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おかえりモネ

ホルン奏者が手術の結果、ホルンが吹けなくなって6年が経ち、その時の研修医と再会する。その元ホルン奏者はボイラーの仕事をしていた。
その元ホルン奏者は言った。
ボイラーの仕事が面白いと。
子どもも音楽が好きで鍵盤ハーモニカやリコーダーを吹いては母親にうるさいと言われていた。
そのとき子どもがホルンを見つけ出す。
パパは吹けるんでしょ、吹いてみて。
との声に自然と手が伸びてホルンを吹く。
吹き終わった後、子どもから拍手喝采、スタンディングオベーションだったのが幸せだったと話す。
それを聞いた菅波先生は嬉しそうに微笑んだ。

『生きてさえいれば、見える景色がある。決して苦しいことや辛いことばかりではない。想像もつかない出来事が起こる。』
そう思った回だった。

「2021.9.25」

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