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補充と入れ替えと3月のサ旅

東京品川区は西小山にある銭湯、東京浴場内のフロナカ書店街に店をかまえておりますTOP5BOOKSでは、週1回を目安に棚の入れ替えや補充をしています。一度引っ込めた本をまた出したり、ただ前と後ろを入れ替えるだけの時もあります。

3月はお別れの季節だなと思って再び出した本の紹介です。

ノベライズ 花束みたいな恋をした/坂元 裕二(小説)
出会った頃の一つひとつのエピソードがキラキラしているからこそ、仕事に追われてパズドラしかする気がなくなり、アキ・カウリスマキの「希望のかなた」を見に行っても寝ていて、本屋に行っても自己啓発本を立ち読みする麦の変わりようにひたすら心が痛みます。

さよならガールフレンド/高野雀(コミック)
息の詰まるような狭い田舎から、外の世界に出ていくときの期待と不安と寂しさが最後のコマに消えていく様が見事だと思います。

あと新しく補充した本はこちら。

急がなくてもよいことを/ひうち棚(コミック)
友達と市民会館に映画を見にいった時のことを描いた「映画の思い出」。友達のお母さんが持たせてくれたパンとジュースに、300円で足りるかなあと聞いてしまう居心地の悪さが妙に生々しいです。

3月下旬の3連休。まだ各地ではまん延防止等重点措置中で遠出する雰囲気でもなく。本当はサウナ三都物語に出掛けたかったのですが、旅情も味わえてやや近場の静岡のサウナに行くことにしました。
静岡に行ったら行きたいのが「さわやか」。いつも行くのは比較的待ち時間が少ない静岡インター店。サウナからタクシーで乗り付けます。ハンバーグのソースがはねるのを防ぐマットにはさわやか他店舗の情報が載っており、映画「花束みたいな恋をした」のロケ地にもなった店舗も出てました。


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