kintoneの一覧表示形式「カレンダー」に制限値ってあるの?
※この記事は、きったんさんのアドベントカレンダーとリンクしてます。
みなさん。今日もkintoneアプリ作ってますかー?
私は毎日一度はアプリ更新してるぐらいkintone漬けの毎日…。
でもこれを読んで頂けるということは、同じように過ごしておられるのかもしれないですねー。
でもkintoneアプリの一覧表示形式「カレンダー形式」に限っては、あまり使っていない方が多いのではないでしょうか?
私自身もプライベートで1アプリ使っているだけで、業務運用しているアプリはありません。
だれでも一度は触ってみた事があるけれど本番ではあまり使わない「カレンダー形式」。今回いろいろと調べてみたので、この記事でシェアします。
「え!そんなスペックなの?」って事が1つぐらいはお届けできるかな…
今回は、サンプルアプリ「イベント・フェアカレンダー」を題材に調べてみました。どうぞお楽しみください。
その1:カレンダーは「表示形式」のひとつ
カレンダー形式はあくまで「表示形式」のひとつ。
kintoneに保存される情報のルールは通常の一覧形式と変わりません。
レコードもたくさん登録でき、ある日の予定を1000個登録することも可能。
でもカレンダー形式として表示するルールがいくつかあります。
以降でご紹介します。
その2:1日に表示できるのは3件まで
ある日の予定を1000個登録することも可能ですがブラウザ画面でパッとみえる予定は3つまでです。
4つ以上になると、先頭2つが表示されたあと「その他 ○○件」と表示されます。残りの2つはマウスを乗せることでツールチップ表示されます。
その3:表示文字数は10文字ぐらい
カレンダーは日曜始まりで各曜日の列幅は均等になってます。表計算ソフトみたいに列幅を変更することは出来ません。なので表示文字数は少なめ。
レイアウトが崩れないところまでブラウザ画面を小さくした場合は、5文字ぐらいまで表示できます。詳細はツールチップで確認しましょう。
その4:画面に読み込めるのは500件まで
試しに、12月15日に500件の予定を入れたら、エラーメッセージが表示されました。
ツールチップで確認してみると途中までしか見えません。
ここで注意したいのは「アプリにはちゃんと500件以上のデータが入っている…」ということ。さっきのエラーメッセージは「表示できない」ということを伝えているのでした。試しに表示形式を「表形式」にするとちゃんと残りの9件も登録されていました。
その5:画面ではカレンダーの先頭の日曜日から500件を表示
kintoneのヘルプでは以下のように書かれていました。
月初からではないので注意が必要です。例えば2024年の2月で考えてみると2月1日は木曜日。この場合はその週の日曜日である1月28日の予定から数えて500件までとなります。
では表示を2024年の2月から3月に変えてみるとどうでしょう。先ほどは表示されなかった3月1日と2日の予定がちゃんと表示されます。3月の表示件数が500件以下なら、エラーメッセージも表示されません。
その6:モバイルとブラウザは別モノ
実はここまでの話は全て「Webブラウザ画面」のお話。
カレンダー形式はkintoneモバイルアプリにも対応しているのですが、画面構成は異なっています。
表示する年月を指定するところまではブラウザ画面と同じです。
モバイル版の場合は、次に日付を指定することになります。いきなり詳細画面を見ることは出来ませんでした。
日付を選ぶとその日の予定が一覧表示されます。
そこから予定を選ぶことで詳細画面を見る事が出来ました。
なお、モバイル版でも500件までしか表示できないルールは一緒です。
但し、エラーメッセージは表示されないので要注意ですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
簡単に使えるカレンダー形式だからこそ細かく見ていくといろんな違いがあることに気づきました。
個人的にはモバイル版のその日の予定リストが出てくれるのが良いなと感じました。
レコード詳細まで見なくても、ぱっと見で、今日の予定が確認出来るのがありがたいです。
読んでもらって「私はこんなこと知ってるよ!」って思った方がいらっしゃたら、ぜひぜひ教えてください。
この記事を公開するのは12月20日。
いよいよ、今年も10日ほどになってきましたね。
どうぞ良いお年をお迎えください。
お読みいただきありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします☆彡
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