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どんなに本を読んでも習慣化できないわたしへ


  

「日々の大切な習慣」というお題に挑戦してみたが、そもそも私は「習慣」が苦手だ。

  
「習慣化」という言葉に憧れ、いろいろな本を読んできた。
よくある話だと、
・小さいことからコツコツ始める
・ifthenルールで何かをやったら習慣も一緒にやる
・1分でもやる
など、いろいろな方法を見てきた。

でも苦手なものは苦手なのだ。
1年続いてたストレッチだって、環境が変わればやらなくなる。


しいていうなら歯磨きはちゃんと寝る前にするし、化粧水や乳液などの保湿ケアは毎日する。

  
毎日何時に起きて何時に寝るだって環境が変われば変わるのだ。
環境を変えたがるわたしの性格からすると、難しい。

朝のラジオ体操だって2年くらい続いたのに、気づいたら今はやらなくなっている。

習慣には、とにかく苦手な「努力」が必要だ。

やりたい気持ちはもちろんある。でもその気持ちがポキポキ折られるほど私は「できない」をたくさん経験した。


この「日々の大切な習慣」を語れる人は「努力家」だと思う。
続けるにも努力が必要だ。


変わりたいと願う心と、変わらない行動。


歯磨きを毎日磨くように、毎日シャンプーをするように、当たり前になる。
と、よく言うけれど、ニュージーランドで過ごしてから、シャンプーは2日に1回になった。日本に帰国しても変わらない。

習慣なんて30年間毎日シャンプーしてても、こんなにも簡単に変わるのだ。


しかし、わたしはそんな続かない自分も気に入っている。
変わる人生や環境を選んでるからこそ、わたしは習慣が変わるのだ。

何十年も変わらない習慣を続けている人を尊敬する。
でもそうなれない私も肯定する。


学びに貪欲な今のわたし、現実逃避に本を貪り、罪悪感を消すかのようにアウトプットをするわたし、これがわたしの今の習慣。

料理だって毎日作ってたのに、今じゃ夫の実家でお姫様のように生活させてもらってる。
本当にありがたい。でもこれも永遠ではない。

わたしが目標を達成した後は、今までの感謝を込めてGiveしたいし、新しい環境に行きたい。


あのときの私は毎日寝る前にストレッチして、朝は筋トレして、本当にすごかったなあと、数年前の自分を考える。
noteのどこかに習慣チャレンジしてたはず。

でもあの時のわたしはもういないのだ。
やりたい気持ちはあるけれど優先順位が変わった。
環境も心境もなにもかもを変えたわたしを誇りに思う。

しかし、今目指すわたしの理想はこのままで叶えられるのか?
きっと遠回りになる。

だからこそ、習慣のチカラに頼って、最短距離をつくる。


将来、おばあちゃんになっても軽々登山できるくらい足腰を鍛えていたいし、子どもができた時に「体力があれば…」と言い訳したくないし、あのとき英語をもっと頑張っていれば、とか、お金をもっと勉強して運用しておけば、とか。

今努力することでその後悔がなくせるのなら、今が1番若いのだろう。


努力できないわたしに習慣なんて身につかない。
今のわたしが今のわたしを好きでも、未来のわたしは今のわたしを恨むかもしれない。

過去のわたしに今のわたしは誇りに思う。
未来のわたしにも同じように思ってもらいたい。

自己愛が強いからこそ、自分のために習慣を身につける努力をする。


毎日お風呂入ることだって、歯磨きすることだって、全部努力なのだよ。
そんな自分を誇りに思おう。わたしは思う。

サボっても誰にも怒られない大人なのに、サボらない。未来のために。


これぞ自己投資。
漫画を毎日読むわたしも大好き。
でも未来のわたしに読ませてあげても良いかもしれない。

今やりたい夢を叶えた後のわたしに譲ってあげようかな?


習慣が苦手な人って、今の自分が好きな人なんじゃないかなと思う。
変えたい変えたいと言いながら変えないのでしょう?

そんなに自分が大好きなら未来のための自分にもご褒美をあげたって良いね。
そう思えたらちょっとだけ、わたしは今やる気が出たよ。


未来のわたしは英語がペラペラで、海外の大学で学生や先生と意見交換を楽しくできて、同志とも言える友人がたくさんいて、夫と仲良く快適に海外に住んでいる。
日本も大好きだから2拠点になるかな。

ピラティスなんかも行ってるね。50歳になっても、30代後半に見えるような美肌と美ボディなんだよね。


そんなわたしに、今読みたい漫画やアニメを見せてあげるか。


ちょっとだけ頑張れ、今のわたし。



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