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kintone 認定 カスタマイズスペシャリストへの道 - Episode 0 - 4 条件分岐/繰り返し処理をしてみよう

1. 前回まで

前回は、変数/データ型/データの演算方法を勉強しました。

変数とかデータ型などは、JavaScriptに限らず他のプログラミング言語でも、必ずと言って良いほど出てくる考え方なので、覚えておくと役に立つと思います。
※プログラミング言語によって微妙に書き方が異なるのが、紛らわしいです。

2. 本日のお話

本日勉強したのはコチラ!
"条件分岐/繰り返し処理をしてみよう"
です。

kintoneの標準機能でフォーム作成を行っていると、条件分岐も繰り返し処理も出てこないのですが、「条件分岐プラグイン」とか「くりかえしプラス」など、拡張機能では結構耳にする言葉ですね。
前回よりは簡単だと思います☆彡
全部で2つにまとめます。

  1. 条件分岐とは

  2. 繰り返し処理とは

3. 学んだこと

3-1. 条件分岐とは

「その時の状況によって、道が分かれているポイント」って感じです。

if (昨日は飲みに行った?) {
    // 飲みに行った場合
    if (今日は金曜日) {
        // 金曜日
        飲みに行く!
    } else {
        帰宅する!
    }
} else {
    // 昨日は飲みに行っていない場合
    飲みに行く!
} 

条件を書いて、それが該当したときと、該当しなかったときとで、次のアクションを分けることが出来るんですね。また条件は一つだけに限定しなくてもいいので、「○○で、なおかつ、××の場合」みたいな書き方もできるんですね。

kintoneの画面の場合であれば、その他の時だけ表示される文字列(1行)フィールドとかに使えそうですね。

「その他の場合」フィールドは、ラーメンと天津飯が選択されている場合は非表示にしたい!

基本形だけはしっかり記憶。
「if」「(条件式)」「{OKの時}」「else」「{NGの時}」

if (条件式) {
    OKの時
} else {
    NGの時
}

条件式は、比較演算子のほかに論理演算子ってのがあるよと。

○○、なおかつ、□□ →→→→→ ○○ && □□
○○、もしくは、□□ →→→→→ ○○ || □□
○○、でない      →→→→→ !○○

※条件分岐とは関係ないけど、event.errorプロパティに値設定して、returnすると保存処理がキャンセルされるのを知らなかった(恥

3-2. 繰り返し処理とは

同じようなことを繰り返し行いたい場合のプログラムの書き方。

「毎週土曜日の午前9時に燃えるゴミを出す。」

という予定を、毎回予定表に設定しなければならないのって面倒なので、
「予定を繰り返す」って設定したいですよね。そんな感じ。

for (初期化; 繰り返し条件; 繰り返す際の処理) {
  処理内容;
  // for文の先頭に戻る
}

前回までの変数の使い方が頭に入っていないとここ出来ないですね。

初期化では変数に値を設定。「let i = 1;」みたいな。

ちなみに変数にi を使うのは昔のプログラム言語の習わしから来ているんだとか。実際には「loop」でも「count」でも動きます。ですが変数にiを使うと「繰り返し処理に使っているな」と反射的に思ってしまうので、個人的には、別のことに変数iを使うのはやめて欲しいなー

そして、繰り返し処理では、悪魔呪文「無限ループ」というのがあると。

for (let i = 4; i > 3; i++){
    // ずっと変数 i が 3よりも大きいので、いつまでも繰り返し。
  console.log('iは' + i );
}

これが起きるとWebブラウザが動かなくなります。
また繰り返し処理の中で、APIを使っていると大変なことになりますね。

無限ループ気を付けて!

4. まとめ、感想

効率的で見やすいプログラムを書くためには欠かせない重要な処理だと思います。

でも、これからたくさんの場面で使っていくことになるので、
「習うより慣れろ!」で大丈夫だと思いました。(きっと

5. 次回予定

次回は「配列/オブジェクトを操作してみよう」をやってみます。

"オブジェクト"ってなんやねん!と言いたくなるところを、
いかに噛み砕いて理解できるかがポイントになりそう…
おっきな壁が待ってます!


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