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資格依存という考え方を知る


会社を18社ほどつくり、ビジネスと投資のプロである尊敬している経営者は「資格はとるな」という。


理由としては、
・資格を取ると依存する
・国家資格も国に仕えてる
・誰かより優位に立とうとしているだけ
・誰かに人生を切り売りする人生になる

うーん、目からウロコ。


そんなわたしは手放すことで入るものがあることを知っているので、いろんな資格を捨ててきているのです。


今まで取得したのは中学では
・数検、英検、漢検3級

大学から社会人では
・運転免許
・国際旅行業務取扱管理者
・宅建
・FP3級
・国際中医薬膳師・国際中医薬膳調理師


あんまり覚えてないんだけど、こんなものかな?
正式名称は間違ってるかもですけれど、旅行と宅建の国家資格は更新をしなかったので手放してます。

どっちも今後の未来でやるイメージがつかなくて、わからないものに更新したくなかった。
周りからはすごい止められたけれど、人の話は聞かないタイプなので…笑


でも、でもですよ。
資格に執着はないと言っても、資格を取ろうとしてしまうのです。

FPのときはお金の勉強をするために目に見えるゴールがあるといいかなと取得。

薬膳に関しては、それを仕事に結果的にしてないのですが、振り返ってみればおそらく、優位性を取ろうとしてたのですよね。
資格を持っていたら信頼になるとか、他の薬膳アドバイザーとかよりも優位性があるとか。


勝手にね、思い込んでたんですよね。


そしてたまに、資格持ってるんだから活かさなきゃと思うこともあった。


周りを見渡してみると、看護師や保育士や税理士や弁護士や管理栄養士や、みーんなそれ以外の仕事になっている人は少ない。
その資格が使える場所で働き続けているか、その関連になる仕事なのか。


もちろんその仕事が好きな人もいると思う。
やりたいことの延長線上にその資格が必須の人もいるだろう。
でも資格がなくてもその仕事はするのだろうか?
お金が無限にあっても、その資格がないと自分のやりたいことはできないのだろうか?


他にもできることはたくさんあるのに可能性を狭めてしまっていないか?


そして資格を持ってるメリットって本当にこれからの世の中で活かされるのだろうか?


たとえば美容師の資格があったとて、資格持ってるから誰でもお願いしたいってなる人は少ないと思う。
お気に入りの人とか、自分と合う人とかたくさんいるじゃん。

私あんまり詳しくないからわからないけれど、美容師資格ないと髪って切っちゃダメ?
子どもの髪の毛切る人もいるよね?
ここで金銭的なやりとりがダメとかなら、お互いができることをし合うとか、ご飯やお菓子や別のもので交換するとか…

まあちょっと詳しくないのでひとつの考えとして聞いてほしいのだけれど、本当にやりたいことを実現するやり方って資格を取得するしかないのか?


ホリエモンこと堀江貴文さんはいろんな肩書を持っているけれど、彼はどれくらい資格を持っているのだろう?
きっとそんなにないんじゃないかな。

そこに時間やお金をかけるなんて、と考えるタイプな気がするから。


英会話の先生だって全員資格持ってるのか?多分ないんじゃない?
ある方が「優位」なのかもしれないけれど。


夢や目的や目標や考えるとき、第一前提に「資格を活かすためには」となっていないだろうか?

「活かさなきゃ」と思っていないだろうか?


その資格を使って「何をしたいか」が大事。
そしてそれってお金が無限にあったらすることなのか?
それでもやれるのなら天職なのだろう。

お金のためなのであれば、もしかしたらもっと出来ることはたくさんあるのかもしれない。


わたしはやりたい学びたいに忠実にいろんなことに手を出してきたのだけれど、全部の学びの経験が繋がって今がある。


同じ世界でずっと経験をしている人はその人にしかできないスキルはあると思うけれど、もっと活かせる強みがあるかもしれないのにそれが活かせない人生になっている可能性もあるよね。


日本人には依存症が多い。
なにかあれば親や子ども、パートナー、仕事、会社、友人、何か頼れると思っている。


ワーホリでもたくさん見てきた。
お金がなくても実家があるとか、リゾバで雇われるからとか、旦那さんが養ってくれるからとか。


誰かに雇われる仕事だって、2035年には今の仕事の半分がAIになる時代なら、いつまでも会社が雇ってくれる前提で考えるのは危ない。

助け合いは大事だと思うけれど、依存であることも然り。

わたしだって人のことは言えない。


いろんな依存というカタチがありながら、その中のひとつとして資格依存。


資格にも依存があるという考えをはじめて知ったので、今回考えたけれど、本当にそうだなあ。

そこに否定も肯定もないけれど、わたし自身はちゃんと今の依存に気づいて、そこから自立する行動をしていこう。



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