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応援団とジョン・レノン

「支援する人を支援する」一般社団法人 戦災復興支援センター
WDRAC(ワドラック)メンバーのTOPAです。

普段は音楽・ダンスで子どもたちに創造教育をしたり、
フォトカードPoints of You®などを使った、
コーチングやワークショップ・研修を提供して、
「夢みること」や「つくりだすこと」の力を
子どもから大人まで、みんなが発揮するのを
応援する仕事をしています。

クリスマスソングが流れる季節になりましたね。
本日12月8日はジョン・レノンの命日だそうです。
ジョン・レノンとオノ・ヨーコによる
『Happy Xmas (War Is Over)』は
ベトナム戦争への反戦メッセージが込められた歌。
後半ではこんな歌詞が出てきます。




Let's stop all the fight.
止めよう 全ての争いを

War is over!
If you want it.
争いは終わる
もし君が望むなら


さて、ウクライナ戦争、なかなか終わりが見えません。

戦争や紛争など、あまりにも大きすぎる
問題を目の前にした時、
”こんなちっぽけな自分には何もできない”と
立ちすくんでしまうことって、ありませんか?

僕はオランダに留学していたこともあり、
ウクライナ人の知り合いもいるため、
爆撃の様子や、避難した人々の映像を見て、
もどかしく感じていた今年の3月頃。

長尾彰さんの戦災復興支援センターWDRACを始めるという
Facebookでの呼びかけの投稿を見て、
無力感を感じていた僕も、
すぐに「参加したい」と連絡していました。

私たちの支援先はウクライナや周辺国で、
大きな組織には属さず、
個人で支援活動をする人たちです。

僕は現地から送られてくる英語のメッセージや動画を、
日本語に翻訳することを、他のメンバーと協力して、
できる範囲でやっています。

また10月には長野県佐久穂町で
チャリティコンサートにも出演。
11月には新宿でのイベントにもWDRACメンバー3人で
出演して演奏とトークで活動を紹介しました。

洋服とか食べ物は人の数だけ必要ですが、
音楽や今書いているようなメッセージは
一度に沢山の人に届けることができます。

通訳・翻訳をしたり、
音楽や祭で楽しく集まる場をつくったり、
応援してくれる人を増やすことが、
僕にできること。

***

仮に戦争が終わっても生活を立て直すための
"戦災復興支援"は続くので、
とても長いプロセスになると思います。

ぼくは面白いことを見つけたり、
新しいことを始めたりする方が得意で、
コツコツと続けるのはどちらかと言えば
苦手なタイプです。

それでも、仕事の合間で各自の得意を生かしながら、
活動しているワドラックの仲間たちがいるので、
これからも続けていけそう。

「You may say I'm a dreamer
But i'm not the only one
I hope someday you'll join us
And the world will be as one

夢見がちだって言うかもしれない
だけど僕はひとりじゃないんだ
いつかあなたも仲間になって
きっと世界はひとつになる

ーー「イマジン」(1971)より

フィールドを走り続ける
支援者(アンサングヒーロー)たちに
「ありがとう!気をつけて!」
「応援しているよ!またね!」とエールを送る。

僕らが「素敵な人達がここにいるよ!」って、
声援を送り続けていると、活動を知ってくれる人に、
(そう、これを読んでくれているあなたのような人に)
出会うことができる。そこから少しでも
支援してくれる人が増えたらいいな!

*****
・この投稿はWDRACのアドベントカレンダーに参加しています。
WDRACにかかわる人たちが、日々の活動で感じたことや、
支援先のアンサングヒーローたちへの想いを12月25日まで交代で綴ります。
https://adventar.org/calendars/7686

・明日12/9(金)から始まる、ルーマニアを拠点に活動する
パトリッチアを支援する募金キャンペーン(12月9日〜23日)に
良かったらご協力ください。
厳しい冬を乗り越えるために!|戦災復興支援センターWDRAC
https://wdrac.org/news/crowdfunding20221209/

・また周りのご友人に、私たちの活動を伝えていただけたら嬉しいです。


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