものはある?」と聞いてみた。

すると、「まったくない」との答え。

その感覚が正直私には分からず、スゴっと驚いてしまった。

けれど、きっとこの有り難い結果を生んだのは、「夫の受け取る力」なのかなと思ったりした。

受け取るブロックがない夫は恵まれている

こういう話は、彼にとっては実は珍しくない。

なぜか、「ピンチ!」というときこそ、幸運を受け取るのが夫なのである。

(やっぱり天使?)

仕事に関して言えば、私は3回ほど「奇跡」を目の当たりにしたことがある。

なぜか仕事の紹介が舞い込む

メンタルを崩しやすい夫は会社勤めではなく、ウェブ制作などのフリーランスの道を志していたことがあった。

通信教育で勉強し、「よしこれから営業だ」という時。

何百件と営業をしなければいけない事実を知り、「やっぱりどこかで勤めたほうがよいのかも・・・」と行動に移せずにいた。

そんな時、夫の友人が起業家の知り合いを紹介してくれた。

その会社はスタートアップ起業だが、IT系で「ウェブ制作」も請け負っているという。

ウェブ制作の実践を積むためにも、かなり良い条件だと感じた。

実際に社長と話をさせてもらい、前職を辞めた理由も素直に伝えた。

人員不足だったこともあり、採用してもらえることになり、私も嬉しかった。

結果、ハードワークすぎて数ヶ月でメンタルを病んでしまった。

それでも、転職のために義理実家の近所に住むことになったので、今の同居生活への自然な流れができてよかったと思っている。

またなぜか仕事の依頼が舞い込む

これもまた夫の友人が、知り合いの飲食店のサイトを作ってくれないか?と持ちかけてきた。

夫がウェブ制作をかじっていると聞き、「安価で作ってもらえないか」との話だった。

ほとんど素人に近い夫だが、有り難い話で、10万円以上の報酬を貰えることに。

クライアントとのやりとりは大変そうだったし、実際「もうウェブ制作はいいや・・・」と漏らしていたが、きっとやりがいはあったと思う。

彼が作ったサイトがネット上にあると思うと、妻としても嬉しい。

またまたなぜか仕事の依頼が舞い込む

3回目は1番最近の話だ。

夫の体調も安定してきたし、そろそろ就活(障害者枠)をしはじめようか悩んでいる矢先のこと。

前の前に勤めていた会社から、急に電話が入った。

「今働いてる?人手不足だから単発でも手伝ってもらえない?」

という仕事のお誘いだった。

そこの会社では、夫はメンタルを病んでいなかったし、きっと性格的にも合っていたのだと思う。

実際、「あの会社でまた働けたら1番良さそうだな」と私自身も感じていた。

そんな時に、単発でもバイトしないか?と誘ってもらえたのは、本人も「ラッキーすぎる」と驚いていた。

外回りが多い仕事なので、少しずつ体を慣らして、いずれ契約社員にでもなれたらいいね、と話している。

受け取るのが苦手な私

一方で、私はどうも受け取るのが苦手なタイプ。

公務員時代は、給料やボーナスを受け取るのも嫌だった。笑

原資が「税金」っていうのが大きかったんだけど。

あとは、例えば、noteに好意的なコメントがついても、なぜか素直に喜べなかったり・・・。(でもコメント欲しい!という矛盾)

自分に自信がないからなのか、自己肯定感の問題なのか、人の好意のウラを考えてしまうのか、理由がよくわからない。

受け取り上手の彼を見ていると、まず「謙遜」しているところを見たことがない。

あとは、家にいても自発的に何か行動することも少ない。

(一方で、私は周りを気にして見て動きっぱなし。もっと動け!と苛つくこともある。笑)

彼には「なにもしなくても、俺には価値がある」みたいな、「DO<BE」の要素が強いように感じる。

それがもともとの性格なのか、育った環境なのかはわからないけど、結果なにかと恵まれている彼を見ていると、「良いなぁ~」と憧れる。

受け取り上手な夫を見て学ぶこと

私も、彼のようにふわふわ~っと生きられたら。

私も、彼のように、声をかけてくれる友達や人間関係があったら。

考えすぎ&ストイックな仙人の私は、そんな彼の要素をちょっとでも分けてもらいたいと思ったりする。

私は家族でバリ島に行くのが夢なんだけど、「障害年金もらってたら、旅行なんていけないよね。世間の目があるよね。」とか色々考えてしまう。

そういえば、私の母親も、常に与えてばかり。

動いてばかりのマグロのような人なので、似てしまったのかもしれない。

「与える・受け取る」

夫婦として、結果バランスが取れているのかもしれないけれど・・・

私もたまには受け取りたい!!笑

もしかしたら、私の「与えるスタンス」をもう少しゆるめれば、バランスが整うのだろうか。

だとしても、彼に甘えたり、行動を促すのって、なんか違う気がして。

彼は、自分の好きなことをやるのが上手だ。

好きなことややりたいことに忠実。

だから趣味も多いし、友達とも信頼関係が厚い。

そんなところから真似してみるのも良いかも。

「受け取るマインド」を少しでも自分の中に吸収していけたらいいな。

やりたいことを探したり、やろうとすると「おい、そんなことしてる場合か!」って頭の中の仙人が暴れ出す私。

彼のようにとはいかないけれど、自分に色々と許していきたいと思う。

もらえるものはもらう精神で

先日は、障害手帳のおかげで、家族3人で動物園にタダで入ってきた。

緑もいっぱいで気持ちよかったし、元気なサルやゾウ、キリンなども見れて、良い休日になった。

まだこういうのに抵抗感はある。

でもこうやって恩恵を少しずつ受けることに慣れていけば、私自身の受け取る気持ちも和らいでいくのかな。

そう思うと、彼が「障害あり」と認定されたことすらも、神様のシナリオ(私へのカリキュラム)なのかも・・・

と思ったりした今日でした🌷


長々とした文章を読んでくださりありがとうございます。


おしまい。



【余談】

今回の年金受給を受けて、「早めに病院に行っておくって、大事なんだな~」と改めてかんじました。(初診日とかが重要らしい

心の不調を感じたら、まずは受診した事実を作っておくこと。

組織で働いていて、休職の申請をするなら診断書が必要だし、どっちみち行く人が多いのかもしれないけど。

これが後々いろいろなことの判断材料になったりするようなので。

ただ、薬を出してばかりの病院だったり、先生との相性もあるでしょう。

心が疲れているときは病院選びも大変かもしれないですが、信頼出来る人や家族に相談したりしながら、情報を集めてみると良いのかもしれません。

実際、私の夫が通っているクリニックは義母が知り合いの精神科の看護婦さんに紹介してもらったところです。

体調を見ながら薬を調整してくださっているし、実際、夫も安定してきているので、有り難いです。



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